解放区

2013年02月13日(水) 体調不良/北朝鮮の核実験

今回の出張中からだいぶ体調が悪い。具体的には倦怠感と嘔気、軟便なので、診断を付けるとすれば軽い胃腸炎なのだろうと思う。

まあ良くあることなのだが、原因として思い当たる節は二つだ。

一つ目は、外食が続いたこと。ここ数年で、これだけ外食したのは記憶にない。昨年夏に娘も含めた家族旅行をしたが、この時も台所付きの貸別荘を借りて、1食を除き全て自炊した。自分の好きなものを好きな味付けで食べられるので全くストレスもなかったし、しかも旅行先での買い物もまた楽しいものだった。

今回は二日目くらいから体調がおかしくなりだした。昼食は配布される弁当でしのいだのだが、これもまた普段食べない揚げ物もあり。まあ残せばいいのだろうが、どうも食事を残すことに罪悪感がつよいのですべていただいた。

二つ目は新幹線での移動。ほんまに新幹線に乗るたびに思うのだが、JRは旅行者の移動と言うことを考えていないだろ。大きな荷物を置く場所もないしシートも快適性からは程遠くしかも狭い。

ビジネスマンの移動しか想定してないのではないか。たしかに新幹線が開通した1969年はそうだったかもしれんが、そろそろ考え直した方がよいと思うぞ。

以前に大きな荷物を持って新幹線で移動したことがあるが、頭上の荷物置きには入らず、足元にも置けず。車掌に訪ねると、乗降口に置くしかないのではないかと言われ。目の届かないところだし乗り降りする人の迷惑でもあるので、駅で止まるたびに荷物のところに行かなければならなかった。

これ以降、出来るだけ新幹線での移動を避けるようになった。しかし今回は京都から栃木への移動であり、空路が大変面倒くさくて列車での移動が容易だったので、できるだけ荷物を減らして行った。

しかしど真ん中の通路側の席しかあいておらず、隣の席のねーちゃんは爆睡しており頭上の荷物置きにアプローチできず。しかも上着を置く場所もなく。

仕方がないので自分の席に荷物を置いて、てめえは乗降口付近をぶらぶらしていた。あほかほんま。移動するだけで疲労困憊ですわ。

対応として考えたのは、今後は金銭に糸目を付けずにグリーン車にするということ。これなら席も広いし足元にも荷物が置けそうだ。しかも空いてるし。あああほくさ。JRの思うつぼやんけ。



急激に話が変わるが、北朝鮮の核実験のニュースがあった。正直非常にびっくり。核実験そのものは何の驚きもないが、何に驚いたかと言うと旧正月にぶつけてきたことだ。これまで北朝鮮の保護者だった中国こそさぞ驚いているだろう。

なぜならば、日本で例えると三が日に大きな軍事行動を起こされたようなものだ。政府機関はおおむね閉まっており、首脳もさすがに休み態勢に入っている。友好国に対しては普通配慮するはずだが。

その反対はあったが。ベトナム戦争時のテト攻勢とか。



2013年02月12日(火) 東京駅にて

小中学の時の同級生たちと再会した。約20年ぶりにあった彼らはほとんど変わっていなかった。

「最近血圧が高めやねんけどどうしたらいい?」
と、旧友の一人はてめえに尋ねた。
「運動と減塩や」
と答えると爆笑された。お前の口から運動と減塩だなんて、昔は口を開けば放送禁止用語や下ネタばかりだったのに。覚えてるか、学校の帰り道や教室でもお○こ(関西ですのでご察し下さい)! って叫んでたやろ。

そんなこともあったか。そういえば、これを聞きつけた妹が、母親に「おかあさん、お○こって何?」と聞いてしこたまてめえが殴られたことがあったな。まあどうでもよいわ。

どうでもいい話で盛り上がり、新幹線は最終になってしまった。

小学校の時の友人関係と言うものは、人間関係になんの計算もなく家柄も人種も関係なかった。高校生くらいになってから、友人たちの中に外国籍の人がそれなりにいることに気が付いたが、外国籍だと知る前からの友人なので何も変わらなかった。関西には韓国・朝鮮籍の人間が多い。中国人もいるが、彼らは国籍を隠そうとしない。

歳を重ねるごとに表層ばかりの付き合いが増え、しかし昔ながらの友人との共通話題もなくなり。てめえは大学を卒業した後に新たな友人と呼べる人はまだできていないし、多分無理だろうと思う。立場を持った付き合いになるからで、そういったもののなかった大学生までが限界だろうと思う。あるいはすべてを捨てて外国に行くなどすれば可能かもしれないが。

しかしいろんな話が聞けて面白かった。小中高の同級生が高校卒業後にとあるスポーツのプロ選手になっていたのが一番驚いた。帰りの新幹線の中で調べたら現在も活躍中であった。がんばれー。



2013年02月11日(月) 産業医講習会終了。

産業医講習会は無事終了した。久し振りの座学は大学時代を思い出したが、退屈であれば抜けだしても良かった大学時代と異なり途中退席は許されず(当たり前だ)、おかげで腰痛が悪化した。

今回の講習会では、講師は主に大学の先生と現場の先生に二分された。大学の先生は概念的な話が多くて正直退屈であったが、現場の先生の話は具体的であり非常に面白かった。

産業医になるには講習を受ける必要があり、実地も含め合計で50時間必要となる。これらの講習会の受け方は2通りあって、

1.都道府県医師会の主催する講習会を地道に受ける
2.産業医大もしくは自治医大の行う集中講座に出席する

の二つである。あまり地元を離れることのできないてめえは1の方法をまず考えたが、地元医師会の講習会は講義の順番もばらばらで月にせいぜい数時間であり、これでは毎回出続けたとしても何年かかることやら。しかも開催は平日のデイタイムであり、仕事を休む必要がある。

上記の理由より、1は断念した。一般的に考えても、この方法で産業医を取るのは至難の技で、まずあり得ないだろう。5年ごとの更新の場合は20時間でよいので、5年かけて20時間であれば可能と思われる。ので、更新以外の使い道はないと思われる。

とすると2の方法しかない。いずれも1週間くらいで50時間の詰め込みである。

自治医大は2回に分けて1週間であり、2回とも土日を挟んでいたので参加しやすかった。産業医大は夏休み集中講座なので、てめえはそもそも家庭の事情で不可能である。

しかし産業医大にしなくて良かった、と終わってから思った。産業医大の講習会はすべて大学の教員である。

あとは申請するだけなので、早めに申請を行おうと思う。


ところで自治医大は清潔で整った学校であった。資金は使いきれないくらい潤沢とのことだが本当なのだろう(毎年47都道府県が拠出している資金が使いきれず、どんどん箱モノを建てているという噂である)。全寮制だが寮もホテル並みであり、構内も広い。授業料も基本的に免除であり理想的な大学生活が送れるだろうなあと、少し羨ましくなった。



2013年02月05日(火) インフルエンザの季節

インフルエンザの季節がまたやって来た。正直うんざりであり、若いころはまじめにいろいろと闘っていたがもうそんな気力もなくなってしまった。ので惰性でタミフルを処方している。リレンザ含む他の薬の処方しないことで何とか理性を保っている。

個人的には、インフルエンザが疑われるようであれば病院を受診しない方が良いと考えている。てめえも40度の熱を何度か出したことがあるが、受診するなんて狂気の沙汰だ。まず動けない。しかもしんどい体であるにもかかわらず予約がないために何時間も待たされる。こんなのが体によいはずがない。

ようやくインフルエンザと診断されたとして、出される処方薬はタミフルなどのノイラミダーゼ阻害薬である。この薬は重症化を防がず、発熱期間を短縮するのみである。死亡率も下げない。たったこれだけの効用にもかかわらず、異常行動を来すという副作用がある。てめえは恐ろしくて飲む気にはならないレベルだし、家族にまず処方することもない。

もし自分が飲むことがあるとすれば、それは死亡率の異様に高い新型インフルエンザがやってきたときのみだろう。そう考えると、耐性の問題もありやはり処方する気になれない。

にもかかわらず処方を求める人の多いこと。はじめは上記の考えをまじめに語っていたが、それでも処方を求める人の多さにうんざりして何も言わなくなった。

疑問を持っている方は初めからこちらに質問してくるので、その時には上記の説明を行い、了解を得れば麻黄湯を処方する。実感としてはもっともよく効く薬であり副作用もほとんどない。「漢方薬だったら効果も遅いのでは」という誤解を受けている薬だと思う。麻黄湯の即効性はタミフルをずっと上回る。



しかし、インフルエンザになりたくないのであれば予防接種受けなさい。予防接種していない人は保険治療できないようにしたほうが良いと思うぞ。

タミフルの7割は日本で消費されているらしい。これがどれだけ異常なことか、日本人はもっと考えた方が良いと思う。



2013年01月31日(木) 体罰について/原付死亡?

体罰問題が世間を賑わしている。桜宮高校の件については橋下氏を完全に支持する。女子柔道の件については何か裏がありそうな気がする。

また過去の思い出話になってしまい恐縮だが、てめえは中学生のときは柔道部に属していた。全くの弱小校だったが練習は厳しく、毎日死ぬ思いで練習していた。てめえはよい子だったので体罰された記憶はないが、仮にされていたとしても練習のしんどさの方が上回っていただろう。

このときの柔道部の顧問は数学の教師だった。見た目は貫録もあり街を歩く姿はまるで○○○だった。指導も非常に厳しかった。

ある日の練習で、てめえの同学年で主将候補の奴がいた。普段はまじめに練習している奴だったのだが、ある日明らかに、てめえが見ても手を抜いている時があった。顧問が注意しても反抗期だったのか改善せず、ついに顧問の雷が落ちた。

顧問は彼を呼びつけ、直立不動の状態で一発頬を殴った。「ええか、今日わしに殴られたってお父さんに言え! わかったな!」と言って、彼は道場を去った。

あとにはてめえら中学生のみが残されたわけだが、しばらくしんとした静けさのみが残った。眼の前で「体罰」があったわけだが少しの後味の悪さもなかった。むしろ顧問の「愛」を感じた。もちろん親からの抗議はなかった。

報道によると桜宮高校の教師は30-40発も殴ったそうだ。殴る方にも気合がいるだろうが、それでも殴られたほうが死ぬまで殴る必要はまったくない。通常の人間の脳みそを持っていれば、指導していた生徒が自死すればてめえも辞任して、その後の人生を彼の魂が安らかになるような人生を送ると思われるが、これまた報道によると辞任すらしていないと思われる。

てめえが中学生の時に感じた顧問の愛をまったく感じない。

こんな奴や周りの連中、それを支持する連中はいちど潰してしまった方が良い。少なくとも教師を続ける意味はない。



通勤用に使っていた原付だが、本日職場間の移動中に「ぱーん!」と大きな爆発音を立てて動かなくなってしまった。もはや寿命かもしれん。とほほ。


 < 過去  INDEX  未来 >


い・よんひー [MAIL]

My追加