日々是迷々之記
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2001年11月26日(月) かなしいお父さん

別に今日あったことではないが、どーしても気になるので書いてしまうことにした。

テレビのコマーシャルというのは目的が目的だけあって、非常に印象に残りやすい。と、同時に「一般的な世間」というものに照準を合わせているせいか、わたしのような与太者が見ると違和感バリバリでどうにもこうにも困ってしまう。

今までも「アロエリーナ」とか「DHC」など、バカバカ感を覚えてしまうコマーシャルは多々あったが、最近やだなぁと思うモノはちょっと毛色が違う。某洗濯機と、某超大手パソ通兼プロバイダのコマーシャルはいかがなもんかと思わずにはいられない。

どっちもお父さんがネタなのだ。洗濯機では、「ママー、これお父さんのニオイがするね。」「え〜!」(といって変な顔)、プロバイダのは「お父さんでも出来るくらい簡単。」とか無邪気系子供が言っている。

これらは何でお父さんがやり玉に上がっているんだろうと考えた。前者は一緒に洗濯機で洗うモノの中でお父さんのものが一番においそうだからという理由だろう。後者は実は何でもいいのだ。「お母さん」でも、「犬のポチ」でも、「園児A」でも可なのだ。「できそうもない人が出来るくらい簡単」てことをアピールできればいいのだから。でも、それで敢えて「お父さん」にしたのはそれが一番カドが立たないからだと推測する。「お母さん」だと女性蔑視だわーわー!となるかもしれない。「犬のポチ」だとうちのポチはできない!、「園児A」だと子供にインターネットなんて!とかいうことになるんだろう。その点、お父さんは何もない。

威張りくさった父親がエライとは到底思わないけれど、そこまでバカにされてもいいんか!お父さんよ!という思いはある。「お父さんでも出来るんだ〜。」って子供に言われて喜んでいるよりも、「何年自分より長生きしてると思てんねん。」と返す方が筋が通っていると思うのは時代遅れなんだろうか。

自分のお父さんを落としてけらけら笑ってられるこの国はやっぱり「ど」がつくほど平和なのだ。


2001年11月25日(日) 突然そうじの女王

目が覚めると雑然とモノ達に囲まれていた。キャンプの道具、そしてダンナさんから譲り受けたWindowsのパソコン。ついでに出かける前に放置したモノまで。これは気合いを入れて片づけねば。

まず、パソコン部屋の本棚を整理する。2001年以前の雑誌は全て手放す。これだけで30冊以上の雑誌が消える。そして、もう読まないマンガはオークション用箱へ。いいぞいいぞどんどん減っていく。結局部屋にはパソコン関連書籍だけ残すことにした。

その本棚を横倒しにして、脇に置きスキャナ、ファックス、プリンタを乗せる。さぁ次は本日のメインイベントであるWindowsの配置だ。

わたしのパソコンデスクはいわゆるリビングの食卓テーブルだ。これの右側にiMac、左側にWinを置く。ちゃんと6連の電源ソケットも2つ用意した。まずはテーブルに19インチのモニタを乗せる。膝がみしっと言ったような気もしたが、大丈夫、大丈夫。勝負はこれからだ。次に各種プラグを背面に取り付ける。ヘッドセットのプラグのどっちがマイクかヘッドフォンか分からず難儀してしまった。

ふと気がついたのだが、Winのマウスやキーボードのケーブルはめっちゃ長い。2メートルくらいあるかも。かたやiMac純正の丸マウスは30センチほど。ということでタワーケースは足下に鎮座させる。シール紙に「モニタ」などと小さく書き込み、プラグに貼る。そうしないと何が何やら分からなくなってしまうのだ。

作業を進めていくうちにやはりというか、電源を刺すところが足りなくなった。しょうがないのでスキャナとプリンタは要るときに刺すことにした。大体ハブ経由で接続して、2台のマシンからちゃんとアクセスできるかは謎なのでこれでイイコトにしよう。

この辺まで来ると作業に飽きてきた。と、ダンナさんから電話が。向こうも、家からプレステだのハンドルだのパソコンデスクだのとクルマ1台分のものを運び込んでいるので片づけをしているのだ。きっと飽きてきたのだろう。30分ほど無駄話をして気を紛らわせる。

気を取り直してパソコンをセットアップし、おそるおそる電源を入れてみる。するとすんなり起動したので一安心。ここでオレンジクリーナーを持ってきてパソコンを拭く。ヤニでネタネタだったのが、きれいな薄ベージュになった。

ここで何だか終わった気になってしまい、おやつを食べてぼんやりしてしまう。私の悪い癖で、ある程度見通しが立ったらなんとなく休憩してしまい、ちっとも前に進まなくなるのだ。「だいたい完璧症候群」だ。

ビデオを見たりしてぐたぐたしてしまい、気がついたらちびまる子からこち亀までしっかり見てしまった。ようやく床の掃除に取りかかる。大きなゴミを集めてほかし、掃除機をかけて、雑巾掛け。やれば30分なんだけど、とりかかるのに3時間とは…。とほほっ。

何はともあれ無事にパソコンをセットアップすることができ、部屋はきれいになり、ヨカッタヨカッタ。

1月の復職に向けてエクセルとワードを勉強し直すのだ!


2001年11月24日(土) 霧の森のち青空

明け方にぱかっと目が覚めたのでロール紙をいれたきんちゃく袋を携えて、テントからのそのそと出た。すると、あたりは真っ白だった。濃厚な霧がかかっているようだ。道の向かいにある建物すら見えない。湖面の水からゆらゆらと水蒸気がたちのぼっているのか?

一気に目がさえてしまい、ちょっとまわりを散策する。丁度夜が明けたころだ。クルマはほとんど通らず、かすかな波の音と、鳥のさえずり、そして真っ白な霧。何か別の世界に来てしまったような感覚だ。

用事を済ませてテントに戻り、すこし入り口を開け、寝転がって空を見る。雲の中で横になるような不思議な感覚に包まれつつ寝てしまった。

「がががっ!」音で目を覚ますともう12時前だった。道路工事をやっているようだ。テントから外に出ると、まっさらの青空が広がっていた。数時間前に私が見た霧はどこに行ってしまったんだろう。もしかしてまぼろしだったのかな?というようなきっぱりとした青空だった。

ダンナさんも工事の騒音で目を覚ましてきたので、朝食兼昼食にする。昨日のシシ鍋しウドンを投入するだけだ。これまたうまくて無言でがしがし食べ進む。シシ肉はエライ!というのが今回の感想だ。

2時過ぎまでコーヒーを飲んだり、りんごを食べたり、あたりを散策したりしてまったりのんびりと過ごす。久しぶりの感覚だ。のんびりと撤収をして、ダンナさんの寮に荷物を降ろしに行く。だんなさんが部屋に運び込む間、駐車場でぼんやりと木立を眺めた。

そこには柿の木があって、枝に付いた状態で干し柿になっている。へただけ残されている部分もある。子供の時は良く見たけど、最近はめずらしいなぁとしみじみ思ってしまった。隣の家では庭でちいさな焚き火をして、落ち葉を燃やしているようだ。

暮れゆく空、焚き火の煙、実りの時期をすぎつつある柿の木。なんだかしんみりしてしまった。こういうものに目を向けられる余裕があることに感謝。仕事さえちゃんとあれば、こういう土地に暮らすのも悪くないなぁと思い出す。

ちょっとレンタカーを返すまで時間があるので地元のショッピングセンターに行く。駐車場がだだっぴろく、建物もこれまただだっぴろく、海外のショッピングセンターのようだ。中の通路も広くてのんびり買い物ができる。駐車場は8割方埋まっていたが、中は空いているように感じる。ゆとりがある作りなんだろう。

近江米の新米を買うかどうか迷ったが、荷物が重いのでまたの機会にすることにして、ショッピングセンターを後にした。クルマを返し、居酒屋で夕食にする。ここでもシメサバを頼む。今日は焼きとろしめさばだ。焼いたシメサバは初めてなのでわくわくする。お味の方も良く、シメサバを焼くという技に感動した。松茸の土瓶蒸しも食べ、胃袋もひたすら幸せな週末だ。

私一人、電車で帰路に付く。最初はさびしい気持ちもあったが、慣れたせいかそんなに気にならない。変な人と遭遇したときは一人より二人の方がいいけれど…。

寝入ってしまい、気が付くと京都だった。もひとつ寝てしまって気が付くと新大阪だった。ドアの横に移動して、着いたら即下車した。バスに間に合うか瀬戸際だったのだ。残念ながら5分ほど前に終バスは出てしまったようだ。地下鉄に乗り、家に戻る。

すっかり酔いも醒めたと思い、ちょっとだけ焼酎をロックで飲むと、どぉ〜んと来てしまった。いかんいかんと思いつつ、布団を敷き、早々に潜り込む。寝袋もいいけど布団もいいなぁと思いネムリについた。

結局寝るのが好きなようだ。いやはや


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