日々是迷々之記
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2002年09月27日(金) ご近所ふらふら自転車紀行

午前中は昨日約束した面接で某企業に行って来た。数年ぶりにそでを通したスーツは何だかトレンドもへったくれもないようなただのスーツである。が、これを着ると体重が2割引くらいになるので大変気に入っている。これを選んでくれた某友人、ありがとう。結局面接はうまくいった。体験的に書類審査を通り抜けさえすれば、面接に行くとその場即決になる場合が多いようだ。10月1日からは会社で働くヒトとなるのだ。

それはさておき、私は足がじんじんして靴を脱ぎ捨て裸足で歩いて帰りたい気持ちだった。原因は分かっている。スーツ用の靴(=革靴)がぼろいのだ。実はこの靴、10年ものなのである。とても気に入っていて履き心地が良いので会社内などGパンでは許されない場所に行くときはいつもこれだった。が、元々高級な靴でもないので、よろよろである。靴を脱ぐと中身の物体が一緒に足と出てくる。これはいかんと思い、町に出たついでに靴を購入した。最近婦人靴屋はすばらしい。25センチの3Eという靴があり、しかもデザインは普通なのだ。でかい故の愚鈍なババ臭さは一切ない。ブーツもふくらはぎ径が何種類もあり、感動してしまった。そしてわたしはラララと歌いだしたい気分で家に帰った。

家に帰りささっと残り物を食べてコーヒーを飲むとまだ3時である。いつもの「ちちんぷいぷい」を見ながら、ヨシと意味もなく立ち上がった。働きだすとあんまり遊べなくなる。(まぁそれが普通なんだけど。)ということで、月曜日まで遊びだめしておくことにしたのだ。

デジカメをスタンバイしジャケットを羽織って自転車をマンションの下に下ろした。目的地は隣の町なのだ。かたかたと10分くらいこぐとこんなもんがどどんとそびえ立っている。



今日は平日なので人は少ない。ここは元々大阪の海運の中心地だった。今ではもう一つ南側の南港に移ってしまい、今は昔の面影を少しだけ感じることができる。



ギリシャ語が書かれたバーがあった。店名は読めないので不明。本当はネオンがともったときに写真が撮りたかったのだが、何となく遅くにひっそりとネオンが灯りそうな気がしたのでまた今度である。



こんなライブハウスもあり、ちょっと外国っぽい。と思いつつ、こんな謎の看板もあった。一体何がこげてるんだか。麺か?



自転車を降り、引っ張りながら商店街を歩く。商店街と言ってもアーケードもなく、電柱のぶら下がってる造花もなく、静かな、でも死んでない商店街だ。やはり昔は港町だから小さなホテルや旅館、英語でメニューの書いてあるステーキ屋さんなんかが営業している。



そうやってうろうろしていると、あっという間に夜である。ほんの10分くらいで来た道を、1時間くらいかけて脱線しながら歩いて家に帰った。やはり私はプチ放浪癖があるようだ。

●今日のもやし●



タッパーを開けてびっくりした。全部のもやしが「もさっ!」とでかくなっている。ぼちぼち食べごろか?いや、もうちょっと待とう。


2002年09月26日(木) 雨音はひきこもりの調べ

窓の外はいかにも機嫌が悪そうで、いかにも雨が降り出しそうだった。昨日ちょっと火がついた自転車熱も今日はお休みだ。私の自転車はタイヤに溝がないので、雨だと乗れないのだ。

こういうときは掃除である。懸案のパソコン部屋をどうにかすることにした。パソコン部屋は4畳半。ここにデスクが3つとアングル棚が一つ。自作パソコンのタワー型筐体が2つ、eMacが1つ、19インチモニタと21インチモニタが1つづつ、で、もってプリンタにスキャナに山のようなCDロムや、フロッピーディスク、雑誌。そして印刷に失敗した紙、何の物か分からないACアダプタで床を歩くと滑ったり「アイタタタ!」となる異常な状況になっていた。これを片付けるのである。

まず雑誌。きょうび、パソコン雑誌はCDロムが付いているので古紙回収にだすときはきちんとはがす。が、CDロムは捨てるのが勿体ないような気がするので100円均一で購入したカゴに立てて入れる。

次に紙もの。古いカードの請求書、NHKの引き落としのお知らせ、なんでこんなもんが延々とあるんだと思いつつ捨てる。

なんぎなのが古〜いソフト類である。何万円とか出して買ったけれど今となってはインストールするパソコンもない。Windows95のフルインストールディスクはフロッピーディスクで20枚。こんなもんどうすんねんとトホホなつぶやきをちょうどメールのやりとりをしていた友人に漏すと、今でもWin95のパソコンを仕事で使うことがあるので捨てるのなら下さいと言われてびっくりした。何でもWeb制作の世界では検証用に必要なのだそうな。そうなのか…。

何なら私がカナダから持って来たディスクに入っているMosaicというブラウザはどうやろかと思ったけどさすがにいらんやろってことでしまっておいた。Mosaicというのはちょうど一般にインターネットというものが広まりだした頃、ネスケvsモザイクでブラウザのシェア争いをしていたソフトである。ちなみにIEはなかった。

何年前の話やねん!て思うがたった7年ほど前のことである。パソコンの世界の進歩はものすごいもんがある。ちなみにわたしが初めて買ったパソコンは、メモリが8MBであった。写メールの携帯電話より今となってはメモリが少ないかも…。

なんやかんやで床の上から小物をどけて、ほこりを払って掃除機をかけたらもう8時になっていた。途中で西原理恵子の「アジアパー伝」を読み入ってしまったのも原因だろう。脱線が多いのは運命である。

●今日のもやし●



引き出しから取り出すときにずしっと重たかったのでちょっとびっくりした。中を開けてみるとすっかりもやしらしくなっていた。ちょっとつまんでみると茎が太くて瑞々しい。明後日の晩頃食べてみようかな。わくわく!


2002年09月25日(水) 何もない一日

目が覚めると妙に涼しい。コーヒーを入れ、テレビを見る。ほぼ2日間、パソコンにかかりきりだったのでメールチェックするのも腰が重い。ごろごろしながら読書。群ようこ著「働く女」、宮嶋茂樹著「不肖宮嶋、南極観測隊ニ上陸ス」を読む。するとねむいんだかなんなんだか、体がしんどい。これはひきこもりのせいだと判断し、外に出ることに決めた。

さっそく着替えて自転車を担ぎ出す。走り出してがく然とした。ハラがなんとなく邪魔なのである。ほんの3か月ほど乗らずに、アメリカ、カナダで暴食、対馬で大よっぱらいしただけでこれである。いやはや、ババアになったなぁと感じずにはいられない。

図書館に向かった。ここは雑誌のバックナンバーが充実しているので好きだ。今は亡き「シーカヤッカー」、「アウトドア」のバックナンバーを読む。警備員のヒトがうろうろしており、何かあったのかなと思って見ていると、本を読みながら寝てしまったヒトを起こしてまわっている。ここは、座席がそれほど多くないし、場所柄ホームレスの人たちがくつろぎに来て寝てしまうのを注意しているようだった。しかし、最近は若いホームレスの人が多い。20代と思われる人もいる。じっと会社にしがみついているか、ホームレスになるか、すごく極端すぎると思う。一度ドロップアウトしたら本当に普通の生活には戻れないのだろうか。

「アウトドア」誌の記事で興味深いものがあった。ホームレスのおっちゃんが自費出版した詩集をとりあげている。詩を書くようになった経緯が興味深い。最初は日雇いの仕事をして、晩は簡易宿泊所で寝ていた。が、ある日、お金がもったいないので外で寝てみたら、宿泊所より居心地がよかったのでそうするようになった。今の仕事はリサイクル業らしい。捨てられたテレビから、コンデンサや、まだ使える電池などをはずし、導線なども丁寧に分ける。アルミ缶集めはライバルが多くて昔ほど集まらないのでやらないという。

野外の段ボールで寝泊まりする日々の中、墨とすずりと筆を買い、短冊に切った段ボールに思ったことを書く。一枚100円で売る。ある日、公園の自分の寝床の段ボールハウスに役所のはり紙がしてあった。邪魔だからどかすようにという通知である。そこで書いた詩が、「家をどかせて 花を植える 役所の優しさかな」というような内容だった。

気が付くともう外は暗かった。行きのハラの苦しさとはうらはらに帰りは楽々だった。ひさしぶりだったから乗り方を忘れていたようだ。とほほっ。

●今日のもやし●



おお!なんと一番長い物で3センチくらいありそうだ。水だけでこれだけ大きくなれるというのは衝撃的だ。このころになると、緑の皮が自然にはがれ落ちて、いわゆるもやしっぽくなってきます。


nao-zo |MAIL

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