日々是迷々之記
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2002年04月27日(土) カブ旅・その1

今年のゴールデンウィークはいつもとちょっと違っていた。ダンナさんの出張が伸びてしまい、一人で過ごすこととなったのだ。うむむどーしよ?と考え、そうだ私にはカブがあるではないかと思い立った。

一昨年に事故して以来、ツーリングはおおかた2年ぶりである。少し不安だが、どこかへ行きたい気持ちは変わらない。ふんどしのヒモをがしっと締めて行くことにした。(あくまで気合いの上の話でわたしがふんどし愛好家という訳ではありません。)

そうと決まれば行動は素早い。家の中からキャンプ道具や、食料をかき集めてきてどさどさとバイク用のカバンに詰め込んだ。金曜日の晩は残業だったが、明日になれば旅立てると思えば、ルンルンだ。

かくして土曜日の朝を迎えた。予定では5時に起床。6時出発だったが、残業のたたりか、目覚めたら9時だったので、ゆっくりコーヒーを飲み、「渡辺篤志の建もの探訪」を見てから出発する。なぁに、今日の目的は移動だけなのでのんびり行こうじゃないか、ハハハとカブに声をかける。どうも一人暮らしになってから独り言が多い。とにかく出発だ。

プルルン、パパパとカブは走り出す。南へ向かう道として、高速道路の高架の下道を選んだ。ここは周囲に工場しかないため非常に空いているため、和歌山へ行くときは定番のルートなのだ。しかし、これはカブには向いていない道だった。65キロで走っているのにぐぉん!と轟音と共にトラックに抜かれる。これが怖い。よく考えると、中型のバイクでここを走っていたときは100キロオーバーで走っていた記憶がある。ルート変更。地図を見て細い府道に入った。

これが正解だった。くねくねとしているが、土曜日のせいか車は全くおらず、カブのペースですいすいと流すことができる。だいぶ遠回りだが急いでいるわけではないので快適なのがいいのだ。40キロで峠を越えて和歌山へ入った。この時点で12時を過ぎている。

まだまだ南下する。途中でおなかが減ったのでファミマで休憩する。チキンバーガー220円也を購入。お茶は家でペットボトルに入れてきたモノを飲む。ちょっと背中を伸ばす運動をしてもう一度走り出す。このへんで80キロほど走ったか。

途中、有田という町を抜ける。ここは関西では有名なみかんの産地で山全てがみかん山になっている。ここの山越えはカブにはしんどかった。スピードが40キロまで落ち込むのだ。しかし、そこでがんばらずにさっとウィンカーを出して左に寄れば、後ろの車は抜かしてくれる。中型のバイクでは絶対そんなことはしなかったが、カブにはカブの走り方があるんだとちょっと思った。

そこからはそんなことの連続だった。和歌山は山と海が隣り合っているのでアップダウンが多いのだ。下りは70キロくらいで流せるが、上りは50キロをキープするのがやっとだ。でもそこで焦らずに道を譲る。すると、おおかたの人は「ありがとう。」という感じでハザードランプをピカピカさせてくれる。気張って走ることはないのだ。

白浜という一大観光地を過ぎると車はすっかりいなくなった。ここからはイッツマイワールド状態で走る。カブは加速が鈍重なのでなるべく減速をしないように走ると楽だ。ということでカーブではスピードを落としすぎずに、ライン取りでカバーするとヨイよとダンナさんが言っていた。ライン取りを考えながら進む。

そして白浜から約60キロを2時間で走ることができた。1回トイレ休憩をしたことを考えるとまぁまぁ走れた気がする。そして辿り着いたのが本州最南端の潮岬だ。

ここの芝生は無料のキャンプ場で、私とダンナさんが知り合った地でもあり、今まで何度となく遊びに来ている。ぼちぼち日が暮れてきたのでさっさとテントを張り、温泉へ行く。

ここの温泉「サンゴの湯」もこれまた定番で回数券を買った方が得かもと思うほど来ている。食塩泉なので非常に暖まるのが嬉しい。4月といえども8時間バイクで走ったあとはお風呂にはいると体中がじわ〜っとする。

じわじわほかほかの体で近所のスーパーへ行く。今日は疲れたのでさっさと食べて寝ることにした。アジのフライ、コロッケ、キュウリ、マヨネーズ、そして、メインディッシュに和歌山ラーメンセット(ただし閉店前の半額の品)を購入してサイトに戻った。もちろん、ビールも忘れずに。

テントに入り、早速ランタンをともし、ぷしゅっとビールをあける。うぐうぐと飲むと体にじわ〜っと染み入る感じがする。ぐわはっ。うまい。アジフライに家から持参のソースをかけて食べる。アジフライは手づかみに限る!と思うのは私だけだろうか?包丁で切ったり、箸で食べるとおいしさが半減するような気がするのだ。

とりあえず胃が落ち着いたので調理をすることにした。かばんから、タマネギを取り出し、必殺空中切り(左手にタマネギを持ち、右手の包丁でばさばさ切る)でタマネギを刻む。そこに塩をぱらぱらとかけてもみ、しんなりさせる。そこにこれまた空中切りのキュウリ、缶詰のツナを投入しマヨとひと垂らしのショウユで和えるのだ。これが焼酎に合うのだ。マヨツナ和えとコロッケを食べながら、焼酎を飲んでいると気分が良くなってきたので寝ることにした。

ぱちっとランタンを消して、寝袋に入ると、落っこちるようにしてネムリに入った。やはりカブと走る250キロは偉大なのだ。


2002年04月25日(木) タノシイ会社告発之記

少しの間、更新の手が止まっていた。これは何も仕事が忙しくて時間がないというわけでもなく、ただ単に疲れてしまい家に帰るとゴハンを食べて寝てしまう日々だったからだ。

疲れる原因は何か?それは会社である。(いつものパターンですね。)今日は、この2.3日に起こった出来事を思い返してみようと思う。

出社するとタイムカードをがこんと押してから、パソコンのスイッチを入れる。そしてメールチェックをする。私のアドレスには主に海外からの問い合わせみたいなものが一日15件ほど来る。しかし、その朝届いたのはメールだけではなかった。ほぼ全てのメールにウィルス"Klez G"がご丁寧に添付されていた。

勿論ウィルス対策ソフトは入れている。ノートンアンチウィルスだ。ちゃんと常駐してる。で、なんでウィルスが届くのか?それはウィルス定義ファイルを更新していないからなのだった。考えてみればわかると思うが、そのソフトが開発されたあとにできたウィルスはそのままでは駆除できない。新しいウィルスを駆除するためには、新しいウィルスのことをそのソフトに教えてあげなければならない。それがウィルス定義ファイルで、年会費のようなものをダウンロードして更新するようになっている。

この会社はそれをしていないのだ。だから新しいウィルスはダダもれで入ってくる。しかしダダもれだからといって野放しにはできない。勝手にアドレス帳のアドレスにウィルス自身のコピーを添付して送ってしまうからだ。

で、どうやって駆除するのか。世の中には便利なモノがある。オンラインスキャンである。トレンドマイクロという会社のサイトにアクセスするとオンラインでパソコンの中を調べてくれる。早速アクセスして駆除する。

私のパソコンのハードディスクは今どき2ギガである。2ギガといってもISDN回線に全従業員のパソコンがぶら下がっている環境でオンラインスキャンは時間がかかる。しかもパソコンが非力なので、スキャン中は他の作業ができない。しばし待つ。一時間おきにこれだからたまらない。この状態が月曜日から続いており、今日、やっと一日のウィルスの数が1桁に落ち着いた。

ぼそっと事実上IT担当重役のおっちゃんに、定義ファイルを更新するのにお金を払ったらどうですか?と聞いてみた。すると、お金がでないそうだ。

それを聞いて呆れてしまった。法人契約で定義ファイルを更新するのにいくらするのか知らないが、オンラインスキャンの間、仕事ができない。その分残業に食い込めばそれでお金がかかるのが分からないのか?ちなみにフレッツでもなんでもないただのISDNのようなので接続料も当然払っているだろう。目先の金銭の動きにしか目が向いていないようだ。

日本のチューショー企業なんてこんなもんだとダンナさんは言うが、それが本当なら終わってると思った。

ちなみに最近2台のパソコンを導入して、やっと全従業員にパソコンが一台づつ行き渡った。その最後の2台がお笑いである。初代のNECラヴィのノートである。つまり98なんである。古くからパソコンを使っている人は記憶の片隅にあると思うが、NECの98シリーズは独自のキーボードを採用していた。しかし、日本のパソコン黎明期(パソコンでなくマイコンと言っていた)は、NECがシェア90パーセント!みたいな状態だったのでそれでよかったのだ。

しかし、時は流れ、Dos/Vパソコンが登場し、JISキーボードが主流となり今に至っている。会社のおっちゃん連中は、ちょこちょこっとDos/Vマシンを触る程度である。そのおっちゃんにいきなり化石のような98マシンをわたす。日本語入力さえできないのは笑ってしまったけど、しょうがないなと思った。だって2台で5万円くらいだったらしいし。

一人のおっちゃんに至ってはちょっと指がタラコのようになっているので、タッチパッド苦手のようだった。で、近所の大型ビジネス用品屋でマウスを買ってきた。懐かしの98用マウスで、プラグが四角いものだ。

「ようこんな化石みたいなもん買って来ましたね。」と思わず言ってしまい、「うわ!ばかにしてると思われたやろか。」と少しだけ反省したら、「お店の人にも確認されてん。これ98用ですけど本当によろしいですか?って。こんなん5000円もすんねんで。」といわれてトホホとなってしまった。

タダのマウスに5000円。スクロールのボタンもないタダの白いマウスが5000円である。ほぇ〜。これならアップルの光学式マウス7000円はお買い得だ。

という感じで、わたしからすれば訳のわかんないことばかり起こるこの会社である。

しかし、問題はその「わけのわからない会社」で、「ちょっと変な人だと思われている私」である。夫婦でそれぞれのパソコンを持ち、新聞は取らずにウェブのテレビガイドをチェックするのは変なのか?

長くなったのでこの話は明日なのだ。


2002年04月20日(土) Windowsパソコンの活躍の場は?

うちにはたくさんのパソコンがある。起動しないモノを含めると7台ほどあるのではないか。そのうちまともに使えるのは3台で、そのうちソーテックのノートはダンナさんの愛機である。私が使用しているのはiMacである。

残りのちゃんと動く1台は、自作機でメモリ512MBとハードディスクが80GBとというどうみてもオーバースペックな一台なのだが、宝の持ち腐れ状態でほとんど使っていなかった。

しかし、ADSLも8メガだし、LANケーブルは余って渦巻いているし、100ベースのハブはあるし、ということで一念発起、このマシンをネットに繋ぐことにした。タンスの裏や、カーペットの下にケーブルを這わせて、パソコンにセッティング。久しぶりに電源を入れた。

ビョ〜ンと元気に立ち上がった。早速中身を見てみる。(あまり使わないから何が入っているかさえよく分からないのだ。)一応いるモノは揃っているが、メーラーだけはフリーのモノを入れた。アウトルック系はあまり好きではないのだ。なんとハードディスクが70ギガも空いている。う〜ん、何に使おうか考えた。DV編集をやるにはカメラがないし…。ということでDVDビデオのバックアップを作ってみることにした。

手順としては、中身の吸い出し→映像と音に分ける→合体して圧縮だ。CDRにバックアップするつもりなのでmpeg1に圧縮しよう。これを全部フリーウェアでやってみることにした。

世の中にはなんでもあるもんで、全てがフリーで見つかった。ただ、英語版しかないものもあるので、音や映像の専門用語は首をひねってしまった。が、どうにかこうにか吸い出しはできたようだ。

しかし、異常に時間がかかるし、できたファイルがこれまたデカイのだ。140分の映画が8ギガバイトほどある。吸い出しに2時間ほど。これをmpeg1形式に圧縮するにはこれまた一晩くらいかかるらしい。

ということでここで続きは今度にすることにした。

こんだけ時間がかかることを考えると、人から借りてバックアップしちゃえばタダ!むふふ!とは思えない。特にDVDムービーは安いし。昔ビデオに撮ったテレビ番組を残す、という意味では有意義かもしれないけど。

でも、それにはコンバーターがいるんだよなぁ…。それにファイヤーワイヤーのボードも…。

まぁ、それは今後の課題ということで…。


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