今日、ヒラリンが法務局に用事があるというので一緒についていった。
法務局は佐世保の市街のほうにあるので、私としーちゃんはアーケード街に降ろしてもらって、ちょっと都会の空気を堪能しようと思ったからだ。
そして都会を少し堪能して帰ってきたが、帰りに借りてきたアンパンマンのDVDと文房具屋で見つけてしまったアンパンマンのパズルのおかげで、しーちゃんを寝かしつけるのが大幅に遅くなった。
どうにかこうにかしーちゃんをお風呂に入れたのが12時少し前。 すでに私は電池切れでハアハア言いながらしーちゃんの頭を洗い、体を洗い、自分も洗って風呂から上がった。 全然期待していなかったが一応声をかけてみた。
「ヒラリン、起きてる〜?」
聞こえたのは「ぷしゅ〜、ぷしゅ〜」というヒラリンの寝息だけだった。 わかってたけどさ。
いつもはしばらく湯船で遊ぶしーちゃんだが、今日は眠いのかすぐに「上がる」と言ってきたのでしーちゃんを風呂から上げる。 このとき私は下着姿だ。なぜなら寝巻き着て湯上げすると濡れるから。
しーちゃんと和室に行くとこたつで寝ているヒラリン。
布団も敷いてない。
しーちゃんに寝巻きを着せ、布団を敷く。 それからまた風呂場に行き、浴槽にフタをして洗い場を片づけてシャワーでザッと壁と床を流して洗濯機をセットする。そしてやっと寝巻きを着た。
しーちゃんに水分を取らせて髪の毛を乾かし、歯磨きをさせる。 仕上げ磨きを嫌がるしーちゃん。 嫌がったところで止める気などない私。 終わってからうがいに行こうとしたら、行かないといい始める。 しょうがないのでうがいは無理にさせずに自分の髪の毛を乾かした。
和室に戻るとギャーギャー泣きながら何か言って、ヒラリンに乗っかっているしーちゃん。洗濯機の音とドライヤーの音で泣き声が聞こえてなかった。 寝ているヒラリンはとうとう切れて「うるさい、どがんあっとか」としーちゃんを押しやってしまった。
眠いんだろうな〜、そこに私が無理やり仕上げ磨きをしたからさらにヒートアップして泣いているんだろうな〜と思いながら一緒に横になり背中をポンポンたたいていたらギャーギャーと泣きながら10分もしないうちに寝てしまった。
仕上げ磨きを嫌がらなくなるの日がくるのだろうか・・・
※赤字になっている部分はヒラリンに殺意を覚えた瞬間です
少し前にしーちゃんを早く風呂に入れることができた日があった。 風呂から上がったのが9時前(これでも早いほう)だったのだが、上がってみるとヒラリンはすでに夢の中だった。 次の日このことをヒラリンに言い、「あのときはあんたに殺意を覚えた」と言ったら「そうだろう、俺はお前に撃たれる夢を見た」と告白してきた。
今日も夢で逢えるといいね(ニヤリ)
最近ヒラリンとよく言い争いになる。
原因は決まってしーちゃんのことだ。 どうも私とヒラリンのしつけの方針が違っていて、「そのくらいいいじゃないか」「それじゃだめだ」と言い争いになる。
先日はしーちゃんの仕上げ磨きをした後、彼女が「りんご(ジュース)飲む」と言い出した。
私はせっかく歯磨きをしたのにジュース飲んだら意味がない、と思いお茶を飲ませようとした。 しかししーちゃんは「りんごがいい」と言って聞かない。 私は歯磨きした後ジュースを飲んだら虫歯になって痛い痛いになるよ、と言い聞かせてみたが眠さも手伝ってかさらに駄々をこね始めた。 するとヒラリンが 「りんごば飲ませるたい。このままじゃ、喉が渇いたまま寝ることになるけん。100%だけん、砂糖ははいっとらんけん、虫歯にはならんよ」 と言い出した。
いや、確かに原材料には『りんご』と『香料』しか書いてないけど、果物にはもともと果糖があるから虫歯になる可能性はある・・・よね? 歯磨きする時に私はしーちゃんに「歯磨きしたらりんごは飲めないからね」と念を押していた。 歯磨きした後はジュースなどは飲めないということを習慣づけたい。 泣いたからと言って何でも思い通りにはならないということを教えたい。 虫歯になってしーちゃんが痛い思いをするのはかわいそう。 そうなったら歯医者に連れて行く自分も大変そう。
などなど、いろんなことが頭の中を回っていたが、結局私がりんごジュースを飲ませようとしないのでヒラリンが 「お前は夏の暑い日もそうやって(ジュースを)飲ませない気や?」 と言ってきたのでムカッとしながら 「うん」 と返したら 「俺はそがんことはせんけん」 と言って向こうを向いてしまった。
つうか、しーちゃんが抵抗するとすぐに仕上げ磨きを止めてしまうお前が言うな!と正直ムカついた。 きちんと仕上げ磨きをできるようになってから意見を言え!
もっと何か言い争ったのだが、忘れてしまった。
ここ最近、毎日何かしらこうしてヒラリンとぶつかっている。
しーちゃんが駄々をこねるので、私が言い聞かせているとヒラリンが 「まだ物事の善悪とかわからんとだけん、いうだけ無駄て」 と言うことがよくある。 私は確かにわかっていないだろうけど、だからわかるようになるために言い聞かせることが大事なのではないかと思うのだ。 ヒラリンの言い方だと、3歳くらいまでは言っても無駄だから放っておくしかないような感じなのだ。 それは逆だろうと思う。3歳くらいになったら自分で判断するようになるから、それまでにいいこと・悪いことを教えておくべきだと思うのだ。
この先、こんな言い争いがたびたびあるのかと思うと鬱々としてくる。
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