日々是迷々之記
目次


2003年12月14日(日) 人生血まみれ劇場

土曜日は久しぶりに飲み会だった。

かにしゃぶ、かに刺し、かにの天ぷら、造り盛り合わせ、それらの宴会メニューに加えてフォアグラ刺し、ワニの串焼き、芋焼酎に鏡月ウーロン、ウイスキーのソーダ割りをぐぶぐぶと4時間も飲んでしまった。

帰りは電車がなかったので歩いて帰る。歩き出してどうも無謀だなぁと思いつつも2時間かけて歩いた。あーしんど。

日曜日は10時ごろ起きたが、微妙にハラが痛かった。見覚えのある痛みだ。また来たかっていう感じだ。案の定、大腸から出血しているようだった。(セーリではないのだ。)覚えのある、と書いたのは、以前にも同じような症状で入院したこともあったから。

その時は今よりひどくて、尻から血の滝って感じだった。さすがにやばいと思って病院に行くと、内視鏡検査をされ、「アメーバー赤痢かも。」と言われて速効入院させられた。そして2日間絶食をさせられ、3日後に尻カメラで内視鏡検査をしたら何もなくなっていた。3日前は腸壁から血がしたたっていたのに。もちろん、アメーバー赤痢の菌もでなかった。

医者ははっきり言わなかったが、胃炎の仲間の腸炎(何だそりゃ?)なので、のんびり過ごしてくださいとのことだった。その後も何年かに一度、同じような症状が出た。

転職してろくでもないことがつづいたりすると、何故か腸が疲れてしまうようだった。それは今回も一緒。実は先週は社長の機嫌がめちゃくちゃ悪く、私は無視されるくらいだけど、経理のねぇさんが銀行に行く段取りがあるので、お昼からお客さんは来ますか?と尋ねただけで、「銀行でもなんでも行きたきゃ行け!お前なんぞに客が来るかどうか言う必要ないわ!」と怒鳴りつけたりしていた。何だかとても生きた心地がしない。

ただの老人性躁鬱のようなものに、専務の能天気さが拍車をかけているのだと頭では分かっているのだが、いつもそういう社長や専務をさらりとかわしている経理のねぇさんは実はすごい人なのかもしれない。

来週末は中学校の同級生たちと温泉に行こうと約束をしているのだが、このままハラが痛かったら断ったほうがいいような。カニとかたらふく食べて、たくさんしゃべってというのは魅力的だけど、私のテンションが低すぎる。

派遣社員人生が今で多分6年くらい。多分10社くらいは行ったと思う。毎年夏休みは10日から2週間。土日にきっちり休めるのが魅力だった。が、それとは引き替えに、行く先々で変な人と出会い、翻弄されて、失望して。もちろんいい人は沢山いたけれど、変な人の悪い思い出はココロの「クソ壺」のような所にバックアップされてゆく。

それでもまだ、「期待に応えたい。」とか、「雇われているからにはお役に立ちたい。」とか思うのは、やはりわたしがバカもんだからだろうか?

こういうときはボタン一つで人生を早送りできればいいなぁと思う。


2003年12月12日(金) 何だか空回りで徒労なわけだが

昨日の続きで会社にブロードバンド環境を導入する話です。

私は出勤するやいなやフレッツADSLの24Mbpsと加入する予定のOCNについて調べた。ん〜なんかめっちゃ高い(合計4000円くらい)なぁと思いつつ、とにかくさっさと引きたかったので9時になると速攻NTTの担当者さんに電話し、その旨を告げた。快く来週の中頃開通させますのでと言ってもらい、すぐにOCNの申込書をファックスでもらった。

私は、ああ、すごく簡単なんだなぁと思いつつ、申込書を記入し、ファックスで送った。個人で申込むよりもこうやってつながりのある人に頼むほうがすんなり行くのがめっちゃ日本っぽいなぁと思いつつ。

私は、ブロードバンド環境になったらどうするか?というのを企画書にまとめていた。どうも社長は私のことを「毎日パソコンいじってるけど何やってんねん?」と思っているようだ。ということでとりあえずよそゆきな企画書を書いた。

とりあえず業務の進捗管理表と、顧客の電話番号などのデータ、現在進行中の物件の図面などをみんなで共有しようという考えはあったのだが、考え出すとwebサーバーを立てて、海外出張のときなどでも大阪の会社にいるときと同じようにデータの閲覧が出来るようになれば理想的だなぁと思った。

それにOCNではドットフォンというIP電話サービスが最初っからくっついている。中国や北米に電話やファックスをすることが多い我が社ではかなりの経費削減が期待できそうだった。(なんとマイラインを契約していないので市内、県内市外、その他、全てデフォルトのNTT西日本のままだったのだ。いやはや。)

そうこうするうちにお昼が過ぎ、夕方に出先の専務から電話が入った。「あのなー、なおぞうさん、今、NTTのBフレッツのおっさんから電話があってなー、許可降りたから18日に工事するって言ってたで。ADSLは断らなアカンなー。はははは!」とのたまうではないか。

…。もう激しく…である。何がはははは!やねん。それにBフレッツ担当者!「年内はまずムリ」と言った舌先も乾かぬうちに、「18日(6日後)に工事が決まりました。」とは腑に落ちない。昨日、ボロカス言ったからプッシュしたんだろうか?

私はマジ切れしつつもしゃあないのでADSLの取り次ぎをお願いした営業さんに電話をしつつ、OCNのカスタマーセンターにありのままを話して、申し込みを取りやめてもらった。私は平謝りだが、BフレッツもOCNもよく考えれば全部NTTである。うーん、何に対して不義理をはたらいて、何に対して怒っているのか?どっちも同じというのが哲学的ですらある。(ただのイヤミです。)

まぁ、とにかくせっついてお願いしたことを一存で翻すのは人間としてかなり問題のある行動なのでそのへんの責任は感じているのだが。

かくして激動の一日は終わり、私はさめたコーヒーをすすりながら企画書のADSLの部分をBフレッツに書き直すのだった。

ああ、眠い。


2003年12月11日(木) アホーのつくだ煮

10月の後半から取り組んでいる、会社へのBフレッツの導入だが事実上ダメダメになった。工事日の確認のため、担当者に電話をしたところ、電信柱の使用許可が下りないそうである。光ケーブルはそこまで来ているのに何だかくやしい。私は、とりあえずぼやいておいた。すると本来なら工事費無料は年内に工事が完了した場合だけだが、来年以降も無料にしてくれるとのこと。言ってみるもんである。

「こんなに時間ってかかるもんなんですか?ADSLが10日前後で開通することを考えると、苦情とか出ませんか?」とはっきり聞いてみた。すると、苦情は多いそうである。隣の会社もその人が担当したそうだが、導入されるまでに11か月かかったそうである。11か月。今から妊娠しても赤ちゃんの方が先に出てきてしまうではないか。

私はあまりにもバカバカしくなり、もし仮に今のISDNを解約してADSLにした場合のかかる時間と費用などを聞いてみた。すると約4営業日。費用は、工事費無料で、3ヶ月間プロバイダ料金のみとのこと。で、速度もおそるおそる尋ねてみた。以前、うちの専務がADSLにしようと思って問い合わせたら500kも出ないと聞かされたのであきらめたと言っていたからだ。

すると約2キロの距離で、実績ではフレッツADSL24MBの契約で8Mbpsから9Mbpsくらいとのこと。内心私は結構出るんやなぁと思いつつ、来週そうそうにも連絡することを告げて電話を切った。

このことを専務に話した。「おとなりさんもBフレッツをひくのにすごく時間がかかったらしいですよ。」と言うと、「ああ、11ヶ月やろ?知ってたで。」とのたもうた。…。知ってたんなら言ってくれよって感じだ。で、ADSLの代替え案については、その500kというのはADSL初期の1.5Mbpsのころだったらしい。…。もう数年経っており、その間8メガやら12メガやら出てきているではないか。その間放りっぱなしだったようだ。

前も書いたが、WindowsUpdateなんかしていない。もちろんファイヤーウォールも入れていない。ノートンアンチウィルスは購読期限が思いっきり切れている。それらの理由は常時接続じゃないからとか、通信速度が遅いからとかそういう怠慢な理由だ。ここで怠慢と書いたのはそのうちのどれもが、自分から行動を起こせば対処できるからだ。

そこで私はちょっとキツイかもしれないが、「500Kしか出ないって昔の話じゃないんですか?フレッツADSlの24Mbpsだと実績で8Mbps程度は出るらしいですよ。」と言った。すると、「へ〜、そんなに出るの?5Mbps出れば十分やろ?じゃあ、それでええやん。Bフレッツなんかやめ、やめ。」とあっさり言われてしまった。…。

「5Mbps出ればそれでいい。」んなら最初っからそう言ってくれよって思った。なんかムダ多いよ。

なんやかんや思うところはあるが、明日にでも早速前出の担当の人に言ってADSLをお願いしようと思う。乗りかかった仕事なので途中で降りるわけにはいかないのだ。まぁ、専務に任せるのもちょっとコワイというのが本音でもあるのだが。パスワードを会社名そのままに設定したりするもんで。私は他の人がどんなパスワードを使っているのか知らないが、みんながそんな風だったら、不正アクセスとかし放題じゃんと思うがどんなもんだろうか?

今日の夜は一段と眠たい。


nao-zo |MAIL

My追加