解放区

2014年06月26日(木) 第二次自炊ブーム。加賀棒茶

加賀棒茶なるものをもらったので飲んでみたら、これがとんでもなく旨かった。あまりの旨さに仰天して、さっそくネットで調べてみたら、なんと昭和天皇に献上するために開発された茶らしい。そりゃあ旨いだろう。

そんなことも知らずに水出しにしてぐびぐび飲んでいたが、値段を調べてまた仰天。しかしそれだけの価値はあると思うので、今後は自腹で買うぜ。


木曜日は比較的余裕のある勤務になっているので、この曜日が好き。今日は早めに仕事が片付いたので、机の上にたまった書類をどんどん片付けてやったぜ。なんせ、油断すると山のように書類がたまっていくからね。

会議の資料や勉強会の案内など、もう不要になった書類を、シュレッダー行きとそうでないものに分ける。必要な書類は持ち帰ってpdf化する。

てめえの家にある本はあらかた自炊したのだが、仕事用の本はさすがに裁断するのが忍びなくて大事にとってあった。

ところが再度、自炊魂に火がついてしまった。きっかけはMacを購入したことで、iBooksに試しに自炊した本を入れてみると、これがとても便利だったのだ。

とすると、医学書が入っているのが一番良いはず。そんなわけで、何冊か自炊してみたらこれが便利。ちょっとした時間に自炊した本を読むことが出来る。出先でも可能だし、これは書いていいのか迷うところだが会議中にもこっそり読める。笑

最も威力を発揮するのはレクチャー資料などを作る時で、いままではパソコンの前に何冊もの医学書を並べていちいち参照しながら作っていたものが、今やパソコンの中で全てが足りてしまう。

しかもしかも、Macに付いているSpotlightがこれまた便利で、てめえの調べたいことを入力するとたちまちそれが載っている本をすべて検索してくれるのだ。例えば、「腎不全の治療」などと入れたら、腎不全の治療を扱っている本をiBooksから探してくれる。

いやあとんでもない時代になったものだ。そんなわけで、てめえは今密かに医学書を持ち帰って、時間を作っては自炊している。雑誌関係は既に全て自炊が終わっており、後は医学書だけ。これらがなくなったらてめえの机には何もなくなってしまうぜ。ワイルドだろ。



2014年06月25日(水) リアル30代とか。

物書きの方は、本業が忙しかったり実生活でいろいろあったりして、現在完全に停滞している。まあ、ゆっくりやりましょうね。可能であれば読むだけの立場の方が幸せだとは思う。


2012年から2013年にかけて毎日新聞に連載されていた「リアル30S」という連載が非常に面白かった。現在の30代が持つ問題や悩みを掘り下げるというもので、てめえも30代の端くれとして非常に興味深かった。連載をまとめたものが本になっているのを見つけてしまったので、さっそく購入しようと思う。

てめえの年代の人間はそれなりに特殊なのだと思う。まあ、言ってしまえばどの世代も特殊ではあるかもしれないが、特に第二次ベビーブームの世代は本当に時代に翻弄された世代ではないだろうか。

最も同世代の人口が多く、少人数教育とはほど遠い大教室で、小学校から高校までひたすら詰め込み教育を受けた。高校のときなんてほぼ50人学級だった。従って競争は過酷で、てめえが初めに入った大学の学部の入試の倍率は48倍であった。これはてめえの母校の倍率の最高記録で、間違いなく今後も破られることはないだろう。


この世代の特徴は、中学校〜高校生時代にバブルが弾けていたということと、大学生くらいの時期にインターネットが普及したということに尽きると思う。

社会に出る頃にはすでにバブルが弾けたあとであり、前の世代のような美味しい思いをすることもなく、就職や進学には困難しかなかった。就職にあたっては採用を控えられることも多く(最も人口が多いにも関らず!)、なんとかありついた職にしがみつくしかなかった。

就職できず、とりあえず派遣社員として働き始めた人もいる。ちょうどてめえらの世代から、人材派遣会社が進出してきた。容赦のない派遣切りもあり、鬱病も増加。などなど社会に対する不安しかなかった。てめえはそう言う例には当てはまらないが、友人たちにはそういう例がたくさんいる。

あの町工場の屋根を見つめながら「何かに騙されている気がする」とてめえが蒙を啓かなかったら、そしてガリ勉しなかったら。ガリ勉の結果奇跡的に48倍を突破しなかったら。同じようになっていたかもしれない。

そうして職を得ても給料も低く、結婚したとしても共働きが基本である。「亭主関白」や「専業主婦」なんて、やりたくても出来ない。というわけで、家事は自然と分担することになる。逆に言うと、食事も作れない男性は話にならない。なんとか結婚にこぎつけても生活が破綻する。

てめえの職場の同僚も、子供が風邪を引いたと言ってはあっさり仕事を休む男性がいるが、とても良い傾向だと思う。その分てめえらに仕事の負担が増えるがそれくらいはどうってことはないし、それを自然に許容しているうちの職場はとても働きやすいと思う。

そして共働きなのに家事負担を専ら女性に求めるのはいただけない。というのが、てめえらの世代の平均的な意見ではないだろうか。というより、現実的に難しい。これはてめえらより下の世代も同じだと思う。自分で出来ることは自分でする。結構地に足の着いた世代とも言えるかもしれない。そういえば「イクメン」などという言葉が生まれたのもてめえら以降ではないか。

ちょっと話は違うが、同様の理由で、家族の介護を嫁に求める傾向も改善してほしいと思う。これもまた仕事上いろんな悲劇を見てきた。夫の親と嫁って基本的に赤の他人だぜ。てめえの親の面倒も見れない男は子供以下だろ。それが男の甲斐性やろ。自分が見ることが出来ないのなら他の兄弟など血縁者に頼るか、あるいはプロを雇いましょうね。


逆に言うと、バブル以前に社会人になった男性の中には、家事が出来ないことをむしろ誇っている人もいる。とても可哀想だと思うし、世代の断裂を感じる。なぜなら、そんな人がバブル後にどんな人生を歩んだのか、てめえは今の仕事の立場からたくさん見てきたからだ。

バブル後の社会人とは違い良い仕事についてはいるが、バブル後にはむしろお荷物扱いされ、給料も激減。仕事がないからと家にいても、「仕事が出来るから」(本人が出来る訳ではなく、仕事だけしていても許された時代だっただけ)と家のことを顧みなかった分何も出来ないので妻や子からダメだしされるが、プライドだけ無駄に高いので逆切れして結果的に独居になり、色々と荒れて医療のお世話になる。自分のまいた種なのか、あるいは彼も時代に翻弄されたのか。てめえは、時代に甘やかされたのだろうと思っている。


と言うとてめえの世代はデメリットばかりにも聞こえるが、そうではない。毎日新聞の連載ではデメリットというか、上記のようなこの世代の悲劇を多く扱っていたし、てめえも共感できるところが多かったのだが、メリットはあまり扱っていなかった気がする。

てめえの考えるメリットは、インターネットの普及をこの目で見てきたということだと思っている。


てめえの世代より前は、社会人になってからインターネットが普及した。従って、「便利なもの」という認識はあるかもしれないが、頭が柔らかいうちに出会っていないのでそのメリットを未だに享受できていない人が多い。

てめえの世代より後は、もう気が付いたときにはインターネットがあった。「便利なもの」というよりは、当たり前にある情報ツールという認識だと思う。これはこれで良いことだが、インターネットがなかった時代は知らない。

てめえの世代は、ネット前と後を知っている。これは大きなメリットだと思う。子供の頃は携帯電話すらなく、もちろんtwitterやFacebookなどのSNSもなかった。メールもなかった。友達と遊ぶと言ったら原っぱで暗くなるまで遊ぶことだった。女の子の家に電話する時は、時間を決めて電話したものだ。呼び出し音が鳴り、本人が出るまでは息を潜めていた。罷り間違って、特に父親が電話に出た時は凍り付いたものだ。まあ、どうでも良いが。

てめえの場合。小学校でPC-9801に出会い、学校でベーシックのプログラムを学んだ。今は亡きAおよびBドライブの意味を知っている最後の世代ではないだろうか。ていうか、てめえより前の世代で知っている人はパソコンおたくである。OSが入っているのがCドライブであることの理由を知っている人は実は少ない。

大学生のときにWin95が出た。その後、リアルタイムでITの進化を観てきた訳だ。従って、ネットのメリットもデメリットもよく知っているし、どう生かすかということも最も知っている世代なのではないか。



まあ、どうでもよいわ。よくないが、てめえの娘が高校でも登校拒否になったという話に比べればどうでも良い。父ちゃんとしてはSNS関連の問題があったのではと勝手に推測しているが、どうなんだろう。違うような気もするが、コミュニケーション関連の問題なんだろうなとは思う。そんなものがなかった時代は良かったと思うし、てめえはSNSには手を出さない。



2014年06月24日(火) 配当金と優待到着。「高タンパク(特に魚)が脳卒中リスク軽減」だと。

てめえが株を持っている会社の株主総会の案内が次々と来ていたが、もちろんその多くは東京でしかも平日に行われるために参加できない。



そうこうしているうちに株主総会の決議が次々と届いて、てめえの口座に配当金が次々と入ってきた。配当金が入るのは嬉しいが、それ以上に嬉しかったのが寿スピリッツから届いた株主優待のお菓子。てめえはこの会社の株を200株持っているので、4000円相当のお菓子が届いた。ちなみに配当金は、税金を取られた後で6375円。合わせて1万円くらいのプレゼント。



もう少し書いてみる。てめえがこの会社の株を買ったとき、手数料込みで一株あたり1171.79円で取得している。今日の株価は2409円なので、今売り飛ばしたら247,442円のプラス。でも、もちろん売らねえぜ。笑 毎年1万円相当のプレゼントがあること、今後も株価が上昇する可能性があるから。

しかし4000円相当のお菓子は結構な量だった。しばらくはお菓子に困らないな。笑



高タンパク食で脳卒中が減少(原文はここ



米国神経学会(AAN)は、高タンパク質食が脳卒中リスクを下げることを示した研究を紹介した。6月11日配信のNeurology誌(オンライン版)に掲載。

 この研究は、タンパク質摂取量と脳卒中リスクに関して入手可能な全ての研究7件(被験者総数25万4489人、平均追跡期間14年)を対象にしたメタ解析。タンパク質が最も多い食事を取る者は、タンパク質摂取量が最も少ない者に比べ脳卒中を発症する可能性が20%少なかった。タンパク質摂取量を1日20g増やすと、脳卒中のリスクは26%低下した。脳卒中リスクを低下させる効果は、植物タンパクよりも動物タンパクで大きかった。

 研究者によると、タンパク質が持つ血圧降下作用が、脳卒中リスク低下に何らかの役割を果たしているとのこと。また、赤身肉は脳卒中リスク上昇と関連するが、魚の摂取は脳卒中リスク低下と関連するため、赤身肉よりも魚からタンパク質を取れば、脳卒中リスクの低下が期待できる。「全ての人のタンパク質摂取量を20g増やせば、脳卒中による死亡を世界で年間140万人減らせる」と述べている。

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引用以上。

植物タンパクよりも動物タンパクでリスクが少なかったというのは検証が必要だと思う。動物タンパクってざっくりまとめるのではなくて、肉と魚をはじめから分ける必要があるのでは。ちゃんと分けると、リスクはおそらく肉>植物タンパク>魚になるのじゃないかと思う。加えて、魚でリスクが低下したのはタンパクの問題ではなくてfish oilの問題では? と思う。そんなわけで、やっぱω3最強。あと、いずれにせよ炭水化物は摂取しない方が良いだろう。てめえは昼だけで良いと思っている。



2014年06月23日(月) 慰霊の日。

今日は沖縄戦が事実上終結した日。沖縄県でのみ公休日になっており、もちろん学校も病院も休み。そんな日に、普通に働いていることに違和感を感じるのは、社会人になってからこの日が特別な日であったからだろうと思う。

明治以降に日本になった地域に興味があったのは、てめえがそれらの地域の血を濃く継いでいるからだろうと思う。順に琉球、台湾、樺太、そして朝鮮。アイヌは便宜上ここに含めない。

これらの地域は、太平洋戦争のときに「日本」として戦った。「一億総火の玉」とはよく言ったものだが、この一億はこれらの地域を含めた人口である。つまり、日本としては全く差別化していなかった。

にも関らず、これらの地域は終戦間際まで徴兵もかけずに徹底的に保護した。日本は、徹底的に守ろうとしたのだ。

これらの地域の中で、地上戦を経験したのは沖縄だけである。台湾出身の祖父も言っていたが、他の地域は平和そのものだった。空襲の恐怖もなく、赤紙もこない。つまり戦争を身近に感じることは全くなかった。祖父なんて、あまりに平和すぎて、一旗揚げようと日本に出稼ぎにやってきたくらいだ。つまり、戦争を身近に経験したのは沖縄だけである。

沖縄に上陸したアメリカ軍に対して、沖縄の人々は徹底的に戦った。徴兵されていないにも関らず日本軍に協力し、果敢に戦った。看護要員として参加した「ひめゆり部隊」はあまりに有名だが、それ以外の沖縄人も果敢に戦った。そりゃあそうで、自分たちの住む土地が蹂躙されているのだ。日本軍に協力したのはそれだけではない。自分たちの土地を命をかけて守ろうとする日本人に、自然と協力することになったのだ。

沖縄戦では、当時の沖縄県民の約25%が命を落としたと言われている。てめえも沖縄で仕事をしていたときに、家族歴に「戦死」が多いことに絶句した。

そんな沖縄戦も、日本軍は摩文仁に追いつめられて終了した。それが、今日6月23日。

沖縄戦を最後まで戦った海軍軍人の太田実は、自決する直前に海軍宛に電報を打った。いつ読んでも涙が止まらない。


沖縄県民ノ実情ニ関シテハ県知事ヨリ報告セラルベキモ県ニハ既ニ通信力ナク三二軍司令部又通信ノ余力ナシト認メラルルニ付本職県知事ノ依頼ヲ受ケタルニ非ザレドモ現状ヲ看過スルニ忍ビズ之ニ代ツテ緊急御通知申上グ
沖縄島ニ敵攻略ヲ開始以来陸海軍方面防衛戦闘ニ専念シ県民ニ関シテハ殆ド顧ミルニ暇ナカリキ
然レドモ本職ノ知レル範囲ニ於テハ県民ハ青壮年ノ全部ヲ防衛召集ニ捧ゲ残ル老幼婦女子ノミガ相次グ砲爆撃ニ家屋ト家財ノ全部ヲ焼却セラレ僅ニ身ヲ以テ軍ノ作戦ニ差支ナキ場所ノ小防空壕ニ避難尚砲爆撃ノガレ□中風雨ニ曝サレツツ乏シキ生活ニ甘ンジアリタリ
而モ若キ婦人ハ卒先軍ニ身ヲ捧ゲ看護婦烹炊婦ハ元ヨリ砲弾運ビ挺身切込隊スラ申出ルモノアリ
所詮敵来リナバ老人子供ハ殺サルベク婦女子ハ後方ニ運ビ去ラレテ毒牙ニ供セラルベシトテ親子生別レ娘ヲ軍衛門ニ捨ツル親アリ
看護婦ニ至リテハ軍移動ニ際シ衛生兵既ニ出発シ身寄無キ重傷者ヲ助ケテ敢テ真面目ニシテ一時ノ感情ニ馳セラレタルモノトハ思ハレズ
更ニ軍ニ於テ作戦ノ大転換アルヤ夜ノ中ニ遥ニ遠隔地方ノ住居地区ヲ指定セラレ輸送力皆無ノ者黙々トシテ雨中ヲ移動スルアリ
是ヲ要スルニ陸海軍部隊沖縄ニ進駐以来終止一貫勤労奉仕物資節約ヲ強要セラレツツ(一部ハ兎角ノ悪評ナキニシモアラザルモ)只々日本人トシテノ御奉公ノ護ヲ胸ニ抱キツツ遂ニ□□□□与ヘ□コトナクシテ本戦闘ノ末期ト沖縄島ハ実情形□一木一草焦土ト化セン
糧食六月一杯ヲ支フルノミナリト謂フ
沖縄県民斯ク戦ヘリ
県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ



電報の現代語訳
沖縄県民の実情に関して、権限上は県知事が報告すべき事項であるが、県はすでに通信手段を失っており、第32軍司令部もまたそのような余裕はないと思われる。県知事から海軍司令部宛に依頼があったわけではないが、現状をこのまま見過ごすことはとてもできないので、知事に代わって緊急にお知らせ申し上げる。
沖縄本島に敵が攻撃を開始して以降、陸海軍は防衛戦に専念し、県民のことに関してはほとんど顧みることができなかった。にも関わらず、私が知る限り、県民は青年・壮年が全員残らず防衛召集に進んで応募した。残された老人・子供・女は頼る者がなくなったため自分達だけで、しかも相次ぐ敵の砲爆撃に家屋と財産を全て焼かれてしまってただ着の身着のままで、軍の作戦の邪魔にならないような場所の狭い防空壕に避難し、辛うじて砲爆撃を避けつつも風雨に曝さらされながら窮乏した生活に甘んじ続けている。
しかも若い女性は率先して軍に身を捧げ、看護婦や炊事婦はもちろん、砲弾運び、挺身斬り込み隊にすら申し出る者までいる。
どうせ敵が来たら、老人子供は殺されるだろうし、女は敵の領土に連れ去られて毒牙にかけられるのだろうからと、生きながらに離別を決意し、娘を軍営の門のところに捨てる親もある。
看護婦に至っては、軍の移動の際に衛生兵が置き去りにした頼れる者のない重傷者の看護を続けている。その様子は非常に真面目で、とても一時の感情に駆られただけとは思えない。
さらに、軍の作戦が大きく変わると、その夜の内に遥かに遠く離れた地域へ移転することを命じられ、輸送手段を持たない人達は文句も言わず雨の中を歩いて移動している。
つまるところ、陸海軍の部隊が沖縄に進駐して以来、終始一貫して勤労奉仕や物資節約を強要されたにもかかわらず、(一部に悪評が無いわけではないが、)ただひたすら日本人としてのご奉公の念を胸に抱きつつ、遂に‥‥(判読不能)与えることがないまま、沖縄島はこの戦闘の結末と運命を共にして草木の一本も残らないほどの焦土と化そうとしている。
食糧はもう6月一杯しかもたない状況であるという。

沖縄県民はこのように戦い抜いた。
県民に対し、後程、特別のご配慮を頂きたくお願いする。


「天皇陛下万歳」ではなく
「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」
と書き残して自決したこの誇り高き軍人の遺志を、果たして今の日本は継いでいるのだろうか。と慰霊の日に思う。

皮肉にも、最も過酷な運命を背負った沖縄は、その後アメリカ占領を経て日本に帰属した。徹底的に保護されたあげく戦場にもならなかった台湾と朝鮮は独立したが、親日と反日に分かれた。なんでだろうね。



2014年06月20日(金) 日本対ギリシアとか麦飯とか。

ある雨の降らない梅雨の日に突然お告げが降りて、麦飯を試してみた。本当に突然のお告げで、てめえはまさかハマることになるとは夢にも思わなかったのだ。

いわゆる「臭い飯」である。今時の麦飯はどんなものなのか。とりあえず、何でも売っていそうな大きな店に行ってみた。

まあ、麦もいろいろあるね。しかし特別に安い訳ではない。むしろ上等な麦は米より高い。適当に見繕って購入してみた。

そして米2合に麦1合の割合で、てめえ愛用の鍋で炊いてみた。麦の方が米よりもよく水分を吸うそうだが、よくわからんのでいつもの水加減で炊いてみた。固ければ、次回調整すれば良い。

しかしこの麦飯が旨かったのだ。てめえの好みにやや固めに炊き上げた麦飯は、噛みしめるごとにぷちっと小さな抵抗を示して喉の奥に消えて行く。香りも独特なので「臭い飯」とはよく言ったもので、しかしこれは好きな人には好きなのじゃないだろうか。

そんなわけで、夢中でもりもり食べた。噛みしめる楽しさ。しかしよく噛むのでたくさんは食べられない。しかもカロリーは米よりも低い。

というわけで、てめえは白米がだめだったのだと言うことがよくわかった。玄米も麦飯も好き。しかし白米は甘すぎる上に、独特の匂いがダメ。そして、てめえは糖尿病になることはなさそうだ。これが好きで白米をもりもり食べる人が糖尿病になるのだろうな。

昨日は久しぶりにカレーを作ってみて、麦飯に合わせてみた。これが旨い! 玄米もカレーに合うが麦飯もなかなかではないか。しかも香りがダメな人でもカレーだとさほど気にならないだろう。

とても気に入ってしまったので、大麦を12kg大人買いしたぜ。ワイルドだろ。ついでと言っては何だが黒米も1kg買ってしまったぜ。慣れたら麦と混ぜて炊いてみる。これも楽しみ。

さて、なんでこんなことをしているのかというと、少量の炭水化物を摂るとアルコールなしでも食事を楽しめると言うことがわかったからである。ということは、今後アルコールなしの夜が増えるかもしれない。夜の炭水化物は体に悪いのは間違いないが、アルコールとどっちが悪いのだろうか? ちょっと程よく試してみたい。というわけで、サッカーの話はもうええわ。


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