日々是迷々之記
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2004年03月08日(月) 月曜日は厄年のにおい

気合いを入れて自転車で会社にゆき、家に帰ると来ているべき郵便物が届いていない。派遣会社に電話をした。離職票って請求しないと発行されないものでしたっけと、かなりイヤミを込めながら話をする。

私は最近ネットを調べていて、あることに気が付いたのだ。私はこの派遣会社にかなり騙されている。社会保険に入っており、辞めるときに厳密には次の仕事が決まっていなかったので、任意継続をしたい旨を告げると、「うちの会社はやっていない。」とのことだった。私はふーんと思い、次の派遣で入ればいいやと思いつつも、ココロの中で「ほんまかな?」と疑っていた。

ネットで調べると、だんだん嫌な予感がしてきた。区役所、社会保険事務所に尋ね、前の派遣会社で使っていた保険証の記号を伝えると、社会保険事務所の人は端末にその番号を入力し、「ああ、任意継続の手続きができる事業所ですね。はんこと離職票を持って、退職日から20日以内に来てくれればいいですよ。」とのことだった。

またも騙されたのである。

ということで、今日私はどつきまわしてやりたい気持ちを抑えつつ、派遣会社のボンクラに、「ところで、社会保険の任意継続ができないっておっしゃいましたけど、社会保険事務所でそんなことないって言われたんですよ。ほんとにまちがいないですかね?」と聞いてみた。すると声をうわずらせながら、担当が帰ってしまったので明日連絡しますと言った。

また、びびってるよ。こいつは。

明日電話がなかったら、どうしてやろうか?まず、派遣110番に話を通し、求人広告を載せていた雑誌に通告はするとして。それよりも、何で離職票をこっちから言うまで発行しなかったのかを質さなくては。

「まぁ、保険証返すとき、俺が同席するわ。どうせなめてかかってくるやろし。」とダンナさんは言った。鬼に金棒、金正日にテポドンだ。ええ年こいて人に頼るのもくやしいが、ガキの使いの派遣会社の営業ごときにバカにされるのはもっと悔しいので、ここは素直に頼ることにした。

考えがまとまり、こきこきと首ねっこを押そうとしたら、首筋にしこりができていた。右に3つ、左に2つ。よく調べると、左耳の後ろに2つある。やだなぁと思いつつ、ネットで調べると、なんかの雑菌でリンパ腺が腫れているようだ。こないだのたんこぶの流血のせいだろう。

女32歳の厄年は、誠意のない派遣会社とのバトルで始まり、自転車を担いで階段を転げ落ちたり、リンパ腺が腫れたり、いやはやいろいろと大変なんである。


2004年03月07日(日) 雪の降る町を

お昼頃から雪が降り始めた。今日こそは自転車を下に下ろさなきゃと思いつつやる気がでなかった。だらだらとパソコンをいじっていると、さっと雪が止んで青空になった。私はこのチャンスを逃さじ!とすばやく着替えて自転車を注意深くマンションの下に下ろして走り出した。

すると走り出して3分もしないうちに再び雪が降り始めた。渡し船に乗ると、灰色の海に白いボタ雪が吸い込まれていくのがよく見える。対岸に着くと、雪は勢いを増していた。

が、大阪の雪である。気温がさほど下がらないので、アスファルトに積もることはあまりない。服や帽子の上に落ちてもすぐ溶ける。目的地であるユニクロに着く頃には雨に降られたようにびしゃっと濡れてしまった。

ユニクロでカーディガンなどを物色していたら、私と同じくらいの年のおかぁさんが、「モナー、こっち来て!」と子供を呼んでいる。モナーって、あのモナーなんだろうかと思ったが、ごく普通の親子で、
     ∧_∧
    ( ´∀`) <オマエモナー
    (    )
    | | |
    (__)_)

などという気配はない。多分「萌奈」とかいう名前なんだろう。

家に帰ると寒かったせいかぐたっと疲れてしまった。夕食はシューマイに、カボチャ&高野豆腐の煮付け、春菊の白和えにした。シューマイは初挑戦で、ジューシーに出来たのはよかったが、味がちょっと薄かった。思ったより簡単だったのでこれはまた作ろうと思った。目標は551蓬莱、もしくは大阪福島の一芳亭なのだ。

明日は三日ぶりに会社に行かなくてはならない。あったかかったらいいなぁ。


2004年03月06日(土) 寝る子?は育つ

別に子じゃないんだけど、よく寝ればよく育つことを実感した。

金曜日に眠い目をこすりつつ、「探偵ナイトスクープ!」を見るために起きていた。すると、ニュースステーションは半ばで終わってしまいサッカー中継になった。私はテレビ欄をあまりチェックしない(新聞をとっていないのでめんどくさい)ので、よくこういうことになる。で、寝た。

2時すぎに袋の氷を取り替えようと起きあがり、メールチェックをしてまた寝た。すると起きたのは土曜日の12時45分だった。よく寝たなぁと思いつつ、ぽんかんのようにぶかぶかしているはずの後頭部に手をやるとぶかぶかは治っていて、正常なたんこぶに変わっていた。瞬きをしても後頭部の皮がひきつることもない。

もちろんたんこぶなので押せば痛いが、普通にしているぶんには大丈夫そうだ。人間の回復力というのはすごいもんだと感心した。

以前、交通事故で入院したときも寝てばかりいた。特に手術をした3日後くらいまでは食事の時に看護婦さんに起こされる以外はほとんど寝ていたと思う。体験的に、寝ることによって肉体の痛みはかなり軽減される、というかほとんど治る気がする。

一方、精神的な痛みに関しては何とも言えない。どうもこの年になると、肉体的な痛みより、精神的な痛みの方が堪えるようになってきて、その痛みは雲のようにどっかへ行ったと思ったら、どこからともなくどよーんと暗い色になって気持ちの中を覆い尽くすのだ。

誠意のない派遣会社とか、管理会社のイヌのような管理人とか、いろいろと問題のある人間はいるのだけれど、それをどうにもできない自分の力のなさが一番ダメな気がする。やっぱり引きこもっているのが一番楽だなぁと思うようになってきたのでますますダメダメである。

が、外は良い天気で日曜日なので今日は気を付けて自転車を下ろし、ふらふらと走ってみようと思う。(これでこけたらホントに逝ってヨシだなぁ。)


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