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日々是迷々之記 目次|前|次
平日になるとこんなネタしか書けないワタシの生活を呪わずにはいられない。しかし、これが日常なのだ。何でこんなことで苦労しなければならないのか?「わたしはこんなもののために生まれてきた訳じゃない。」って歌があったが、まさに今のワタシはその心境だ。
調子に乗ってベタベタと写真を貼りまくっていましたが、あんまりたくさん貼ると重いかと思い、2日に分けることにしました。ということで、これは28日土曜日の後半のものがたりです。(どんな日記や…) そろそろと注意して進む。コーナーを抜けるとそこは土砂崩れでした、ではシャレにならないからだ。幸い、そこからは大した崩れはなく、やっとこさ、大きな道路に出ることにした。 そこで、ガソリンを入れることにした。カブは燃費はリッター60とすこぶる経済的だが、タンクが小さいので満タンで200キロは走れないのだ。もう170キロほど走ったあとだったので、目の前のガソリンスタンドに入る。ガソリンを入れてビックリした。なんと1リッター116円なのだ。思わず、ハイオクでも入れたかと思った。レギュラーだった。トホホホホ。やはり陸の孤島。高いのである。ちなみに昨日、白浜で入れたときは1リッター86円だった。こんなに値段って違うんかいな?と思いつつ、次なる目的地、「弘法の湯」へ向かった。 ここは週の半分しか営業していないので、来ても閉まっていることが多かった。今日はちゃんと開いていたが。入ると、右手が茶の間のようになっていた。おばちゃんがちゃぶ台のところで「いらっしゃい。」と言った。どうしたもんかと立ちすくんでいたら、「お上がりなさい。」と声をかけられた。ノートを差しだし「ここに住所と名前を書いて下さい。」と言われそのとおりにする。 ちゃぶ台の傍らにはテレビがあり、グルメ番組の再放送をやっている。おばちゃんと、常連さんと思われるおばあさんがわいわいと見ている。なるほど、ここは受付兼待合室なんだなぁと思い、おばちゃんに進められるまま、リッツをつまんでテレビを見る。ツーリング中にテレビを見るとは思わなかったなぁなどと思いつつ、30分ほどすると、お風呂から人が出てきた。何と、入れ替え制なのだ。300円で貸し切りとはすごいなぁと思いつつ、私の番になった。 写真では暗くなってしまったが、檜の浴槽に、窓の外は海である。窓の外はこんな感じだった。 パンフレットによると、「浴室の窓から南紀大島が展望でき、晴れた日の海を眺めながらの入浴はもちろん、海が荒れた日の波の音を聞きながらの入浴も本当に心が洗われます。」だそうだ。今度は荒れた日に来てみよう。 ゆっくりのんびりと入浴すると、汗が噴き出してきた。このあたりは食塩泉なので、お湯がねっとり、よくあたたまるのだ。おばちゃんにお礼を言い、スーパーへ向かう。 今日は、チューハイ、たまご、キュウリ、厚揚げを購入した。まだ少し早いのでちゃんと火を使った料理をするのだ。 サイトに戻ると早速チューハイを開ける。うまい!太陽が沈む前に飲む酒はうまいのだ。そこで中くらいのなべにタマゴ4つを入れ、水を入れ、火にかける。今日はゆで卵なのだ。絶妙のタイミングで火から下ろし、炊事場で水に浸して剥く。ほかほかしておいしそうなので、その場で1つ食べてしまった。 テントの所でもうひとつ。今度は塩をふって食べる。やっぱりうまい。ちょっとお腹が落ち着いたので、お湯を沸かし、ショートパスタとソースの粉末が一緒になったモノを入れる。7分間茹でるとできあがりなのだ。その横で、昨日と同じ要領でキュウリを切り、ゆでたまごをほぐしてマヨで和える。コップに焼酎を注ぐ。今日の夕食ができた。 だいぶ日が傾いてきたが、気分がいいので、これらを持って、岬の突端へ向かった。本当に地球が丸く見える。写真を撮ったがぼんやりとしか写っていなかった。デジカメは暗いのが苦手なのだ。沈む夕陽、漁船の光、波を見ながらご飯を食べて焼酎を飲む。なんかごちゃごちゃ悩んだりしても意味ないんじゃないのと思わずにはいられない、大きな風景だ。そうだそうだ、いろいろ考えてもしょうがないんだよ、、、とひとりで納得しながらその景色を眺めていた。 テントに戻ると直ぐに寝てしまったようで、目が覚めるとまだ5時だった。食べ残しの厚揚げを焼いて食べ、コーヒーを飲み、散歩したり、海を見たりして、8時頃サイトをあとにした。 途中、白浜の無料露天風呂と、和歌山城に立ち寄った以外はほぼノンストップで家に帰り着いた。カブのペナペナシートに8時間、座り続けて、尻が痛いが、それ以上に濃い旅だった。やはりバイクはやめられない。 ありがとう、カブちゃん。 そして、ここまで読んでいただきありがとうございました。
今日の日記は写真を織り交ぜながら進めていこうと思います。重かったら済みません。m(--)m さあどこに行こうかとわくわくしながら、コーヒーを入れた。 今日は天気がいいのでのほほんと走ることにして地図をめくる。海沿いを走ってから、山の方へ入り、小さな道を探索してみることにした。夕方には昨日と違う温泉に行くことにしよう。カバンの中に着替えと、お茶、そしてパンとカメラを入れ、8時半ごろ出発した。お出かけ装備はこんな感じだ。 潮岬はちょこんと出っ張った形になっており、一周約10キロだ。走り出してすぐ、空と海の青さにバイクを止める。 断崖の上からも、水が透き通って見える。 行ったことないけど、ハワイのダイアモンドヘッドってこんな感じかな?と思った。 たった5キロほどの道のりで何度もバイクを止めてしまう。眼下に串本の町が見えてきた。ジェットスキーの波頭が気持ちよさそう。 海岸沿いの国道は、これまた車が皆無だった。昨日つかみかけたライン取りのを思い出しつつ、淡々とコーナーを流す。60キロ位しか出ていないけれど気持ちいい。 途中で県道に入る。おお、滝があるやんか!ということで滝を見に行くことにした。 プルンプルンとカブは機嫌良く走っている。カブにはこんな田舎道がお似合いだなぁと走っていると、無人販売所があった。珍しくお菓子を売っている。お漬け物と迷ったが、傷むといけないのでマドレーヌを購入、ゆずのマドレーヌ、どんな味なんだろう。ここでぱちりと一枚。 セピア色にしてみたら、なんかはまりすぎって感じだが。プルンプルンと進んでゆくと、今度は上流からカヌーに乗った人々がやってきた。町をあげてのカヌー大会のようだ。 今度はカヌーでここに来たいなぁと、次の旅に思いを馳せる。てこてこと川を遡上してゆくと沈下橋を発見した。 沈下橋とは、雨で川が増水したら沈むように作られた橋である。高知県の四万十川のものが有名だが、ここ、和歌山も雨が結構多いので、時折見かける。ちょっと渡ってみよう!ということでuターンして橋の入り口?を探す。するとこんな所にあった。幅、1メートルくらいか。どうりで最初通ったときに見つからないわけだ。 そろそろと橋の真ん中くらいまで進む。怖い。気分的にはカブの車幅くらいしかない感じだ。そっと右手を見る。 う、怖い。落ちても死にはしないだろうけど、ちょっとね。ちなみに左側は渦を巻いていました。 どうにかこうにか、そろそろと渡りきると、一面の野原になっており、しばし感動した。子供の頃はこういう誰のものだか分からない野原ってあったよなぁと思うとなんだか切ない。今の子供は「野原」の意味なんかわかんないんじゃないかと思った。 その後も民家の軒下のような道や、ちょっとした崖崩れの道を抜け、目的の滝に到着した。 しかし、私はこの滝よりも、この集落にあるお地蔵さんにひかれた。7体ほどのちいさなお地蔵さんが並んでいる。ひとつひとつに湯飲みが置かれ、きれいな花が飾られている。毎日掃除をしている人がいるのだろう。 そのお地蔵さんたちに守られて、ひっそりと学校が建っていた。創立昭和22年とある。廃校だ。山間の小さな平地にめいっぱい取られたグラウンド。この学校を卒業して、そのすぐそばに住み、そして廃校したあとも見守り続けるのはどんな気持ちなんだろう。 この集落は思いもよらず、とても印象に残った。何故か旅ってそういうもので、期待して行くとそのものよりも人混みに疲れてしまったりして、なかなか想像通りには行かない。 県道を進んで行くと、見晴らしのよいところがあったのでカブを止めてお茶にした。さっき購入したゆずのマドレーヌをほおばる。洋菓子のそれとは違い、あっさりした、甘さ控えめのマドレーヌだった。上にはゆずの皮がマーマレードのように乗っており、とても風味がつよい。好きな味だった。1つ1つ丁寧にラップでくるんであり、それをビニール袋に入れてある。ラベルも手書きで、見た感じ折り紙にボールペンで「ゆず」と書き、それをセロハンテープで貼ってあるようだ。 手仕事のあたたかさを感じずにはいられない。(続)
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