日々是迷々之記
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2004年01月30日(金) 自転車通勤でゴー

今日は自転車で会社に行こうと昨日から決めていた。

いつもより20分だけ早起きをして家を出る。バイクじゃないのでヘルメット、オーバーパンツ(ズボンの上に履くスキーパンツみたいなやつ)が要らないので身軽だ。自転車置き場に行くと施錠されたままで入れず、家まで戻って鍵を取りに行く(バイクのキーと駐輪場の鍵を一緒にしているのだ。)という無駄な時間はあったが、まぁ間に合うだろうと自転車を出した。

一つ目の渡し舟に乗るために渡船場へ行った。上流のほうを見るといつもバイクで走っている橋が渋滞しており、トラックや車は不機嫌そうにその場に留まっている。信号のつながりがキチガイじみているので、一度に5台くらいしか右折できないので朝はいつもこんなんなのだ。

一方渡船場は平和である。朝日の中で皆眠たそうに船を待っている。

程なくして対岸から船がやってきた。どわっと高校生の乗った自転車が降りてくる。乗り込むと少し波が高くて小さな渡し舟はぶわんぶわんと揺れながら500mほどの対岸に着いた。みんなが一気に大通りを目指して走ってゆく中で、私は裏道の方を行くことにした。大通りはムチャする車が多いので少しこわい。「青→全開、黄色→つっこめ」というバリバリ大阪ルールがまかり通っている。

裏道は平和なもんで私はのんびりとこいだ。ままちゃりなので気合を入れてこいでもさほどスピードは変わらない。20分ほどで次の渡船場に着いた。出航するとすぐに大きな砂利船がやってきて、波が高くなった。私はこけないように手すりに腕を回し、ひじでしっかりホールドした。右手は自転車を握る。

船頭さんは上手なもので、うまいこと砂利船が起こした波に向かって直角に操舵し、ごく普通のことのように波を超えた。うーん、すごい。

対岸では水鳥が水面でゆらゆら揺れながら朝日を浴びていた。なんだか平和なのだ。一方、いつも通っている大橋を見るとこれまた橋の真ん中当たりから渋滞している。

そこから会社までは5分ほどだ。会社に着くと7時59分で誰も来ていなかった。すぐに専務が来たが、おはようと言う前に「何で自転車なん?」と訊かれてしまった。うむむ。どう答えたらいいんだろう。渋滞がやだとかいろいろあるが、「気分転換です。わはは。」とわけのわからない答え方をしてしまった。

会社から2キロくらいの距離を車で20分ほどかけて通勤している人には、何だか理解できないんだろうなぁとちょっと思いつつ。


2004年01月27日(火) ストーブ・豚足・エビフライ

最近は家に帰るとすぐにストーブをつけることが多い。そしてヤカンに水を入れて乗せる。ベランダから朝干してまだ生乾きの洗濯物を取り込み、ストーブの上のほうにつるす。すぐにぱりっと乾くのだ。

晩ごはんもストーブに助けてもらう。やかんのお湯をおなべに移し、だしを取って味噌汁を作る。ストーブの上に魚焼き網を乗せて、厚揚げやししとうを炙る。朝炊いたゴハンと冷蔵庫にしまってあったカブの浅漬けで晩御飯だ。

結婚したころは、おかず3つ以上など真面目に作っていたが、最近はそうでもなくなってきた。だんなさんの方も一人暮らしになり、会社から帰って夕食の段取りをするダルさ、弁当のために使い回しを考えるめんどくささをわかったようで、手抜き使いまわし食事にあまり何も言わなくなった。(どころか、自分で圧力鍋や「きちんとさん」の保存容器を揃えたりしている。)

暖かい部屋で食べる冷たい浅漬はおいしいなぁと思いつつ、今頃だんなさんは何を食べているのだろうかと思った。

私はしゅんしゅんとストーブの上で沸いているお湯をグラスに取り、芋焼酎を注ぐと電話を取った。

「もしもし。あ、ごはん食べた?」
「食べたで。」
「何したん?」
「豚足や。」

なんでやねん。なぜに豚足。

「ゆでるだけやねんけどな、添付のからし酢味噌が合わんねん。なんかこっち(愛知県東部)の人はこうやって食べるらしいけど。俺には合わんわ。」

骨の髄まで関西人のだんなさんは、愛知県方面の食文化にかなり?なようだ。喫茶店にアントーストがあったと報告してくれたくらいだ。(トーストにマーガリンとあんこが乗っているらしい。)

「会社で聞いたところによると、すき焼きにエビフライ入れるって言うとったわ。」と言う。「それは絶対ネタやで。」と私は返しておいたが、ありえないとも言い切れないような気がする。愛知県方面の人は「話にオチをつける」ようなしゃべり方はしないように思うのだ。

とまぁ、IP電話の恩恵がなかったらただの無駄としか思えない会話を日々、繰り返しているのだった。


2004年01月26日(月) 何も無い日々のはずが、、、

ここ最近は何も起きず平穏で日記に書くべきこともない。(って平穏なのが普通か。)

となると、家に帰っても余力があるのでHPの更新でもしようかなと思い立った。今の形式に飽きてきたのでブログというものに挑戦してみようかなと思っていろいろ探してみたが、そのブログを置くサーバーにいろいろ必要なものがあって、それがうちで借りているレンタルサーバーにはないのがわかった。

うむむむ。と、とりあえず保留。今この日記を借りているエンピツを有料版に切り替えると検索やらなんやらできるようになり、ブログもどき?のようにはなるらしいのだが。

こんなふうにぼんやりしていたら、ごみためのようになった受信メールボックスから重要のフラグを立てたメールを発見。思わず血の気が引いた。

やることちゃんとあるじゃんか。(T_T)

せっかくの友人の厚意をむげにしそうになり冷や汗が出た。F様、どうもすみません。今晩やります。

どこが日記なんだか。


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