「小泉政権になってから格差が広がった」と最近になって騒がれている。 本当にそうなのだろうか。 それから「格差は良くない!」みたいな論調が幅を利かせているが、果たしてそれは正しいのか。
格差はあって当然だと私は思う。 そもそも人間の能力や性質なんて、一人一人によって違うのだ。 格差の無い社会を!などと言っているのは、共産主義者ぐらいだろう。 そして共産主義なんて、今や世界の至る所で崩壊している。 一方では「ホリエモンは拝金主義が生み出した社会の歪み」などと言っておいて、もう一方では格差を無くせと叫ぶ人々は、自分こそが拝金主義者だと判っていないのだ。 本当にお金が全てではないと思っていたら、他人と自分の収入を比較して落ち込んだり怒ったりする事はないし、そもそも他人の収入に関心など持たないだろう。 矛盾している。
その点、うちの主人は全くあっけらかんとしている。 「今日、職場で、役職が1番偉くなってから退職した場合、退職金が普通のと300万違うらしいって皆が話してた」 と言うので、 「それで、幾ら位貰えるの?」 と訊くと、 「さあ? 元々幾らなのかも知らないや」 と首を傾げるので拍子抜けしてしまった。 この人はホントに……。 ここまで来ると、もう一寸関心持って下さいよと言いたくなるが。
「カスペ!ホストの花道歌舞伎町大戦争SP!!」を見た。 よくわからんが、2つの店で期間を決めて売り上げを競うというイベントだったらしい。
何かねえ……こういうのを見ると、とても不快になる。 お酒が勿体無いよ! 高いお酒が、味わわれる事無く、湯水のごとく消費されるのは、酒飲みとして見ていて腹が立つ。 商売のためと言うけれど、こんな商売は間違っとる。 ホステスとホストの違い、それは客に飲ませるか、自分で飲むか。 浴びるように酒を飲み、体を壊すホストもいるらしい。 馬鹿じゃねえの? そこまでして続けるほどの仕事か? 命を削ってまで金が欲しいのか?
全編通して見た訳ではないのだが、中でも1番印象に残ったホストがいた。 彼の弟か妹(番組ではどっちか判らなかった)は知的障害者である。 その弟妹のためにお金を作らなければならず、彼は酒を飲み続ける。 ところが彼の内臓はボロボロで、遂にドクター・ストップがかかる。 彼はある日、知的障害者の作業所に向かう。 そこで障害者達と触れ合い、決意を新たにし、母親に手紙を書いた。 「自分のやるべき事が判りました。もう迷いません」 そして彼は今日も酒を飲む。 弟妹のために、親のために……。
違うだろ! 感動仕立てにしちゃ駄目だろうが、フジテレビよ。 店としては、使い物にならないホストならとっとと馘にするだろうが、なまじ成績のいいホストなだけに、手放したくないのは解る。 でもこいつのために、他の仕事に就かせてやれよ。 この子の親もおかしい。 母親なら止めろよ、障害のある子供のために障害の無い子供まで犠牲にしてどうするんだ。 結局、本気でこのホストの事を思ってくれる人がいないのだろう。 それが彼の不幸だと思った。
最近、ホストを扱ったドキュメンタリーやドラマのせいで、ホストという職業に対する偏見が薄れて来たように思う。 しかし、警戒心まで薄れるのはいかがなものか。 若い子が、「あ、こういう職業もアリなんだー」などと、安易に思わない事を祈る。 もう無理だろうけれど……阪大生ホストとか逮捕されていたしな。 まともな親なら、子供をこんな職業に就かせちゃいけない。
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