とっとっとの日記
団地妻(二人の子持ち)の日常。
旦那は元気で留守がいい。
でも子どもを風呂には入れてくれ。

2006年10月15日(日) どさくさに紛れて

娘の晴れ姿を見ようと、ヒラリンも前日から熊本入りしました。

スーツを持って。




当日は実家で着物を着せるのは諦め、本家(お母さんの実家)に行ってから着付けることにしました。

しーちゃんのはとこ達が着物を着ている姿を見れば、しーちゃんも嫌がらずに着てくれるかもしれない、という淡い期待と、
着物を着るのを嫌がって大泣きするしーちゃんを見たヒラリンが『可哀想だから』と横ヤリを入れてくるのを防ぐためです。


10時半ごろ本家に着いたら、なんのことはない
今年『ひぼとき』の子以外誰もまともに着ていませんでした。

本家に足を踏み入れると、ものすごい喧騒。

それもそのはず、今年の『髪置き』組が3人、『ひぼとき』が1人
いとこたちが6人、その配偶者が2人
爺婆たち5人、爺婆の親(ひいばあちゃん)が1人、
0歳児が1人、小学1年生が1人

の、総勢19.5人が一つ屋根の下で子供に衣装を着せようと格闘したり、雑談したり、子守りをしたりしてたら そりゃうるさいって。

その喧騒を(ヒラリンに対しての)カモフラージュにしーちゃんにも着物を着せることができました。
それはもう大泣きして嫌がりましたが、ほかにも大泣きしながら着せられてる子がいるんだから何も言えんだろ。


それから民族大移動でお宮参りに。
車組と徒歩組に分かれて、山の上にある神社へ向かったのですが
「車で行ける」
という伯父さんのファジイなナビゲートでどうにかこうにか神社に到着。
ファジイなナビゲート例:分かれ道にあたり「どっちでんよか」とか「ここの登り坂の先はどうなっているのか」という問いに「俺も知らん」というアンサー。あと「ここから曲がれ」というので曲がったら「あいたっ(しまった)」というセリフを吐くなど

なんとかお参りして、写真も撮り、さあ帰ろうと車に乗り込み本家に向かって出発したら、下ってきた坂道が登れません。
急坂で300度くらいのカーブでタイヤが滑り、切りかえししてなんとかクリア。
しかし、アクセルを踏んでいるにも関わらず『後ろに下がってはいないけど・・・』といった状況。
助手席の伯父さんが「軽も登るとだけん、アクセルば目いっぱい踏まにゃん」と言うのにヒラリン(運転手)「いや、目いっぱい踏んでます」

こりゃあ、一旦降りるか?と考えたら誰かが
「クーラーば消しなっせ!!」と叫び、あわてて消したらなんとか登りました。確かにフロントとリアのエアコンをフル稼働してたら登るものも登らないか!
ちなみに大人6人子供2人乗ってました。7人乗りだけど。


本家に着いたらいつの間にか宴会の準備がしてあり、そこで一同飲み食いして、夕方まで本家でくつろいでいました。



次の日仕事のヒラリンは夕方前に長崎に発ちました。
また21日に迎えに来るそうです。



久しぶりに長々としゃべっていたからか、馬刺しが硬かったからか次の日あごが痛かった。
長崎にいたら、こんなにおしゃべりする相手がいないし機会もないからな〜







今日の日記の解説(うろ覚えなのであまり真にうけないでください)

うちの地方では数え年の3歳に『髪置き』数え年の4歳に『ひぼとき』といってお宮参りに行くのです。『ひぼとき』が七五三の三にあたるらしい。
五と七は何もしないそうだ。
うちの地方でもお母さんの実家のある地区は11月ではなく10月に七五三をしてしまう。どうも農繁期にかかるからじゃないかな?と言っていました。本当のところはわかりません。



2006年10月14日(土) 最後はアイコラ写真しかないか・・・

ひ孫のためにひいばあちゃんがにあげをしてくれたのに、
孫のためにばあちゃんがにあげの手伝いをしたのに、
(にあげ・・・お宮参りに着る着物の丈をつめたりゆきを短めたりすること、だと思われる。←よく知らない)

肝心の着物をしーちゃんが嫌がって着てくれません

お母さん、何のために熊本に里帰りしたのかわかんないよ orz


いよいよになったら、えもんかけにかけた着物をあてて写真をとるか・・・





近所のおばちゃんが、
「あげまくったり、しょなませたりして着せなん」
とアドバイスしてくれましたが、褒め上げても(あげる)羨ましがらせても(しょなむ)成果は上がらず、ただ足袋だけは喜んで履いていました。



いとこの子供2人としーちゃんが『髪置き』
いとこの子供1人が『ひぼとき』
で総勢4人の子供がお宮参りに行く予定。

着物を着たはとこたちの姿を見て着てくれるといいんだけど・・・



寝てるうちに着せるか?


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