天上天下唯我独尊

2005年12月30日(金) TV年の瀬

何となく、「上田晋也の日本の宿題」を見た。
ゲストは鈴木宗男、世耕弘成、永田寿康、平沢勝栄、福島みずほ、舛添要一、山本一太。
くりぃむしちゅーの上田が国会議員達と、靖国問題や経済について討論するという番組だった。
意外だったのは、ムネオちゃん以外の全員が、耐震偽装マンションの住民達を税金で救済すべしと考えているという事。
ムネオちゃんの主張は、天災で家を失った人達には公的資金で援助していないのに、マンション住民達には援助するというのでは公平さを欠くというものであった。
言っている事が私と同じ……一寸ショック。
いや、その点については同意するぞ。
頑張れムネオちゃん!

靖国問題については、上田はどうやら公的参拝反対派らしい。
私はそんなのどうだっていいじゃねえかと思うんだが。
でも、他国がどうこう言うのは内政干渉だと思うぞ。
それから、分祀というのは神道的にあり得ないんじゃ?
既にカミサマとして全員一緒に祀っちゃったんだから、それを後から分けるってのはおかしいでしょ、宗教的に。
つまり、ここまでこじれちゃったのは、A級戦犯の遺族達と金に目が眩んだ靖国神社が悪いのだ。
あと、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」とかいうのがあるが、ありゃ金魚の糞みたいでみっともないな。
自分の信条で参拝するなら、他人など関係ない。
1人で参拝すれば良いのだ。

夜は、「江原啓之スペシャル・天国からの手紙」を見た。
このシリーズ、好きなのだ。
我が家の霊能者(=主人)はこの人を下師と並ぶ本物だと言っている。
しかし今回は重かった……犯罪被害者の遺族が登場したのだ。
盗みに入って火を放ち、2人を死亡させたにも拘らず、犯人は無期懲役で刑に服している。
しかも再犯なのだ。
こんな奴が生きていて、神を信じていた善良なクリスチャンが苦しんで酷い死に方をするなんて、世の中の不条理を感じた。
それでも尚、死んだ彼女は犯人を恨まず、「罪を憎んで人を憎まず」の心境らしい。
信仰というのはそういうものなのか。
「理解出来ない。私なら犯人に取り憑いて、呪い殺してやりたいね」
と私が呟くと、主人に
「まあシオンはそうかもな」
と言われた。



2005年12月29日(木) 超能力家族

ダーリンの実家方面へ行く電車が来るまでに時間があったので、駅でたこ焼きを食べた。
ここのたこ焼きは本当に美味しい。
一口食べたその時、私はある事を思い出した。
「!」
たこ焼きを口に入れたまま固まった私を見て、ダーリンが一言。
「『チャングムの誓い』の録画予約、忘れたんだろ」
「ど、どうして判ったの!? 私、一言も口を利いていないのに!」(たこ焼きで口が埋まっていたから)
「何でだろ?? でもすぐに判ったよ」
ダーリンの実家にはBSが無いので、向こうに行ってしまうと観られない。
総集編は最終回まであと3話を残すところとなっていたので、録画予約して行かなきゃと思っていたのだ。前日までは。
勿論、当日になると出掛ける支度でバタバタして、そんな事はすっかり忘れていた訳だが。
仕方が無いので、録画は自分の実家に電話して頼んだ。

そしてダーリンの実家で1泊して、遅い朝食の後、皆で炬燵を囲んでいた時の事。
TVでは、「運命の選択!人生勝ち組の法則」という番組をやっていた。
勝ち組・負け組という言い方は嫌いだとダーリンは言う。
勿論その言い分は解るし、人生の勝ち負けはお金では量れない。
因みに私が考える「人生の勝敗」は、死ぬ時に自分の人生が幸せだったと感じられるかどうかである。
そして幸せの価値基準は個人に委ねられ、それは裕福度には必ずしも比例しない。
しかしこの番組では、完全に「お金」を中心とする価値観での、勝ち負けについて検証していた。
つまり老後にどれだけうまくやれるかという話であり、公的年金や公的扶助をどれだけがめつく使う事が出来るかに終始するという、現在税金や年金を納めている世代からすると、非常に不快極まる番組であった。
中でも最悪だったのは、退職してから生活物資の安い海外に移住する老夫婦達。
尤も彼等は日本でもそれなりの仕事に就いていた、決して低収入ではない人々であるので、低所得者達が羨ましく思っても、それを真似るのは容易ではないと思われる。
しかし日本で稼いで日本の年金を受け取っておいて、それを外国に落とすとは何事か。
「結局こういう人達は、退職して年金生活に入っても、それまでの生活レベルを落とす事が出来ないんだろうなあ。退職金だってあるんだし、月に22万円でも、夫婦2人なら贅沢さえしなきゃ充分暮らせるでしょ」
と半ば呆れるダーリン親子。
そうよねえ、と私が相槌を打つと、TVでは金利の話しに入っていた。
外国では、年利4〜5%なんだとか。
早速ダーリンが暗算していた。
「年4%としても、1年預ければ100万円で4万円、1000万円で40万円……一寸厳しいな。1億あれば400万だから充分か」
「ねえ! それなら」
と閃いた私が言い掛けたところで、ダーリンがすぐさま遮った。
「ハイハイ解ったから。宝籤で3億当てようってんでしょ」
「どっ、どうして解ったの!? 私最後まで言ってないのに。また超能力!?」
私が驚くと、ダーリンは溜め息を吐いた。
「イヤ、今のは皆判ったから」
ダーリンの両親もこちらを見て苦笑いしている……判ったのか?
もしかして、超能力者の家系かー!?


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