日々是迷々之記
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2003年12月09日(火) ありがとう10000

今日も4時間ほど飲酒をしてしまい、とても眠たいがメールチェックを一日に一度はしないどドワワ〜っとメールの洪水になってしまう。私はよろよろとマックの電源を入れた。

一通りメールをななめよみして、私のサイトにアクセスしてみた。するとびっくり。アクセス数が10000を越えている。この日記を書きはじめたのが2001年の8月21日。骨折して、退院した年の夏である。今拾い読みしてみると、一日の分量が今より短い。こんなんだったら数分で書けるやろなぁと思った。大体今の分量で30分くらい書く時間が必要だ。

最初は「骨折、入院生活からの復活と再生」について自身をみつめなおすことが目的だった、ような気がするが、いつしか同僚の観察記になり果ててしまった。

久しぶりに会った友人などに、「あの、会社にいた酢豚の肉しか食べない人ってさぁ、」とか、「ノバに80万円つっこんだ子は英語しゃべれるようになった?」とか聞かれるとびっくりしてしまう。何でも以前読んで、あまりにも強烈だったので覚えているとのことだった。

私は派遣社員が本職?なので半年から一年くらいで転職してしまう。なので、酢豚の人とか、ノバに金つっこんだ子とは今は同僚でも何でもなく、「ああ、そんな人おったなぁ。」くらいの感じしかない。それを他の人が覚えているというのは何だか不思議な感じだ。

が、ちょっとむむむと思ってしまうのは、「で、あの『好みのタイプは年収一千万円の坂口憲二』とかって言ってる女ってネタでしょ?」とか言われてしまうことだ。私は今まで、この日記に完全な創作お笑いを書いたことはない。全て観察した実際に存在する人たちなのだ。

しかし、こうやってネタじゃないって言うと今度は、「こないだ派遣の仕事を紹介されたから、どんな変な人がいるんだろうと思ってわくわくして仕事を受けたら、普通の人ばっかりで拍子抜けしてん。めっちゃがっかりやわ。」とか言われてしまう。

そして、挙げ句の果てに、「なんでなおぞうさんの職場には、ネタみたいな人ばっかりおるの?」と言われてしまう。こればかりは私にも分からない。なんでだろう〜♪

そんなこんなで2年と4ヶ月。こんなアホ日記におつきあいありがとうございます。これからもよろしくです。


2003年12月08日(月) よく食べ、よく飲む

今日のお昼は家から持って行ったおにぎりと、机の引き出しに備蓄してあるインスタントみそ汁の予定だった。が、同僚の女性が、「チキン南蛮がウマイ」お弁当屋さんに買い物に行くというので、思わずチキン南蛮をお願いした。そして私は、チキン南蛮とおにぎりとおみそ汁をきれいにいただいた。満腹のごちそうさまだった。チキン南蛮は噂通り激しくうまかった。

すると昼から眠くてしょうがなかった。昼からは私が一番苦手な作業である訂正、しかも図面をやることになっていたので、パソコンの画面で頭を打ちそうなくらい眠たかった。外は木枯らしでストーブをがんがんにたいており、酸素が足りなかったのかもしれないが。

夕方頃、やっと目が覚めて来たらもう4時を過ぎている。私はダッシュで図面を清書して定時に家路に着くことができた。

家に帰ったらちょうど6時ごろだった。が、まだ胃袋が重たい。わたしはバイクを置き、歩いて近くの商店街まで散歩がてら行くことにした。1時間半ほどうろついて、やっとふつうに戻ってきたので家に帰ることにした。何をやってることやら。

今日の大阪は木枯らしがピューピュー吹いており、とても寒く感じた。まぁ、この2週間くらいかなり暖かかったからよけいそう感じるのかもしれないが。

家につくと、手がかじかんでいた。わたしはやかんにお湯を沸かし、グラスに黒白波をそそぎ、お湯割りを呑んだ。暖まる。二杯目を作り、冷蔵庫に一ヶ月くらい入りっぱなしのボイルした豚タンを取り出し、タンシチューを作り始めた。でもこれは明日の分なのだ。

今日のごはんは豆腐のみそ漬け、白菜の浅漬け、高野豆腐と切り干し大根の炊いたん。これで終わり。週末に仕込んだものと、昨日の晩の残りである。豆腐のみそ漬けは毎日味が変わっておもしろい。漬けた日の晩は上品な和食風だったのに、今日は「一口でコップ一杯くらい芋焼酎が飲める」ような味になっていた。

浅漬けは絞って皿に入れ、上からオリーブオイルをホンの少し垂らしてみた。ちょっとすっぱい感じの浅漬けと妙に合う。私は冷凍庫から丸い田舎パンとチーズを出し、トースターでチーズトーストを作った。焼く間、昨日作った鶏はむとフレッシュのバジルを用意し、焼けたチーズトーストに乗せて、上からちょんちょんとケチャップを乗せてみた。

これが大成功だった。鶏はむは生バジルとよく合うようだ。オリーブオイルを垂らした浅漬けはピクルスみたいでなかなか酒が進む。途中からロックに変えて、焼酎も赤いボトルの海童(かいどう)にチェンジ。安いのになかなかうまいのだ。

そうこうしているうちにあっという間に11時である。どうも毎日こんなパターンだ。気がつくと3時間くらい飲んでいて、茶碗を片づけたり、家計簿をつけたりするのがごっついおっくうになる。

土日も映画を見に行ったり、自転車のサドルをパクられたり、いろいろ日記に書きたいことはあったのだが、飲んでいると書くのを忘れてしまうのだ。いやはや。


2003年12月04日(木) 軽く敗北

ぼちぼち会社にBフレッツがやってくるということで、プロバイダからアカウント設定のお知らせが来た。それを見てびっくり。法人契約にはWebスペースが一切含まれておらず、必要なら月に2800円とかを払って申し込んでねと書いてあった。

私はぬわわ〜んでや〜と憤り、早速プロバイダのHPを確認した。すると。うん、確かに、ないんだよ、ゴラァ!と言われればそうかもしれない。が、厳密に「含まれません。」と書いているわけではない。「個人会員の方も法人会員の方もほぼ同じサービス内容となります。※」と書いてあって、メールボックスがどうのこうのと書いてあって、下の方に「※個人会員の方は100MBのウェブスペースが含まれます。」と書いてあるのだ。

これはどう理解するのが正しいのだろうか?やっぱし「法人会員にはWebスペースは用意されない。」と解釈した方がいいんだろうか?こういうとき、読解力が無いとつらい。でも、ひねた考えをすれば個人会員には100MBかもしれないが、法人会員には500MB!出血大サービス!もう鼻血もでまへんわ!ということもありえるかもしれないじゃぁないか。

焼肉食べ放題で言えば「メニュー内ほとんど食べ放題!」の店で「じゃあタン刺しと上ミノ湯引き。赤センとハチノスをタレで。」とオーダーし、「お客様、食べ放題は焼肉メニューのみとなっておりますが、よろしかったでしょうか?」と言われ、イマイチ納得できないと思いつつも、「じゃあ、タン刺しだけでええわ。焼肉のレバーも追加したってや。」と告げる。すると「お客様、ホルモン類は料金別途頂きますがよろしかったでしょうか?」と言われる。

そこで逆上して、「ねぇちゃん、ほんだら一体何を食べたらええねん!」と聞くと、「地鶏の炭火焼きと、焼き野菜、ウィンナーソーセージ、とうもろこし、えのきのホイル焼きがございます。」「それだけかい。」「はい。」「(ぶちっ!)おぬし焼肉屋とちゃうんかい!何で肉食いに来て野菜食って帰らないかんねん!」

いかん、書いていたらお腹が空いてきた。が、簡潔にまとめると、申し込んでみたらWebスペースがなかったというのは、食べ放題の店で食べたかったものがことごとく追加料金アイテムだったことを知るのと同じくらいの悲しみではないか。と言いたいのである。

まぁ、今回の件は直接私が損したわけではないが、読解力のなさを痛感したのがとてもくやしい。根拠もなく、こういうところで読解力がある人が高学歴なのではないかと感じた。

と、まぁこんな感じで憤っていたわけであるが、それを本来の責任者である社長の息子さんに告げると、「それやったら俺の名前で申し込んで、個人会員にしたらよかったやんか。」とさらっと言われて参った。会社だから法人会員と思いこんだ私がアレだったんだろうか?

常識は常識に過ぎず、それが現実かどうかと言えば、必ずしもそうではないと気づくことが多い毎日である。ああ、眠い。


nao-zo |MAIL

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