子供の頃は、大晦日からお正月を迎えるというのは一大イベントだったのに、特に感慨が沸かなくなってしまったのはいつからだろう。 大人になって、夜更かしというものが当たり前の日々を送っているからなのか、それとも年末の大掃除や年賀状書きや御節料理作りなどの新年を迎えるための準備を怠ったからなのか。 言わせて貰うと、北国で年末に大掃除を行うのは、気候的にかなり厳しい。 寒過ぎて、窓を全開にしてはたきをかけようなんて気になれないのだ。 年賀状は一応書いて出したが、30日に慌てて2人で写真を撮り、年賀葉書に宛名と一緒に印刷して投函するだけ。 御節もスーパーで買えるし、随分楽になったものだ。 それに、お年玉を楽しみにする年齢ではないというのもあるかも知れない。
元旦は殆ど寝て過ごした。 一年の計がこれでいいのか? しかも、夕方から酷い頭痛に見舞われ、我慢して裁縫に取り掛かったら、裁断を失敗……。 やはり、具合の悪い時に裁縫はいけなかったか。 薬を飲んで少し横になったら1時間ほどで回復した。 我慢せずにさっさと服薬すべきであった。
夜のTVは「細木数子が緊急大予言アナタの将来を幸せにするスペシャル」。 しかし、テレビ朝日がホリプロのタレントを集めて細木に占わせただけという、何ともお粗末な番組であった。 話があっちこっちに飛んでいて、見難いったらありゃしない。 多分、収録の途中で細木が駄々を捏ねたか細木が怒り出したか細木がアタシゃ帰るよ!と言い出したかで、放送出来る部分を何とか繋ぎ合わせたのではないだろうか。 周囲も細木に対しては腫れ物に触るような対応で、仕事とはいえ、見ていて司会者が気の毒になった。 そういやあびる優が出ていたが、いいのかテレビ朝日。 細木の言うところの「情緒欠如性」(何故か「じょうちょけつにょせい」と読むらしい)というものが犯罪者の特性として挙げられていて、つまり犯罪者には他人を思いやったり物事の因果関係を考える事が出来ないという性質の事らしいのだが、その話が出た時に殆どの視聴者が「お前の事だよ!」とあびるに突っ込んだに違いない。 どうせ彼女は和田アキ子が連れて来たんだろうが、これでもう禊が済んだつもりなのか? 視聴者は、煩くて品の無い馬鹿タレが消えてくれたと思ってホッとしていたのにさ。 あびる優が消えたのは、恐らく美輪明宏の呪いである。 ある番組であびるが美輪について、存在自体があり得な〜いだったか、格好があり得な〜いだったかと言い放ち、それを聞いた美輪は怒りでプルプル震えていたという。 それで美輪についてる観音様か何かが怒って彼女に罰を下したのだろうな、と私は勝手に解釈していたのだが、もう許しちゃうの?観音様。 ああいうのは表から抹殺してくれないと、世の中良くならないと思うのだが。
| 2005年12月31日(土) |
Mr.ハンコックの不幸 |
大晦日だが、紅白歌合戦を見なかった。 何故なら、主人が「TVタックル超常SP200X年地球大崩壊!?ビートたけしの恐怖の大予言!!人類滅亡への驚愕のカウントダウン」を見ると言い出したからである。 そんなあ〜。 私は「今夜生でNo1を決定!!輝け!2005年・お笑いネタのグランプリ!!」を見たかったのにぃ。
お笑いを1時間だけ見た後、主人はいそいそとチャンネルを変えた。 私は超常現象は好きだがそれは霊現象だけで、UFOも宇宙人も信じていないので、この番組のどこが楽しいのか理解出来なかった。 しかし暫くすると、パネラー達が怒鳴り合い貶し合い、これぞTVタッコーな雰囲気に。 主人が言うには、元々のTVタックルはこういう番組だったらしい。 それがいつの頃からか、政治や経済が中心の番組になって、本来の超常現象系は年末の恒例行事になったのだそうな。 聞いた事も無いオカルト系の人々(流石に主人は誰がどんな人なのか知っていて、解説を加えてくれたが)がパネラー同士で喧嘩する番組だと思えば、それはそれで面白い。 ノストラダムス研究家が、大予言の「空から恐怖の大王が降って来る」を、「天井からアスベストが降って来る」と解釈したのには、流石に腹を抱えて笑ってしまった。 この人達、どこまで本気なんだろう……。
それにしても気の毒だったのは、特別ゲストのグラハム・ハンコック。 著書「神々の指紋」は余りにも有名だが、私はこういうレポート系の書物が苦手なので、実は読んでいない。(入院でもして書物に飢えれば読むかも知れないが) そんな世界的有名人がわざわざ来日したというのに、他人の怒鳴り合いを聞かされて、本人も「こんな低レベルな議論で私の言いたい事を言う時間を潰されるとは」と大層ご立腹の様子だった。 TVタックルがどういう番組か知らずに出てしまったんだろうな。 真面目な検証番組だと思って参加したのかも知れないが、実に気の毒であった。
というか、ダーリンに付き合ってこんな番組で2005年を締めてしまって良かったのだろうか……。
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