日々是迷々之記
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| 2003年06月08日(日) |
きんに君とキャメロン・ディアズ |
土曜日の朝と言えば「せやねん」である。関西ならではの面々が関西のノリでやるワイドショー番組。司会はトミーズと毎日放送アナウンサーの上泉さん。コメントをするヒトは未知やすえ、かつみさゆり、たむらけんじ、そしてなかやまきんに君だ。
私はあまり誰かのファンになったりしない人間だが、今はなかやまきんに君がかなりお気に入りである。フリートークは苦手、何がいいのかと聞かれてもどう説明したらいいのかわからないがいいのである。
今日の「せやねん」はそのなかやまきんに君のまさに本領発揮であった。映画「チャーリーズ・エンジェル」のプロモーションのために来日した3人のエンジェル(キャメロン・ディアズ、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー)にインタビューするのである。これが私のツボを突いた。
きんに君は終始日本語で、発した英語は「マッスル」くらいのもんで終始自分のペースである。話の内容も、「どういうエクササイズをしているのか?」とか「どういうものを食べるのか?」とか、「一ヶ月にどれくらいエクササイズにお金をかけるのか?」など、筋肉関係一辺倒で映画の話は一切なかった。最後にきんに君自作の「鉄アレイに歯ブラシをくっつけてリボンを結んだ筋肉養成歯ブラシ」をそれぞれ3人にプレゼントしていた。3人は笑い転げて歯をみがく動きをしたり、「歯を磨いた後、背中もかけるわ!」とおちゃらけてみたり、かなりお気楽な雰囲気だった。
で、最後に「次の映画に僕も出たいです。」ときんに君は頼んでいた。ドリュー・バリモアは真面目に「いい経験になりそうです。ぜひ共演したいわ。」と言っていた。
セットアップの時間も入れて10分だったらしいが、きんに君はすごいなーと思った。こんだけインパクトを残しつつ、和気あいあい、最後はちゃんと締める。
ますます今後がたのしみなきんに君なのであった。
| 2003年06月07日(土) |
大阪はほんとにこれでいいのかぁ |
私は大阪在住で、日々自転車や歩き、バイクなどでうろうろしている。うろうろのぶんだけ思わぬ発見もあり、時ににこにこし、時に無用なまでに憤ったりしている。今日は憤りの方である。
街なかに川が流れており、そこに中州があり中之島と呼ばれている。その中之島と川に沿う形でれんがの遊歩道があり、自転車やジョギングのヒトは結構そこを通る。少し高い位置にあり、完全に自動車と離れているからだ。その遊歩道にはベンチや水道、藤棚などに加えて、春には桜、今の時期ならツツジがにこにこと咲いており、少し遠回りでもそこをのんびり歩こうと思わせる遊歩道だった。
が、しかし、過去形なのである。今ではきれいさっぱり木々は撤去され、れんがの道はタダの真っ黒アスファルトに取って代わられてしまっている。ほんの一ヶ月のことである。そこには大手ゼネコンが連名で遊歩道の整備のため木々や設備の撤去を行う旨が看板に記されていた。
ファッキン!と一万回くらいキーボードを叩きたいくらい私はいきどおっている。同時にかなしい。最近川沿いに「国際会議場」なる建築家のジコマン度100%のくだらねー建築物ができた。

ムダが多くて前衛的で、おもちゃの兵隊みたいなガードマンがうろうろしていてうっとうしいことこの上ない。その国際会議場の向かいに小さな船着き場ができた。韓国語と英語と日本語で国際会議場と書かれている。大阪城の脇から出ている遊覧船をここまで運航する気なのである。
遊覧船といっても「遊覧」するものなんか何もないのである。しぶきがかかったら振り払ってしまうようなどこに出しても恥ずかしい立派なドブ川だからだ。
まぁ、そこで執り行われた「水フォーラム」のために企画された「親水施設」みたいなノリなんだろうが。ちなみにこの水フォーラム、各地で開催されたようだが、大阪のホームページは見てしまうと激しく後悔するものすごいページだ。激しく失笑保証。(特にイベントの様子(写真)をクリックすると後悔します。)このサイトのドメイン料が税金から支出されているかと思うとうんざりする。ワールド・ウォーター・フォーラム・ドットオルグ。
どういう目的の工事なのかwebをあさってみたが、明確な目的などは見あたらず。なんか幅を広くするのが目的らしいけど、桜の木やツツジの植え込みをのかしてまで道を広くして欲しいと思っているヒトがどれだけいるのか考えたことはないんだろうか。
ほんの一ヶ月前、桜は咲いていたし、ツツジも2週間ほど前に真っ赤に咲く姿を見ていた。今はのっぺらぼうのアスファルトだ。今頃あの木々はどこにあるのか考えるとくらい気持ちになってしまう。きっと産業廃棄物としてどっかの山に捨てられてしまったのだろう。
こういう気持ちの時に郵便受けに府民税だか市民税だかの請求書が届いていた。本当に払う気になれないものの一つだ。くだらない建物を作るより、緑を排除するより、もっとやることあるやろ?と太田房江のおばちゃんに詰問してやりたい気分だ。(太田房江は大阪府知事)
| 2003年06月04日(水) |
ちいさな幸せは食卓の上に |
タイトルを見ると「また食べ物の話かい!」と思われるだろうが、そのとおりである。が、今日はこの幸せについて書かずにはいられなかったので焼酎でぐたぐたになった頭でマックに向かっている。
今日はお気に入りの魚屋さんなどに寄った。すると閉店直前でおばちゃんはいいとこに来た、って感じで私に勧める。
「買うときや。300円でええわ。明日店休みやねん。」 「…え。定休日あったんですねぇ。」 「そんな休まんかったらおばちゃん死んでまうわ。休ましてや。」
そういいつつもおばちゃんはウナギの蒲焼きをざらばん紙に包んでいる。私は買うと言った覚えはないが、買うつもりだったのでヨシとしよう。
次は八百屋さんに行った。ここも閉店直前。豆ご飯の豆を買おうと思ったらおっちゃんがくたびれたえのきだけを指さして言った。
「砂糖と醤油で甘辛く炊いたら1週間はもつよ。一つ10円でええわ。」
…。10円のえのきだけ。くたびれているが今晩なら大丈夫だ。わたしはおっちゃんにえのきだけの炊き方を詳しく聞きつつ2袋購入した。豆と合わせて220円。なのにおっちゃんはオマケをくれた。規格外のちょっと不細工な野菜だが、味は同じなのでわたしは有り難く戴く。家で見たらレモンが1個、人参が1本、じゃがいも3個、たまねぎ3個が入っていた。買ったものより明らかに多くて重い。なおぞう家の食生活はこの店に支えられているといっても過言ではない。
ということで二つの店で合わせて530円の買い物をして帰ってきた。で、台所でうなぎを出すと思った以上にでかかった。

今日は冷や奴、えのきの甘辛く炊いたん、生ほうれんそうとゆで卵のサラダで飲み、最後はうな丼にした。
私はこんろの網でうなぎを暖めつつ、「炊きたてゴハンに、でかウナギ。幸せだなぁ。」と加山雄三風につぶやくと、だんなさんが「けけっ。」と笑っていた。
…。いいじゃないのうまいんだから。と私はうなぎから立ち上る煙を見ながらつぶやくのだった。ほんとにうまかったなぁ。
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