社長の日記(日付をクリック)

2009年08月09日(日) HACHI 約束の犬

● HACHI 約束の犬
監督: ラッセ・ハルストレム
出演:リチャード・ギア/ジョーン・アレン/サラ・ローマー/ケイリー=ヒロユキ・タガワ


“ハチ公”の感動物語が、海を渡ってリメイク

アメリカ東海岸。郊外のベッドリッジ駅で寒い冬の夜に、大学教授のパーカー・ウィルソンは迷い犬になった秋田犬の子犬を保護した。妻ケイトの反対を押し切って、飼い主が現れるまで子犬を飼うことにしたパーカーは、子犬の首輪のタグに刻まれていた漢字から、ハチと名づける。パーカーの愛情を受けてすくすくと成長していったハチは、やがて朝は駅まで見送りに行き、夜は迎えに行くようになっていく。

1987年に公開され大ヒットを記録した『ハチ公物語』。渋谷の駅前で帰らぬ主人を待ち続ける、日本人なら誰もが知っている“忠犬ハチ公”の感動的な物語をハリウッドでリメイク。一人の大学教授と彼に育てられた飼い犬の心温まる愛と絆を描いている。監督は『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』や『サイダーハウス・ルール』のラッセ・ハルストレム。主人公の教授を演じるのは、黒澤明監督作に出演するなど、日本との“縁”があるリチャード・ギアだ。物語の舞台を日本からアメリカに移しても、誇り高くて愛らしい秋田犬の姿は変わらない。パーカーとハチの間にある愛情と信頼が、大きな感動となって胸を打つこと必至だ。



2009年05月30日(土) お買いもの中毒な私!

● お買いもの中毒な私!
監督: P・J・ホーガン
声の出演:アイラ・フィッシャー/ヒュー・ダンシー/クリステン・リッター


恋も仕事も頑張ってます。でも、お買いものだけはやめられない!

25歳のレベッカは、一流ファッション誌の記者になることを夢見る普通の女の子。しかし、現実は地味な園芸雑誌の編集者。レベッカは、毎日のストレスを大好きなお買いもので発散していた。そして、月末になると請求書の山と支払い催促の電話に悩まされるのだった。こんな自分を変えたいと、一念発起したレベッカは転職活動を開始。憧れのファッション誌に入るため、同じ出版社のお堅い経済雑誌の編集者として働き始めることに…。

世界中でベストセラーを記録しているソフィー・キンセラの「レベッカのお買いもの日記」シリーズを映画化。ロンドンからニューヨークへ舞台を移し、お買いものがやめられないヒロインの恋も仕事もゲットしちゃうサクセス・ストーリーを描く。不純な動機で、経済雑誌編集者になったヒロインは、買い物から得た知識が武器になり、経済ジャーナリストとして大ブレイク。しかし、カード会社からの支払い催促がついに会社にまで…。レベッカを演じるのは、『スクービー・ドゥー』などで人気沸騰のアイラ・フィッシャー。スターを育てるのを得意とするジェリー・ブラッカイマーがプロデュースしているだけあり、将来有望のキュートさだ。



2009年05月24日(日) ミルク

●ミルク 
【監督】ガス・ヴァン・サント

出演:ショーン・ペン/エミール・ハーシュ/ジョシュ・ブローリン


1970年代のアメリカで、変革の種を播いたハーヴィー・ミルクの生涯

1972年のニューヨーク。金融や保険業界で働いていたミルクは、20歳年下のスコットと出会い、恋に落ちる。二人は新天地を求めてサンフランシスコに移り住み、小さなカメラ店を開店。そこはたちまち同性愛者やヒッピーたちのよりどころとなり、ミルクは彼らを快く思わない保守派に対抗した新しい商工会を結成する事になる。社交的でユーモアにあふれたミルクは、近隣住民の抱える問題に、政治的により関わりを深めていく。

『ラストデイズ』などの、より実験的な作品に時間を費やし、本作で久々にメインストリームに帰還した感のあるガス・ヴァン・サント。ゲイである事を公表しながら公職に就いたハーヴィー・ミルクの生涯を、優しく観察し物語を紡いだ作品。特筆すべきは、ショーン・ペンが全編を通して見せる愛嬌のある演技。アカデミー賞のみならず、多数の映画賞を制覇しているペンの熱演は一見の価値あり。これまでゲイ・コミュニティーや社会の前衛的問題に興味のなかった人も、本作でミルクの人物像に触れれば、関心を持つだろう。今なお尊敬されるミルクの愛すべき人柄をフィルムに焼き付けた監督の手腕に感服し、映画化にこぎつけた彼の執念を感じ取りたい。



2009年05月16日(土) GOEMON

●GOEMON 
【監督・プロデューサー・脚本・原案・撮影監督・編集】紀里谷和明

出演:江口洋介/大沢たかお/広末涼子/ゴリ
ブラッド・ピット/ジョージ・クルーニー/ジョン・マルコヴィッチ


『CASSHERN』の紀里谷和明監督が 天下の大泥棒・石川五右衛門を大胆にフィーチャーした歴史ロマン大作

1852年、豊臣政権下。世は火種を残しつつも、一時の平和を謳歌していた。そこに彗星のように現れた天下の大泥棒・石川五右衛門。超人的な身体能力を武器に、金持ちから盗み、貧しき者に分け与える彼を民衆は義賊ともてはやし、熱狂していた。そんなある夜、紀伊国屋邸に盗みに入った五右衛門は南蛮製の箱を手に入れる。ただの空箱だと思った五右衛門はその場で投げ捨ててしまうが、その箱こそ信長暗殺の真相につながる禁断の箱だったのだ…。

『CASSHERN』から5年ぶりとなる紀里谷和明監督 最新作は、自由なイマジネーションで安土桃山時代を捉え直した、奇想天外な歴史ロマン大作だ。プリプロ、撮影、編集、ポスプロなどの制作に3年、セット数100、CGカット2000、エキストラ1000人、総スタッフ数300人というとんでもない製作規模で作り出された本作は、どのカットもスキがなく美しい。デコラティブで絢爛豪華、時にヨーロッパや古代ローマの匂いがする美術や衣装に負けず、役者陣の演技もまるでオペラのように派手。人々の思惑が錯綜し、欲と業がうずまくストーリーも、シェイクスピアを彷彿とさせる重厚さだ。生々しい人間ドラマを盛り込んだことで、CGを多用した作品にしっかりと血が通った。



2009年05月04日(月) バーン・アフター・リーディング

●バーン・アフター・リーディング 
【監督・製作・脚本】ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン

出演:ブラッド・ピット/ジョージ・クルーニー/ジョン・マルコヴィッチ


コーエン兄弟が豪華キャストを迎えて描く、予測不能なドタバタ劇

CIAの機密情報が書き込まれた1枚のCD-ROMを、勤務先のフィットネスセンターで拾ったチャドとリンダ。チャドはそれを利用して一攫千金を狙う大胆な計画を思いつく。そのころ、元CIA諜報員のオズボーンは、機密情報の紛失にうろたえていた。一方、オズボーンの妻ケイティは、財務省連邦保安官ハリーと不倫中で…。

『ノーカントリー』でアカデミー賞作品賞ほか主要3部門などを受賞したコーエン兄弟が放つ“ドタバタ”クライム・コメディー。CIAの機密情報が書き込まれた1枚のCD-ROMをめぐり、様々な人々の思惑が絡まり合い、衝撃の結末へと突き進んでいく。出演は『オーシャンズ』シリーズのジョージ・クルーニー、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のブラッド・ピット、『ファーゴ』のフランシス・マクドーマンドら。演じる俳優をそれぞれ想定して書かれたという個性豊かなキャラクターたちと、彼らがたどる運命の行方に注目。個性的な俳優陣の中、特にチャーミングなのはブラッド・ピット。筋肉オタクで頭の中は空っぽという役どころは新鮮で見逃せない。



2009年03月29日(日) マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと 

●マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと 
監督:デヴィッド・フランケル

出演:オーウェン・ウィルソン/ジェニファー・アニストン/エリック・デイン


キミがメチャクチャにした人生が、私たちの宝物。

新聞のコラムニストをしている新婚夫婦のジョンとジェニーは、子どもを持つ自信をつけるため、犬を飼うことを決意。そして、やって来たのがマーリーだ。ところが彼は、手に負えないほどにやんちゃなだった!ほかの犬や飼い主に飛びかかり、顔中をヨダレまみれにする。雷にパニクる。家具を噛みちぎり、何でもかんでも食べたがる。おかげでジョンは、マーリーのうんちにまみれるハメに…。訓練学校でもサジを投げられ、お払い箱にされる始末。やがて子供たちに恵まれた家族は、そんなマーリーに手を焼きながらも、人生の喜びを味わい、そしてかけがえのない日々を過ごしていく…。

愛犬を通して結婚や家庭生活をめぐる普遍的なテーマを描き出し、世界中の人々に熱い共感を呼び起こしたジョン・グローガンの大ベストセラーエッセイを完全映画化。監督は『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル。ラブラドール・レトリバーのマーリーとかけがえのない人生を共にする夫妻を、『ズーランダー』『シャンハイ・ナイト』のオーウェン・ウィルソンと、TVシリーズ「フレンズ」や『グッド・ガール』のジェニファー・アニストンが演じている。(作品資料より)



2009年03月22日(日) イエスマン“YES”は人生のパスワード

●イエスマン“YES”は人生のパスワード 
監督:ペイトン・リード

出演:ジム・キャリー/ゾーイ・デシャネル/ブラッドリー・クーパー


究極のポジティブ・ライフで大逆転!

3年前に離婚して以来、カール・アレンの毎日は“NO”の連続だった。銀行の貸し付け担当が仕事だが、ローンの申請を却下し続け、プライベートでも友人の誘いに背を向けるネガティブな日々を送り、結果、昇進の機会を逃し、友情も壊れかけていた。そんな時、旧友ニックに強引に誘われた自己啓発セミナーで、カリスマ主宰者テレンスの迫力に押され、今後は何があっても“YES”と答えると誓いを立ててしまう。

“ノー・マン”から“イエス・マン”へ。極端から極端に走る主人公カールに扮し、ジム・キャリーがお得意の身体を張った演技で楽しませてくれる。半信半疑で始めた“YES”修業で、どんよりとしたマンネリな日々が心躍るカラフルな人生に180度様変わりし、ゾーイ・デシャネル演じる魅力的なアリソンとの新しい恋のチャンスも巡ってくれば、とんでもない騒動も巻き起こす。ロンドン在住の作家でTV司会者のダニー・ウォレスが実体験を綴ったベストセラーを原作に、『チアーズ!』『恋は邪魔者』をヒットさせた監督ペイトン・リードがメガホンをとり、寛容さと楽しむ心があれば人生はもっと素晴らしいと気づかせてくれる。



2009年03月19日(木) オーストラリア

●オーストラリア 
監督・バズ・ラーマン

出演:ニコール・キッドマン/ヒュー・ジャックマン/デヴィッド・ウェンハム


オーストラリアの壮大な風景と歴史を描いた一大叙事詩

第二次世界大戦前夜のオーストラリア。イギリス人貴族のレディ、サラ・アシュレイは、夫を捜しに北部の町・ダーウィンにやって来た。彼女を迎えたのは無骨なカウボーイ、ドローヴァー。夫の領地に着いたサラは、夫が何者かに殺されたことを知る。彼女に残されたのは、広大な牧場と1500頭の牛だった。牧場を立て直すため牛を売ることを決心したサラは、ドローヴァーの力を借り、牛を引き連れ出発する…。

『ロミオ&ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督作品。第二次世界大戦直前のオーストラリアを舞台に、イギリス貴族の女性と野性的なカウボーイの運命的な愛を描く物語。広大なオーストラリア大陸でのロケーション、ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマンを始めとする主要キャストをオーストラリア出身者で固めるなど、バズ監督のこだわりと“郷土愛”を随所に見る事ができる。また、先住民であるアボリジニのスピリチュアルな人生観、土地そのものが持つミステリアスな雰囲気が魅力的。ハリウッドの名作クラシック映画を彷彿とさせるそのスケール感に、バズ・ラーマン流の独創性を加味した映像世界を堪能してほしい。



2009年03月18日(水) マダガスカル2

●7つの贈り物 
監督・エリック・ダーネル/トム・マクグラス

声の出演:玉木宏/柳沢慎吾/岡田義徳/高島礼子


踊るライオン、アレックスが今度は故郷に錦を飾る!?

セントラルパーク動物園であの大事件が起こってから数年。ニューヨークの大スター、アレックス、マーティ、グロリア、メルマンが動物園に戻る日がやってきた。ペンギンズが操縦する飛行機に乗せられ大空に飛び立つが、すぐに燃料切れに。ペンギンズたちの奮闘で何とか無事に不時着した場所は、何と4頭のふるさと、アフリカだった!!

ドリームワークスの大ヒットアニメ、『マダガスカル』の動物たちが帰って来た。マダガスカルから動物園に戻るはずだったアレックスたちが辿り着いたのは、彼らの故郷、アフリカだった。しかし、都会育ちのアレックスたちは、野生の動物たちの厳しい掟が理解出来ない。争い事が嫌いなアレックスは、動物たちの問題をダンスで解決しようとするが…。音楽と笑いが満載のストーリーに、自己犠牲の精神、そのままの自分を受け容れることの大切さといったメッセージが込められている。前作と同様、オリジナル版、日本語版ともに声優陣が豪華。監督は、『マダガスカル』シリーズほか、ドリームワークス・アニメを担うE・ダーネルとT・マクグラス。



2009年02月25日(水) 7つの贈り物

●7つの贈り物 
監督・ガブリエレ・ムッチーノ

出演:ウィル・スミス/ロザリオ・ドーソン/ウディ・ハレルソン


『幸せのちから』のウィル・スミス×ガブリエル・ムッチーノが贈る、感動のヒューマン・ドラマ

男の名前はベン・トーマス。ベンは7人の名前が載ったリストを持っている。彼らは互いに何の関係もない他人同士。ベンは彼らに近づき、彼らの人生を調べ始める。そして、ある条件に一致すれば、彼らの運命を永遠に変える贈り物を渡そうとしている。ベン・トーマスとは何者なのか?彼の目的は何なのか?そして、贈り物の中身とは…?(作品資料より)


 < 過去  INDEX  未来 >


社長

My追加