日々是迷々之記
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| 2003年10月23日(木) |
セルシオじいさん参上 |
今日は会社にセルシオに乗ったじいさんがやってきた。同僚の女性は「来よったで。」と小さな声で言った。
そのじいさんは会社と古くからつきあいのある人のようだ。詳細は不明。とりあえず、見て感じたことだけを書いていこうと思う。
まず小さい。ヨボヨボと移動をしている。なのにセルシオだ。ちょっとでかすぎるのではないか。会社に入ってくるなり、「あんた、水ちょうだい。」と来た。むむむ、と思いつつ私は炊事場に立ち、水を入れようとした。
グラスにミネラルウォーターを注いでいると、同僚の女性が来たので、「今日は肌寒いから氷は要らないですよね?」と訊いてみた。すると、「いらんのんちゃう?じいさん、氷水なんか飲んだら死んでまうで。」と言った。うむむ。
私が冷水を差し出すと、一口だけ口に含んでグラスを返してきた。むむむ。
奥の部屋で社長と話をしていて、時折、事務所にやってきて、自分の会社に電話をかける。全体的にもがもがぶつぶつ言っており、意味がよく分からない。要約すると、ファックスを送れと言ったようだった。
数分後、ファックスが送られて来たので、私はそれを持って、奥の応接室まで渡しに行った。すると、紙を受け取るなり一言、「なんや、これだけかいな。もっとあったやろ?」と言われた。私は?と思いながらもファックスを確認しに行こうかときびすを返すと、「あ、ええわ、2枚あるわ。」と平然と言った。見ても触っても2枚あるかどうか分からなかったらしい。むむむ。
昼ご飯で外出し、1時半ごろセルシオじいさんは戻ってきた。そして、一言私に言った。「あんた、爪楊枝、くれ。」はいはい。私は手を止めて、炊事場の爪楊枝を取りに行った。同僚の女性はお茶の準備をしていた。私はふと、「この爪楊枝、ケースごとほらよって投げて渡したらビビりよるでしょうね。」と言うと小さく笑っていた。彼女もセルシオじいさんが煙たいらしい。
お昼からも、水が飲みたいだの、コーヒーが飲みたいだの、紅茶はあるかいななど、しこたま水分を取り、一時間おきにトイレに行っていた。一体なんなんのだ。
なんか地位のある人のようだが、私からみれば宇宙人みたいな人だった。見た目だけでなく行動が。どんだけエライかしらないが、人の会社で好きなように物を言い、歯をほじって何が面白いんだか。
後で同僚の女性に訊いたが、このじいさんの運転は恐ろしいらしい。
会社は港という立地にあるので、往来のほとんどがトラックだ。そこに左右もなんも確認せずにいきなり停車してUターンをかまし、周りきれずに向かいの会社の駐車場に積んであるパレット(木製のすのこのようなもの。重い物を乗せて、フォークリフトで運びやすくする。)の山でクルマをこすったことがあるらしい。あのー、見通しもいいし、トラック基準で道が整備されているからすごく幅が広いんですけど。(普通のステーションワゴンでUターンは余裕の広さらしい。普通の人なら。)
結局このじいさんが何者かはわからなかったが、うざかったのは確かである。こういう人の相手をするのはエクセルと格闘するより疲れた一日だった。
| 2003年10月22日(水) |
iBook G4、ついに出た。 |
出てしまいました。正直欲しいなあと思います。今使っているeMacは気に入っているけれども、不満がないわけではない。いきなりモニタが薄青くなったりするのでいつか本当にぶっこわれるのではないかとハラハラしながら毎日使っているのだ。
冷静に考えると同じ金額でウィンドウズのノートでも買った方がお得感は高いが、やはりマックなのだ。両方使ってみるとその違い、個性がよくわかる。機械的なことはよくわからないので、あくまで「感じたこと」といった範疇になるのだが。
まず、ウィンドウズを使って気がつくのは、とにかくソフトが落ちるということ。OSを安定させるために敢えてソフトを落としていると思われるのだが、精神的にはうざく感じる。勝手に落としておいて「報告しますか?」とか訊いてくるし、再起動したら、「以下のファイルを救助しました。」みたいなあんたが勝手に落としておいて、勝手に救助しなや!と気持ちを逆なでするようなダイアログが出てくる。ちょっとむかむか。
ちなみにこのよく落ちるソフトは、エクセルである。早打ち、早変換を繰り返すと動きがまったりしてきて、そのうち反応がなくなり落ちる。
一方、マックを使っていて思うのは、やはり使えない部分が多いということか。ネットの銀行も、カードの明細の閲覧もマックには対応していないところがある。企業サイトでもマックで見ると文字がずれずれで見苦しいが、ウィンドウズで見るとまともだったりする。邪悪な言い方をすれば「そんなシェアの低いパソコンに合わせて、サイトを作る金なんてムダだね。けけけ。」ってことなんだろうけど。
だんだんありがちな「マックVSウィンドウズ」論争になってきたが、結局肌に合う方を選べばいいし、置き場所とお金があれば2台持つのがいいと思う。ウィンドウズは思い入れがなければ激安だし。
私も数年前に作った自作機に大昔購入したゲートウェイのモニタ、キーボード、マウスを接続している。家計簿をつけたり、フリーセルをやったり、その程度なら十分なのだ。
一方マックはそれなりにお金はかかっている。最初グラフィックをやる目的で買っているのでそれはそれで、と納得はしている。が、とりあえず「マックっていいかも。」とウィンドウズユーザーの人がピンと来たら、例のiBook G4なんかをちょっといじってみるのも新鮮でいいと思う。音楽を聴いたり、デジカメ写真を整理したり、メールを書いたりするのならソフトは不要だ。
が、iPodやらなんやら欲しくなってしまう可能性も大いにあったりして。 んーと、それで結論は、何だっけ。(^_^;)
とりあえず今日は芋焼酎の酔いにまかせてこのへんで。
行きしなは濡れずに済んだが、会社に着くなりどばどばと雨が降り出した。今日はエクセルVBAを勉強する日なのでなんとなく気が重い。なんでかと言うと、以前に一度挫折しているからなのだ。
が、今の会社は仕事に波があって、ひまなときは激しくひまである。ということで、一念発起、ちゃんとやることにしたのである。
真剣にやると時間が過ぎるのがめちゃくちゃ早い。夕方には燃え尽きていた。
家に帰ると郵便受けに郵便局から手紙を持ち帰っていますのお知らせが入っていた。日付は15日。ひぇー!いつもゴミチラシばっかり突っ込んであるので、真面目に見ていなかった。私はクソっと思いつつ、某宗教のやたらりっぱな冊子、ふすま屋のパンフなどをゴミ箱にぶっこみつつ、郵便局に明日の夜配達して下さいと電話をした。ふう。
雨が止んできたので徒歩で買い物へ。米がないので米屋に行った。きららが売り切れていたので同じような価格帯のお米を5キロ購入。1840円だった。お店の人が、「今年は悪天候でちょっと高くてすみません。」と言った。確かに100円くらいいつもより高いが、自然が相手でいつも同じはありえないとわかっているので、かめへんでと言い店を後にした。
が、その後、それでもそのお店は良心的な商いをしていることが分かった。激安系スーパーに行ったが、5キロ1750円の米があった。よく見ると、「複数原料米」で「複数産地米」、なおかつ「複数産年度米」だった。要はとりあえず「米」ってことらしい。私が買ったのは「複数原料米」だけど、兵庫県産で18日に精米した15年度産である。
どちらが安いかは数字通りだけど、どちらがお得かは人それぞれだ。底値的思考では安心感や(多分)おいしさまで見失いそうに感じる。
帰りにサンマを買って帰った。旬のサンマは圧力鍋で骨まで柔らかくして全部食べた。
焼酎が進むのだ。(今で何杯目か不明)
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