昨日の朝はいつもと違った。 いつもなら目覚まし時計を止めた後、再び布団に潜り込むのだが、私は聞いたのだ。 目覚ましが鳴る直前に、4桁の数字を。
これはもしや、天の声では!? 忘れたらきっと後悔する。 普段の私からは想像出来ない素早さで起き上がると、私は居間へ向かった。 そして起きた時から頭の中で繰り返していた数字を書き留めた。 完璧。
昼、買い物に出掛けた序でに、私は宝籤売り場に寄った。 ナンバーズなんて、殆ど買った事が無い。 ロト6の方が当籤金額が高いんだもの。その分確率も低いけれど。 あああ、「ロト6」で思い出してしまった……。
主人には霊能力がある(と私は思っている)。 結婚したばかりの頃、私は目を輝かせ、 「この中から6枚選んで!」 と1から43までの数字を振った43枚のカードを彼に渡したのだった。 私としては彼の特殊能力を遺憾無く発揮して貰って、2人の生活をより潤いのあるものにしたかっただけなのだが、彼は私の期待に反して、 「ハァ?」 というような顔をして、私を落胆させた。 後で聞いたところによると、「この人は一体僕に何を期待しているのだろう……」と思ったらしい。 それでも、困ったような顔をしながらもカードを選び取ってくれたのは、彼の優しさだろう。
結局当たらなかったけれどね。
しかし今回、神は私に降りたのだ。 生活を共にするうちに、私にも特殊能力が宿ったのか!? わくわくしながら籤を買い、ほくほく顔で帰路に着いた。
そして今朝、ネットで当籤番号を調べてみた。 ……おかしいな。 掠ってさえいないんですけど!? 私の見た夢は、一体何だったのだろう……。 200円返せー!
最近、日本語の特集番組が多いような気がする。 特に番組改編のこの時期、特別番組が。
私は国語が得意教科で、特に漢字が好きだった。 (因みに同じ国語でも、古文はさっぱり……。漢字なら意味を推測出来るが、平仮名じゃあ覚えないと意味が通じない。つまり、日頃の勉強をしていなかったという事である) だから、この手の番組は好きである。 但し「ジャポニカ・ロゴス」は駄目だ。 あれに出て来る金田一秀穂先生は、血統は素晴らしいものの、国語学者としてどうなんだろうと疑問に思ってしまう。 言葉は時代と共に変遷して来た。 しかし情報化が進んだ現代においては、その速度が益々加速してしまう虞がある。 つまり厳密に正しい遣い方をしないと、誤った遣い方が蔓延り、それがいずれ「正しい日本語」として定着してしまう。 国語学者としては、新しい言葉が生まれ古い言葉が廃れた方が、研究対象が広がるため、飯の種に事欠かないだろう。 しかしそれでは真に国民の教育のために良くないと私は思うのだ。
最近は、「発疹」を「はっしん」、「重複」を「じゅうふく」、「早急」を「そうきゅう」と読む人が多い。 特にタレントやレポーターによく見られ、彼等は慣用句の遣い方もおかしい。 まともな教育を受けなかったのだろうか。 やはり一定の国語力をクリアしない者は、TVに出してはいけない。 そういう思いを強くしていたので、この手の国語番組は大歓迎だ。 そして妻に付き合わされ、裏番組を見られない夫がここに1人……ごめんよダーリン。
私の成績は9割。 出演タレントと比べて上位には入っていたが、なかなか満点は取れない。むぅ。 トップを飾った某女性医師は、 「やっぱり私は頭がいい!」 と言っていたが、それは違う。 日本人なのだから、出来て当たり前なのだ。 出来なかった人々は、出来た者を賞賛するのではなく、自分が母国語を知らなかった事を恥じるべきだろう。
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