日々是迷々之記
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2002年01月13日(日) 大人の世界

私は好きな物にはとことん入れ込んでこだわるが、あまり興味のない物に対しては本当にてきとうである。「時計」というものを考えたとき、時間さえ分かればえーわという感じで結婚前に妹から買ったG-shockをずっと使っていた。その前はカナダのスーパーで10ドルで購入したTimexのデジタル時計だった。

特にこだわりはなく、強いていえば丈夫なこと、汗をかいてもくさくならないこと、秒針がチクチクいわないことが選ぶ基準で、自ずからデジタルでウレタンベルトの時計を選んでいた。

しかし、会社に勤めるようになってから、そうは行かなくなってしまった。特に今の会社は自分の位置から掛け時計が見にくい。しかも、パーカーをやめて、ピーコートを着ると、G-shockでは袖口に対して大きすぎるせいか、非常に見にくい。

ということで、今日は時計を購入した。国産のレディース用ダイバーウォッチなのだが、これが気に入ってしまった。エコドライブという仕様になっていて、文字盤が光発電を行い、電池交換が不要。メタルのベルトに紺の文字盤がオシャレだ。でも、200m防水に、ねじ込みリュウズというダイバーウォッチとしての基本は押さえてある。しかも耳に当ててもチクチク言わないのだ。

一万円以上する時計を購入したのは初めてで、最初はなんでこんなに高いんやろと思ったけど、腕にはめてみるとその良さは分かった。海に潜るときはG-shock、日常はこの時計で行こうと思っていたが、海で使ってもイイかもしれないと思い始めている。

もっとも、「高い時計はいいねぇ。大人って感じだねぇ。」とダンナさんに話したら、「10代でもしてるで。」とのたもうた。ほんまかいな。私が高校生の時は謎のファンシーショップ(死語)で購入した1980円のムーンフェイスの時計で満足だったのに。

でもまぁ、当時と比較して10倍も高価な時計をしている私は何だか大人になったなぁとしみじみしてしまうのだった。


2002年01月12日(土) 食べるヨロコビ

昨晩は深夜にダンナさんが帰ってきたが、私が残業で燃え尽きていたので焼酎をちょこっと飲んで寝入ってしまった。

今日目が覚めたのもお昼ごろでアタマはひたすらぼーっとしていた。お正月の残りのお餅を使ってぜんざいを作り、それをすすりながらコタツで吉本系バラエティーを見た。う〜ん、のんびり堕落モードなのだ。

「寿司、食べたい…。」ふとダンナさんがつぶやいた。そうだ今日は寿司を食べよう!しかも回っていない寿司にすることにした。決まれば行動は早いさっとぜんざいを完食し、着替えて出かける。目指すは神戸のうを○という店なのだ。

バスに乗り駅まで出て、そこからJRで一路、神戸へ。目的の店は既におばあさんが一人待っていた。10分ほど待ってから、テーブル席へと案内された。早速冷酒とあん肝の付出し、たいらぎという貝のお造りを注文する。

「ううう、うまい…。」あん肝を食べたダンナさんがつぶやいた。どれどれと私も手を伸ばす。「ううう。」今まで食べたあん肝は何だったんだ。う、うますぎる〜。しばしあん肝に静かな賞賛を送る。

次はお寿司だ。ここではお品書きを見て、メモに書いてオバチャンに渡すシステムになっている。まず、白子の軍艦、鰺の棒ずし、蒸し穴子、しゃこの握りを注文した。人肌の白子になごむ。鰺は軽く酢で締めてあり、ごはんと鰺の間に青ジソをはさみ、上に透き通った昆布が乗っている。あまり鰺が好きではないダンナさんもはむはむと食べている。蒸し穴子は小骨のさくさくした感じが皆無で、口の中でばらけてゆく感覚にしばしふらふらする。私は回転寿司などの穴子は好きではないがここの穴子は好きなのだ。

酒は冷酒から熱燗大に変わっている。「来てヨカッタなぁ。」ダンナさんがつぶやく。うん、私もそう思う。上巻をつまみながらしばししゃべる。

そのとき私の背後のカップルの会話が耳に入ってきた。「サザエの肝なんて。自分、アワビの肝、食べたことある?」出た!うんちく男だ。何気ないふりをしてその男の顔を見るとまだ20台前半だ。めがねをかけ、ナニゲにヤンエグ(死語)を気取っているようだ。ダンナさんの顔がニヤニヤしている。そして、つぶやいた。「…、アワビなんか海潜って捕るもんやで。」確かに。

その時私たちに寿司第二弾が運ばれてきた。サバ、こはだ、イワシの青魚3兄弟に、鯛皮の軍艦巻き、かきの軍艦巻きだ。身がしっかりした小ぶりのかきにもみじおろし、ポン酢、アサツキが乗っている。かきの実力を感じずにはいられない。鯛皮はさっと湯通ししたものをもみじおろし&ポン酢で和えてある。独特のぷにぷに感があって、熱燗大を追加注文した。

その間もうんちく男は語っていた。「え〜、天安門広場行ったのに写真撮ってないの?あそこ行って写真撮らないで何してたの?あそこは歴史の…」ほんとにうるさい男だ。お前こそ、寿司屋に来て寿司食べないで何してんねん!もうちょっと酒が入っていたらいぢめているところだった。

しかし、せっかくのいい気分をこのままにしたかったので私たちはその店を後にすることにした。お勘定は占めて6500円くらいだった。いやはやびっくりである。結局熱燗4合、冷酒2合を飲んであれだけ寿司を食べたのに。

二人してニコニコモードで夜道を歩く。今日は幸せな一日だった。


2002年01月11日(金) 不安のかげ

昨晩、日記を書き終えてフトンに入って寝転がって本を読もうとしたら左手首に激痛が走った。手首があまり動かせない。う〜んとうなりつつ、冷蔵庫から湿布を出して貼った。じわ〜んと成分が染みいる感触がある。

事故したとき、私は両手首を骨折した。右は本当にぽきっといっていたので手術をしたのだが、左は剥離骨折だったのでギプスで固定しただけだったのだ。もっとも両手首手術をしてしまうと、日常のことが全く出来なくなってしまうので、あまりやらないようだが。

リハビリは足とは別に作業療法士の先生がやってくれていた。どちらの手首も固定していたので胸の前で手を合わせることができなかった。いわば、インドの踊りでひじを左右に付きだして、手を合わせるあのポーズが出来るようになったのは半年ほどしてからだと思う。リハビリ中に先生は言っていた。手術したほうがちゃんと治ると。要は変なくっつき方をしないからだ。

現在、右手は不自由もないし、痛みも出ない。しかし左は完全に普通に動くとは言い難いし、今回、上記のように傷むことが判明した。会社のパソコンにはパームレストがないのでこうなったのだろうが。

来週から会社に家のパームレストを持っていこう。それでどうにかなればいいのだけれど。

私からパソコンを取ったらどういう仕事をしたらいいのかイマイチ見当付かないし…。


nao-zo |MAIL

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