◆透明の螺旋◆

2008年12月03日(水) やたらジャパネスクだ…

アルバム出た当初はメルトとバルーンばかり聴いてたのですが、最近二曲目の「うつせみ」がかなりツボです。
冬ツアーはCCレモンとNHKに行くので、アルバム曲を生で聴くのが今から楽しみ♪
しかし、私どうもホールで上手の席になる率が異常に高いわっ(汗)
そして今回も二階席だったので、倍率の高い新しい双眼鏡を買いたいです(涙)


ロードムービーDVDが、予約したときは限定の枚数が5000枚と書いてあったのに、公式では3000枚ってなってるので謎です。あと、パッケージが旭日旗&富嶽三十六景と、やたらジャパネスクだぜい(汗)



2008年10月18日(土) 「ウツセミ」のはなし。

「ウツセミ」発売から一ヶ月近くたって
自らの興奮も落ち着いてきたところで感想をば。

私の個人的な好みとしては「メルト」「バルーン」「テトリス」辺りで、
「メルト」はイントロのうつうつとした俯きがちな
重たい空気をはらんだベースラインから
サビ部分で一瞬間をおいた後に一気に高音に持ってくとこが、
うつむいて目の前だけ見て歩いていて、
ふいに澄み渡った星空を見上げたかのような
目の前がパーッと広がっていくような感覚を覚えました。
竜太朗さんのサビ部分での澄んだ高音の歌声がとにかく綺麗。

最近の曲は太朗さんの歌声が、
フワフワーッとした歌い方ではなく
力入れてウワーッと声を出す力の入った太い感じに
変わってきたような気がしていたけど、
今回のアルバムに入ってる「メルト」での歌い方とかを聴くと
以前のフワフワした歌い方とグワーッと腹に力入れて歌う歌い方と
使い分けてるんだなーとか思いました。


「バルーン」は先日のJCBホールで曲だけは聴いて知ってたけど
改めて歌詞カードを見ながら聴くと、
「片隅にたったひとつ、恋しさだけが残ってた」の部分とか
胸をグッとえぐられるような思いにかられました。
つぶやくような歌声もせつない。

「テトリス」はプラの曲では異色な雰囲気だなーと最初思ったけど、
(イントロの「ハイ」とか)聞き込んでくとくせになる曲。
歌詞カードに羅列された単語の一つ一つがパズルのようにくっついて
積み重なって行って、意味が二重三重にも増幅されていくような
不思議な感じ。単語の選び方と配置がうまいなー。

今回のアルバムはなんとなく「うつせみ」とか「GEKKO OVER HEAD」とか
和っぽい歌詞が珍しいなと思いました。
余談ですが、「月光蝶」という歌詞を先日LIVEで聴いたとき、
♪月光町はいいとこだっピー!(byおじゃる丸)の方の
「月光町」だと思っていてお恥ずかしい限りです(苦)

最近のアルバムは、作詞は竜太朗、作曲は正…というコンビだけでなく、
メンバーいろんな組み合わせで作った曲が多いけど、
明さんの歌詞はけっこう冷静で客観的な視点から
書かれた歌詞が多いなと思ったり、
あと「〜なのか?」とか問うような歌詞とか
どうも明さんの声で歌詞が再生されるぜ。
リーダーの書く歌詞は繊細で優しい雰囲気で、
「Q」での「〜じゃないかな?」という語尾の歌詞とか、
こちらもそのまんま正さんの声で歌詞が再生されました(爆)
曲の作り方もやはり各々のパートの音にこだわって作ってあったり、
個性出てるなーと思います。

あと、今回のアルバムはコーラスが
張り切り屋さんな感じで入っているので、
「テトリス」とか「うつせみ」とか「斜陽」とか
ついついコーラス部分を歌ってしまう〜。



2008年09月08日(月) PlasticTree Tour2008「ステレオ蝙蝠族」 9月6日東京JCBホール

SEは去年の武道館と同じマイブラの「Only Shallow」
ステージ前に白いスクリーンが張ってあって、
SEの音と共に、螺旋を描きながらブワーッと一斉に羽ばたいていく
蝙蝠の姿が映し出される。最初の曲は幻灯機械。

曲順は忘れたので、いつもながらの曲羅列です。
幻灯機械 リプレイ アローンアゲイン(略) パラノイア 
睡眠薬 Dolly サンデー 秘密のカーニバル 水色ガールフレンド
ぬけがら メランコリック 涙腺回路 空中ブランコ 藍より青く 
サイコガーデン クリーム Mayday
新曲3曲(バルーンのみは曲名が告げられたけど他は分からず)

ステージ背景には、左に蓄音機、右上にオーバル型の額縁みたいなのが
映し出されて、曲に合わせた映像やら歌詞が
額縁部分に映ってました。

太朗さんは裾がひざぐらいまである白いシャツに
襟ぐりの空いたセーターっぽい黒の羽織もの
いつもより比較的ポックリした靴を履いていたのですが、
アンコールの時には、ツアーTシャツ&ハーフパンツに裸足という
超絶ラフな格好でした。
靴を脱いでしまっていたのでさっき履いてた靴は
よっぽど足がかったるい靴だったのかーとも思ってしまった(汗)
正さんは白多めの赤チェックの半そでシャツ。
明さん&ブッチ君は黒Tシャツだったような…よく見えなかったです。
 

以下MC備忘録。時系列がバラバラですんません。

(最初のMCで)
竜太朗さん(以下、竜):
 雨は降りましたか?(「晴れ!」などの声&拍手)
 拍手が沸き起こったと言うことは晴れたみたいですね。
 正君。よかったね!(といいリーダーを見る)
(正さんは当然ながら、こっちに振るなよ的対応でした・爆)

竜:今回のツアータイトルは「ステレオ蝙蝠族」と言うことで
  ヒラヒラしてってください。


竜:「正君が一言言いたいそうです。」
正さん(以下、正):「後楽園で君と握手!」

このトークについてアンコールで補足があって、
正:子供の時、戦隊モノの番組でヒーローショーのCMを見て、
  後楽園ゆうえんちと言ったらこれの印象が強いので
  言ってみたかったんですけど、
  いまいち分かりにくかったですねー。
(このとき「君と握手!」じゃなくて「僕と握手」だよ!と
 客につっこまれまくる)

正:戦隊と言えば、バンドも戦隊モノみたいだなーと思います。
  みんなで力を合わせて悪と立ち向かったり
(ここでたろさんが客を指して「悪?」とつっこむ)
  わー違う違う!そうじゃなくて、みんなで何かをやり遂げたり、
  一つの事に向かってがんばるところとか、
  バンドのメンバーみんながそれぞれのキャラクターがあって、
  …まぁ俺たちは今日みんな赤レンジャーなんですけど…
(※この時全員真っ赤なツアT着用)
竜:まぁみんな主役ということで!(笑)


ブッチ君:
 JCBホールって水道橋のどこにあるんだ?と思ってました。
 ここ変わったつくりの建物だよねぇ…。
 僕たちの搬入口(控え室って言ってたかも?)は
 大江戸線並に地下にもぐったとこにあるんですよ。
 スタッフの人にも「まだまだもっと下です」とかいわれて
 まるで大江戸線みたいだなーと思ったんですけどね。
 …なんかいつもながらしまらない話でスミマセン。
(今日のブッチ君のMCは妙に落語家さんぽい口調だった・汗)

竜:あれ、今って後楽園ゆうえんちって言わないんだっけ?
(客席から「東京ドームシティ!」「ラクーア!」との声多数)
  …ぼ、僕たち昭和ヒトケタ世代ですからっ!
  …た、大正生まれですっ!(おじいちゃん!)

竜:(衣装の袖を直しつつ)手がスッポリ入っちゃう。
  (「落ちちゃう」だったかも)

竜:(正さんにトークを振る場面で)長良川(ながらがわ)正さんです!
正:違う違う!ハ・セ・ガ・ワ!字面は似てるけどね。

竜:(リーダーを呼ぶ声の後)そんな小さな声じゃ聞こえないぜ!

竜:アルバムでます。実りの秋になりそうな予感です。
  震えて待て! (と言ったあと「…決まった」とボソッと言ってて
  笑ってしまった)

竜:(アルバム出る日をド忘れした時だったか言い間違えたときだったか)
  大丈夫。僕たち経験豊富ですから!

竜:(ぬけがらの演奏前に)僕たち夏の残骸。ぬけがら。



(メンバー紹介MCにて)
竜:ハチのような華麗なダンスをみせてくれた正!
正:(心底恥ずかしがりつつ)そーんな事言われるとは思わなかった。
  ホント恥ずかしいからやめてくれるー!
  そんな事言われると思ってやってるんじゃないからねっ!
(確かにこの日の正さんは、演奏しながら曲に合わせてクルクルしたり足踏みしたり
 ヘドバンしたりといつもより更に軽やかなステップを踏んでいた・爆)
  
竜:機関車のようなドラムのブッチ!
竜:バスキアの描く絵画のようなギターの明!


竜:全国回ってきてやっと東京に戻ってまいりました。
  …帝都東京へと戻ってまいりました!(…とレトロな言い回しに言いなおしていた)

竜:(その翌日も追加公演があるので)明日が楽しみなのっていいですね。

(新曲バルーンの曲前MCで)
竜:以前、後楽園ゆうえんちで上にダーッと浮かんで
  一直線に落ちる乗り物に乗ったんですけど、
  それ以来高所恐怖症になりました。
  …浮かんでいけるといいですね。バルーン。


その他個人的感想
・藍より青くがアンコールに来てた事と、
 パラノイアがとっても意外な感 じ。
 リプレイやアローンアゲイン(略)は、
 CD音源で聞いてるとサラッと演奏してる感じに
 思っていたのですが、実際のライブでナマの演奏を聴いてみると、
 CDのイメージとぜんぜん違って思った以上に
 重低音な感じだったのでびっくり。
 ホール全体に楽器の音が反響して、間奏での
 ジャッジャッジャッジャッというギターのカッティング音のたびに、
 ドンッ!ドンッ!ドンッ!と、
 ホール全体に大砲のような音がひびいていたので、
 なんだか怖くなった&重低音が心臓に来る…。

・以前も言っていたドリンク代の件ですが、バッチリ500円取られました(汗)
 カラビナ付きのJCBホールのドリンクホルダーをもらったけど、
 ホールなのにドリンク代取るってのが、なんか腑に落ちないな〜。
 今後JCBホール行く予定ある人は小銭の用意に気をつけて下さいね。

・物販コーナーでソフトバンクのプラケータイのコーナーがあって
 商品のチラシとかを配ってたのですが、
 チラシをうっかりもらうともれなく
 売り場担当のスタッフさん(携帯会社とかの社員さんだったのかも)の
 1対1の熱心な勧誘をミッチリ受けていて、
 買うまで逃がさないぞー!って感じだったので、
 チキンな私はビビって近寄れず。

・アローンアゲインで、演奏のジャッジャッジャッジャッの音にあわせて
 太郎さんが足踏み行進みたいな動きをしていたのが可愛かった。

・バルーンじゃない新曲のどちらかで、題名分からんが
 「ホウセンカはじけた」みたいな歌詞の曲がとても好みな感じで期待。

・第三バルコニーという実質三階席だったのですが、
 とにかく前の椅子が低く、
 武道館の二階席の感じを想像していただけると分かりやすいかと
 思うのですが、立つと椅子の背もたれフチが
 ひざ下ぐらいだったので、視界はとっても良いものの
 つかまるところが一切無く、
 思いっきりヘドバンしたら飛んでってしまいそうな急傾斜な席でした。
 (あんまり暴れてくれるな…というホールからの忠告なのか・苦)

・プラのライブに来るのはかれこれ昨年末以来…(落選ばっかでした)
 という体たらくだったので、久々のマッタリMCに触れ、
 プラのMCはこれほどマッタリだったのか!と改めて驚く。


次の日(9/7)はあいにく行けなかったのですが、
友人いわく、ドシャ降りの大雨&雷だったけど
(電気系統のトラブルで電車止まったよー!)
「ツアー中はすべて晴れてたって事にして下さい」などと
軽い情報の捏造(爆)をされかけたという事や、
正さんが、お客さんに雨!カミナリ!雨神!と言われ、
思わず泣き真似入ったという事、
この日はどこかの椅子にピックが挟まれてるプレゼントがあった
という事など、
「自分が行かなかったLIVEの話はすっごく面白そうに聞こえる」の法則が
ビシバシ当てはまる楽しそうな感じでうらやましい〜。



2008年08月21日(木) ドリンク代のはなし

全く気付かなかったのですが、
JCBホールはライブハウスじゃ無いのに
ドリンク代を取られると友人に聞いたので、
嘘だ〜と思いつつチケットを見たらバッチシ
「別途ドリンク代が必要」と書いてある上に、
「JCBホール ドリンク代」でググると、
実際何かしらLIVE行って500円取られた人のblogが
ちょこちょこひっかかったので、
わたくしは今からブルブルとビビっております。

スタンディング形式のライブハウスとかだと
ドリンク代必要…というのは分かってるけど、
ホール会場でドリンク代取るとこなんて初めてだよ〜。


余談その1
たまにある「ドリンク代600円」の箱は
小銭の用意がとてもめんどくさい

余談その2
普段ドリンク代がいらないところ(zeppとか)で
いきなりドリンク代請求されるとビビる。



2008年07月27日(日) アルバムでるらしいど。

プラの「リプレイ/dolly」以降の次回アイテムは、
公式だと詳細未定となってるけど、
楽天市場で商品見てたら、タイトルは未定でわからないものの、
普通にCD屋さんのHPにアルバム発売日が書いてありました(汗)

↓DVD付き限定盤
http://item.rakuten.co.jp/americanpie/j-upch-9435/
↓通常盤
http://item.rakuten.co.jp/americanpie/j-upch-1625/

余談ですが、
hmvのやってる「新譜情報メール」は
公式の発表よりも新譜の情報がよっぽど早く来る時があるので
けっこう便利。

本来ならば、公式で「新譜出るよ」の発表が出た辺りから
CD屋さんでも予約の受付に情報が出てくる…という順序なのですが、
公式が情報解禁する前に、CD屋さん側にあらかじめ行ってる情報が
しれっと出てる事ってけっこうあるよね。


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