日々是迷々之記
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2005年09月16日(金) |
音楽は思い出とともに |
これは別に今日の出来事でもないのだが、楽しい体験なので書き留めておこうと思った。(日記ちゃうやん、というつっこみはナシで。)
iTunes Music Storeで音楽をダウンロード購入したのである。これがまた拍子抜けするほど簡単でびっくりした。クレジットカード決済にすると際限なく買ってしまいそうなのでソフマップに行き、iTunes Music Cardというプリペイドカードを買ってきた。
まず、全部試聴できるのが楽しい。30秒だけだが、「ああ、あの曲はこれだったか。」と確かめるには十分だ。まずDef Techの「My Way」をダウンロード。テレビCMでかかっていて気になっていたのだ。
調子に乗って検索しまくる。全てのレコード会社が参加しているわけではないので、欲しいな、と思うアーティストが必ずしも見つかるわけではないのが残念。10月あたりからキングレコードが参加するらしいのでアニソンと演歌が充実するのが楽しみだ。「残酷な天使のテーゼ」が欲しいんである。
次にダウンロードしたのがサディスティックミカバンドの「Boys & Girls」。ボーカルに桐島かれんさんを迎えてイベント的に再結成したときの曲だ。やっぱええなーと当時の思い出が蘇る。
その次は鈴木康博の「愛をよろしく」。「金曜日の妻たちへ」ドラマシリーズの第2作かなんかの「もういちど結婚」のテーマソングだ。藤竜也と三田佳子が出ていたが、印象に残っているのはその夫婦が飼っているビーグル犬であった。うーん、懐かしい。
そしてどんどん古い物へと進む。次にダウンロードしたのは世良公則&ツイストの「銃爪」。「愛想づかしの言葉が だめなあんたにゃ似合いさと いつもお前は笑うのさ。」で始まる。確かこのときは小学2年生で当時住んでいた東京の武蔵小金井駅で遠足か何かの時に友達と熱唱していた記憶がある。当時、西城秀樹が人気だったが、私は世良公則の方が好きだった。
こんな曲の集め方ができるのはiTunes Music Storeならではである。時代もジャンルもクロスオーバーして思いつきでその曲を手に入れることができる。
iTunes Music Cardのパッケージに、「iPodの新しい体験がここからはじまる。」とあるがまさしくその通り。私のiPodShuffleの中はカオス状態になっていて、テレサ・テンのあとにLinkin Park。その後にバビル2世の歌、Def Tech、世良公則&ツイスト、aiko、大上留利子などその場の気分に合っているんだか、合っていないんだか、めちゃくちゃな順番で再生されるのである。
カードは後1850円残っている。次は何を買おうかなぁ。
2005年09月15日(木) |
日本における英語の使い方 |
夕方、買い物に行こうとマンションの敷地内を歩いていた。するとチリンチリンと自転車のベルの音が背後から聞こえた。わたしはさっと横に寄ると、小学生女児が自転車ですり抜けて行った。
私はその後ろ姿を見て、むっとしてしまった。水色のTシャツの背中に白い丸文字で「FUCK YOU!」と書かれているのである。ケンカ売っとんか、ゴルァ!と思ったがここは日本である。なんの意図もないのだろう。
こんなふざけたシャツを作った会社もバカだが、買い与える親も親である。文字には何らかのメッセージがある。外国語で意味が分からないのなら、そんなもの買わなければいいのではないか。
あの子があのTシャツを着て英語圏の国に行ったらおもろいやろなあ、などと思ってしまう私はいじわるなんだろうか。
今日は先日オファーがあった仕事の面接。英語、日本語での自己紹介。翻訳のテストなどがあり、終わる頃にはへとへとだった。ついでに足が痛い。フォーマルな革靴を履くのは3ヶ月ぶりで、右足の小指に水ぶくれができている。とほほほほ。
が、ここで家に帰るわけにはいかない。今日は街へ出てきたついでで婦人科に行く決心である。以前からたまに生理日以外の出血があり、今月はとくにひどい。痛みも頭がぼーっとするほどだ。病院に行かねば、と思いつつ死にはしないだろうということで放っておいたものだ。結局診察をして、検査。薬をもらい、次は2週間後とのこと。
足もおなかも痛い…などと思いながら家に着いたらもう8時前だった。こういうとき、一人ならそこらへんの物を食べて寝てしまうがそうはいかない。主婦に休みはないのだ。サンダルとジーンズに履き替えてスーパーへ。
今日の夕食は豚玉とカンパチのカマの塩焼き。あと野菜類など。相変わらず飲み屋みたいな食事だ。いつものようにスーパーでは幼児が傍若無人な振る舞いをしている。今日はカップ入りのもずくを持って、「ママ、これ欲しい〜!!」とおたけびをあげている男児がいた。妹とおぼしき女の子も同じようにもずくをふりまわし、「私も〜!!」とか言っている。親って大変だよな。
テレビを見ながら夕食をとる。ニートの人たちが話題に上がっていたが、そうなるのもしょうがないなと思った。正社員より外注、バイト、派遣の方が手取りが多いこともよくあるし、正社員はうらやましくない。残業もつけられずに、休みの日は接待ゴルフに会社のサークル活動。そこまでやって社畜かよ、と思うような人たちを見てきた。でも、60歳までバイトで食いつなぐのは多分無理だと思うのも事実。夢とか自由とかやりがいとか言わずに、安定とか安心とかの上にどっしり腰を下ろして死ぬまで生きろということかと感じる。
ニュースが終わるとだんなさんは寝てしまい、私は一人で洗濯物をたたむ。形状記憶パンツとかがあって、洗濯ばさみから外すとたたんだ形にひゅっと戻ればいいのにとか、10人家族だったら一日にパンツを10枚洗って干してたたむんだなぁなどと、どうでもいいことを考えていた。
かくして一日はどたどたと終わっていった。
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