天上天下唯我独尊

2005年12月10日(土) 牛蒡の梅漬け

実家はいいねえ。
母の料理は美味しいし、炬燵はあるし。
これで鼻炎の症状さえ出なければ。

マスクをして、家捜しをしてみた。
納戸は寒いが、週末帰って来た妹を従えて、片っ端から抽斗を開ける。
そして、目ぼしい着物を何枚か引っ張り出した。
それらを暖かい居間に持ち込んだ。
広げてみて吃驚、殆どがシミだらけ……何なのこれは。
母に言わせると、
「あの納戸、湿気が酷いのよ。だから黴が生えちゃってねえ」
なんだそうで……それだけの問題ではないような気がするのだが。
何たって、妹と抽斗を開けた時に気付いたのだが、一緒に入っていた除湿剤が悉く、「こちらの面を下にして下さい」が上を向いていたのである……つまり、正しく使われていなかったと言う事だ。
しかも着物の様子を見ると、何年も放置されていたに違いない。
年に1度は風を通さなきゃいけないんじゃ?着物って。
そう思いながらも、取り敢えず合わせてみる。
着物は親子3代着られると言うが、我が家の場合は当て嵌まらないようだ。
だって、どれもこれも短いのだ。
身丈は勿論の事、特に裄(袖幅)が足りない。
直しに出すと高くつくが、このままでは着物も可哀相なので、私が着られそうな柄は持ち帰る事にする。
来る時、土産物のワインは鞄の3分の1程度を占めていたが、帰りは着物で2分の1程が塞がったのだった……。

ところで、今回見付けた新たなお気に入りはこちら。



知人の栃木土産で、牛蒡の梅漬けなんだとか。
大層気に入ったのでネットで取り寄せだー!と意気込んだのだが、残念な事に袋はとうに、中身を瓶に移し替えた時点で捨ててしまったという。
一応その知人に聞いてみてくれるとは言うが……頼むよ母上。
正直、余り期待していない。
以前にも、主人が気に入ったやはり貰い物の漬け物を、どこの店か父がなかなか聞いてくれないうちに、それをくれた伯父はこの世を去ってしまったという事があるからだ。
どなたかこの日記をご覧になって、牛蒡の梅漬けに心当たりがあったら、是非是非教えて頂きたい。
梅漬け大好きだー! 食べ過ぎると夜中に喉が渇いて仕方ないのだが。



2005年12月09日(金) お土産を置きに

久し振りの里帰り。
主人を置いて行くのは些か心配だが、今回の行き先は国内だし、いつでも電話出来るから、大丈夫だろう。
去年の沖縄出張で主人が使った、柄が伸びる車輪付き旅行鞄を、初めて使ってみた。
いいねコレ!
楽しいのでバス停までゴロゴロして行こうかと思ったが、外には雪が積もっていてゴロゴロ出来ず……仕方なく、駅まではタクシーで行く事になった。

実家へは、電車とバスを乗り継いで行く。
長いトンネルを抜けると、

吹雪だった……大丈夫か、バス!
4車線ある筈の高速道路が、対面通行になってるし。流石山の中。
暖房は入っている筈なのに、窓硝子越しに冷気が伝わって来る。
寒さで膀胱が収縮したが、バスのトイレには行きたくないので我慢。
膀胱は人間の体のうちで1番伸び縮みするって言うから、多少の事なら大丈夫さ!

バス停には母が車で迎えに来てくれていたが、乗って暫くすると私は後悔した。
怖いのだ、母の運転が。
私が運転を代われば良かった……以前はそんな事無かったのに、最近親の運転が怖い。
両親ももう年だし、免許を剥奪した方が良いのだろうが、本人達はそれでは生活に支障を来たすと言って全く取り合わない。
タクシー生活かバス生活に切り替えて欲しいのだが、遠方に嫁いでしまった娘としては、これ以上強く言う事が出来ない。
何かあってからでは遅いのだから、早く自主的に何とかして欲しい……。

無事に実家に辿り着くと、私はすぐさまトイレに駆け込んだ。
しかし、うちのトイレは……低い!
ここで暮らしているうちは気にならなかったが、便座がチビ仕様なのだ。
台所の流しも低くて、洗い物をすると腰を痛めそうだ。
というのも、家を建てた時の大工さんが背の低い人で、
「低過ぎませんか?」
と母が言ったものの、
「そんな事は無い。こんなもんだよ」
一蹴されてしまい、母もそれ以上は強く言えなかったのだと言う。
「そんな馬鹿な事あるか、こっちが金出して自分の住む家を建ててるってのに、何故そこで引っ込める!」
私はそれを聞いて酷く怒ったが、建ててしまった物は仕方ない。
賠償か建て直しを要求したら、と言ったものの、田舎者なのでそこまでしなくても良いと言う……私には理解出来ないがな。
そうこうしているうちに時効は成立して現在に至る。
そろそろあちこちにガタが来ているし、今流行のリフォームでもする?という話もちらほら出ているが、実現に向けての動きは全く無いので、多分暫くこのままなのだろう。
私としては、里帰りの度に苦しむこの家を何とかして欲しいと思うのだが……何なんだろうね、この鼻炎の原因は。
今になると、私のアトピーの原因もこの家にあったのではと疑ってしまう。
しかし主人と私だけなのだ、この家に来ると体調を崩すのは。
もしかして霊障……いや、それは無いな。
主人の霊感アンテナは、ここでは別に反応しないから。


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