日々是迷々之記
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2003年01月17日(金) 徒労の一日

目が覚めて私はパソコンの電源を入れた後、コーヒーのお湯を沸かして、洗濯機を回し始めた。コーヒーを飲みながらニュースを読んだりごちゃごちゃやる。新聞を取っていないので時事的なニュースは押さえておかないと何だか回りと波長が合わなくなってしまうのだ。

ふと、アメリカヤフーのサイトで何かのニュースを読もうと思い立ちアクセスした。すると虹色のぐるぐる(ウィンドウズの砂時計にあたる)がぐるぐるして止まらない。洗濯機が止まったのでそれを干しに行き、戻ってきたがまだぐるぐるしている。私は強制終了させた。これがドツボの始まりだった。

ネットスケープを再起動する。だめである。起動中にぐるぐるになってやっぱり再起動を余儀なくされる。ネットスケープを上書き再インストールする。状況が変わらず。多分「初期設定」がおかしいのだと思うが、Mac OS Xに初期設定はない。しょうがないので全部ほかしてクリーンインストールすることにした。が、「お気に入り」は残したい。私はシャーロックで「favorite.html」を検索した。見つかったがそれはインターネットエクスプローラーのだった。うわわわん!

何でや!ということでネット上をIEで検索する。するとネットスケープのお気に入りは「bookmarks.html」だったのだ。ううう。今度は首尾良く発見。これのバックアップを取る。そこでどうせならということでこのネットスケープのブックマークをIEに移そうと思い、「favorite.html」に名前を変えて閉じたIEのお気に入りファイルに上書きした。そしてIEを起動してびっくり。お気に入りが全部文字化けしているのだ。聞いてないよ〜と今更ながらダチョウかよ!とセルフつっこみをしながら原因を探る。が、文字コードの問題だと思いつつもどうしたらいいのかは分からない。私はしょうがなく文字化けしまくったIEからネットスケープのサイトにアクセスして最新の7.01をインストールした。無事起動。また終了させてさっきのbookmarks.htmlを持ってきた。ほっ。やっと元に戻った。


気を良くしたわたしはラーメンを食べ、今日のやるべきことを思い出した。今日は銀行に行って、J-Phoneに電話をしてといろいろあるのだ。まずJ-Phoneに電話。最近家の中の電波状態が悪く、通話中にとぎれることもしばしばだ。隣に建設中のマンションのせいだとは思うがどうしたらいいのか相談してみることにしたのだ。そしたらそのオペレーターの女性がかなりマニュアルしゃべりでだんだん腹が立ってきて、余計に大げさになってしまった。2ヶ月くらいで電波状態が悪くなったって言ってるのに、家の前の海が原因だとか言うし…。あの、海は大昔からあるんですけどって思わず言ってしまった。ベランダでしゃべれとかいうので、結局こっちでどうにかせんかい!ってことかと思うと私の意地悪はエスカレートしてゆく。

「それでは結論としてあくまでこちらで対処して、J-Phoneさんでは具体的な方策は示していただけないということでよろしいですか?」と言うと、「いえ、お客様の大切なご意見として承らせていただきますので…」と言う。「それでしたら具体的に何をしていただけるのでしょうか?」と返すと「いえ、だから大切なご意見ですから…」と繰り返す。私もだんだんどうでもいいと思いつつ、適当な返事にむかついてきたので非常に意地悪だ。「それでは具体的に申します。実際にこちらへ来て頂いてどれくらいの電波障害が発生しているか調査していただけませんか?その結果を検討して頂いた上で対策を検討されたらいいんじゃないですか?」というと「個人のお客様に対して個別のご対応というのはいたしておりませんで…」と来た。私の腹立ちモードも全開で、考えなくても勝手に口が動く。「そうですか。それではマンションの管理組合を通して陳情差し上げたら対応して頂けるんですね?」「いえその…」

何だかパチンコとかのギャンブルをしている気分だ。別にお金を儲けるためではなく、ただ熱くなって無我夢中で攻めに入ってしまう。意味ないじゃん、さっさとやめなきゃ時間のムダとか思いつつも。

「あの、しばらくお待ち頂けますか?上司の方にお客様のご意見をお通しいたしますので。」と突然言い残し保留された。やれやれ、もうやめよう、しんどいしと思ったときだった。彼女は電話口に戻ってきて「今大切なご意見として申し伝えいたしましたので。」と言う。もう大切なご意見はええっちゅうねん。「で、何とおっしゃってました?上司の方。」こう言いつつ最後にしようと思った。「あ、あの、ですから大切なご意見として…」ねぇちゃんほんとにこの仕事向いてないなぁ。本当は上司なんかに伝えてないのまるわかりである。ただトーンダウンさせるために保留したんやろが…。何だかむなしい。

「分かりました。確かに伝えて頂いたということですね。それでは経過を見守りますのでこれ以上電波状態が悪化するようでしたら解約させていただきます。」これで切るつもりだった。「あ、あの、それは困ります。申し訳ありません。」もう向こうも何を言ってるか分からなくなっているようだった。何だかむなしくなって電話を切った。ほんとに私は最悪だ。相手が何を考えてるか、どう困っているか手に取るように分かるくせに突っ込まずにはいられない。

そのとき、今度は家の電話が鳴った。びっくりしながら受話器を上げると不動産屋のマンションに興味ありませんか?だった。断ろうとしたが、どわわっとたたみかけるようにそのマンションの特徴や価格帯を説明し、どうです奥さん興味ありませんか?と来た。わたしは思わず「お母さんいないからわかりません。」と言ってしまった。なんててきとーなんだ。

すると敵は、「そぉなの〜?じゃあ、お父さんは?」と来た。いきなりの子供言葉に私は、「お父さんはいません。」と答えた。「夜には戻ってくるの?」と来たからやばい!と思い、「いえ、お父さんはいないんです…。ずっと。」と言った。すると相手はそそくさと電話を切った。確かにこの家には「お父さん」も「お母さん」もいないからまるっきり嘘ではないけれど…。

気を取り直して銀行巡りに行くことにした。ジャケットを着て、外に出る。思ったより風がつよい。ままちゃりは倒れてないといいけど…と思いつつ自転車置き場に行ったらびっくり。わたしのままちゃりのカゴにでっかい黒いビニール袋が入っている。しかも袋はパンパンだ。私は生物化学兵器や動物の死体だったらどうしようと思いつつ、そっと中を覗いた。すると中はくたびれたエロ本が充満していた。ぎゃー!私はああいうものが苦手だ。裸がどうとか言うより純粋に汚いから。私はその袋ひっこぬいて管理室に持っていった。

「あの、私の自転車のカゴにこれは入っていたんですけど。」と言うと管理人のじいさんは「ああ、誰かが間違えて入れたんだね。」と来た。誰が何をどう間違えたら私の自転車にエロ本が突っ込まれるのか説明して欲しかったが、さっさとその場を離れたいので私はその場を去った。

それから私は何故エロ本が自転車のカゴに入っていたか?について考えてみた。もし、誰かが間違えて入れたとしたらそれは多分中学生男子だろう。親に見つかるとまずいので自転車置き場でエロ本の裏取引。うん、これで間違いないだろう。と一人勝手に納得した。

その晩、私はだんなさんにそのことを話した。するとうぷぷ!と笑いながら「絶対それはない。単に邪魔だったからどっかに捨てたんじゃないの〜。それがたまたまなおぞう自転車だっただけで。ケラケラ〜」と言った。そんなもんか?私はその背後のドラマのなさに脱力した。もしそうだとしたら男子中学生がドキドキしながら裏取引している現場を勝手に想像していた私は一体…。

なんか徒労の一日である。明日もエロ本入ってたら絶対裏取引なんだけどな〜。(まだ言ってるよ。この人。)


2003年01月16日(木) 免許の書き換え。吉野屋。マック。

先日晴れてMT車を運転する資格を得た。今日はその卒業証書を持って、「AT限定解除」をしに行った。

現在、大阪には2カ所の免許センターがある。まぁどっちもそれなりに遠いのだが、まだ道がわかりやすい一方に何度となく行っている。いつもは電車&徒歩なのだが、今日はカブで行くことにした。が、何年ぶりだろうか?結婚してからは行ってないので4年ぶりかなと思ったが、去年、国際免許を申請しに来たばかりだった。まぁまぁ、去年は電車だったので「バイクで来るのは4年ぶり」ということにしておこう。

が、これがはまった。道を忘れているのである。道路上の標識を頼りにたどり着いたとき、時間は家を出てから2時間、距離は37キロだった。そんなに遠かったっけ…、と思いつつ手続きはすぐに済んだ。朝はコーヒーを飲んだだけだったので途中の吉野屋で「並盛りとおしんこ」を食べてブランチにした。(って全然ブランチってガラじゃないけど。)

吉野屋のおしんこはなかなかうまいなぁと思いつつメニューに目をやると「牛生鮭定食490円」がレギュラーメニューに入っている。そうか、朝食オンリーじゃなかったんだと思うがもう遅い。次は牛鮭にしようとココロに誓いつつ並盛りを食べる。

途中で60歳くらいの身なりのしゃきっとしたおっちゃんが入店してきた。彼は「特盛とビール」を注文し手酌で飲んでいた。あては特盛の肉部分と紅ショウガだ。時間は午前11時。うむ。なかなかかっこいい。私は370円を支払い店を出た。家までは15キロくらいだ。帰っても特にやることがないのでソフマップギガストアに立ち寄ることにした。そこでは思わぬ出会いがあった。アップルがこないだ発表したブラウザsafariを体験できたのだ。

そこにはベータ版のsafariをインストールした大福iMacが鎮座していた。それが早いんである。サクサク動く。接続はエッジの128kなので家のADSL8MBよりは遅いはずなのだが、ギャップはない。むしろ早いくらいだ。めちゃ惚れ。

しかし、しかしである。Mac OS Xは最小でビデオメモリが32MB。32である。私のメインマシンeMacと同じである。それで最小。なかなかつらいところがある。お金さえあれば12inchパワーブックが欲しいなと思っているが安いと言っても20万円オーバー。去年eMacを購入した私にはちょっと手が出ない。マックも数字のスペックが命の時代になりつつあるのかなと思うとちょっと悲しい。

しかし、あくまで私感だが今となってはヨイヨイのじいさんパワーブックである1400ちゃんがかなり私の感覚にぴったりくる。これにはテキストエディタと古いバージョンのブラウザをインストールして、コタツで字を書くのに使っている。CDロムドライブは壊れいているが、ファイル共有でeMacから吸い上げれば没問題。ファンがないのでとても静か。テキスト打ちだけならこっちの方が快適なかんじすらある。今日は家に帰ってからHPのねたをそのパワーブックで書きためた。

最高スペックはかっこいい。でも最高が最高である時間は思うより短い。それならあるものを最大限生かせるようにするのが実はちいさな幸せではないかと思う今日この頃である。パソコンにしかり、自動車にしかり。


2003年01月15日(水) ビバ!合格。が、実態は…

今日はMT免許の修了検定があったのだが、めでたく合格することができた。が、今思うと異常に緊張してしまい、運転中は「ぐぁー!」と叫び、クルマごと金網を突き破って家に帰ってしまいたい気分だった。実は緊張の余り、普段ではあり得ない失態を晒してしまったのだ。

はじめは順調だった。S字もクランクも余裕。で、方向転換である。ここで問題が発生した。なんと、その路上に大量のフェニックスの枝が落ちているのである。横では植木屋さんがコース内のフェニックスを剪定しているのである。しかも、二人組の植木屋さんが脚立をえっさほいさと私の検定中のクルマの前をゆっくりと横切るではないか。…。とりあえずクラッチを踏んで待機する私。教官も無言だ。

こんな場合どうすれば良いのか。もうちょっと前に出ないと切り返しながらバックするのに十分な距離があるとは思えなかったので、無理矢理やるとまず失敗するだろう。実際に外で運転しているときなら、窓から顔を出して「にいちゃん、ちょっとのいて。」と言えば済むことだが、検定中にそれをやるのもどうかと思うし。結局その状況に気が付いた職員の人が植木屋さんに脚立やフェニックスの枝を片づけるように指示をしてくれた。この間、何分あっただろうか。基本的に教習中は停止時にニュートラルに入れてはいけないので、私はずっとクラッチを踏んでいた。だ、だるい…。

次の失態は指示速度(30km/h)を出すところで起きた。コースレイアウトの関係でここはセカンドでゆき、指示速度が出たらすかさずポンピングブレーキで減速、クラッチを踏んでローに落とすという段取りだ。30キロ出して、ブレーキをかけて、クラッチを踏んで…。ここまでは良かった。シフトノブに左手を伸ばすと火花が散った。「バチン!」「うぐぅ!」私は静電気体質なのだ。シフトノブに手を触れた瞬間に離してしまったので、ローに入らずニュートラルになってしまった。いかん!私はクラッチを踏み、どうにかローに入れた。はぁ。

しかし一息ついているヒマはない。目前に発着地点が迫っている。ルームミラーで確認、ウィンカーを出して、目視で安全確認だ。う、今ルームミラーを確認すべき場所を一瞬過ぎてしまった。あ、いかん、いかん。助けてくれ誰か〜。地獄のような思いで発着地点に停車させた。サイドブレーキを引いて、リバースに入れ、ルームミラーで後ろを確認してからブレーキから足を離し、キーをオフにして、シートベルトを外す。で、後ろから何も来ないことを確認してドアを開ける。だが、ここで問題発生。窓でアタマを打ってしまったのだ。しかも「どこっ。」と鈍い音がクルマの中に響いている。

言い訳をするわけではないが、教習車はいつも窓が開いている。それは踏切で窓を開けるし、横を確認するときなどにめんどくさいから開けているようだったのだ。(もちろんパワーウィンドウではないし。)が、今日はちらほら雪が舞うような天気だったので、わたしは踏切を越えた後で閉めたのだった。それを忘れていたというわけである。で、窓から顔を出して後ろを確認しようとすればアタマを打つのは当たり前である。

ああ、もうあたしゃだめだよ…。と失意を抱えて待合室へ戻った。

が、なんと合格していたのである。よく分からないが、「静電気でびびってチェンジ失敗。閉まった窓にアタマをぶつけていた。」とは不合格の理由に書きにくかったんだと思う。が、合格には変わりない。これで晴れて我が家のフォレスターを運転できるのだ。

が、しかし、未だにサードまでしか入れたことのない人間に扱えるシロモノなのかは乗ってみるまでのお楽しみである。


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