解放区

2012年05月07日(月) 原発ゼロ

原発ゼロになったが、街の光は煌々と点いたままだしテレビでも見る価値もない下らない番組を延々と垂れ流している。

本来であれば、電力のあり方などをいろいろ議論するいい機会になったはずだがアホな政府は議論もせずに問題を放置し、電力会社は何をトチ狂ったか原発の再稼働をちらつかせる。アホすぎて涙が出るわ。このまま何も議論せずに夏に停電したらいくら何でも暴動が起きてほしいが、ないだろうな。もはや国全体が思考停止している。



2012年05月03日(木) 精神科

まあいろいろありますけどなあ。

連休に入った途端に体調を崩した。まあ胃腸炎だと思うのだが嘔気と下痢が止まらない。持病である血便もひどくなった。正直ふらふらで、トイレとベッドの往復状態だったのだが、心配した母と妹が鮨を持って家に来てくれた。父は喜んだが胃腸の弱っているてめえに鮨はどうかと思うぞ。まあ好物なもので美味しくいただいたが。鮨食って死んだら本望やな。もしやこれは、家族が用意してくれた花道か。


精神科医療の問題点はいろいろと指摘されていて、てめえは学生の時は「またマスコミは小さな問題を大きくしよって」などと考えていたが、実際に働き始めるとその異常さに気付くことになってしまった。

精神科医療の一番の問題点は、治療の標準化が非常に難しいということにあると思う。内科であれば、例えば糖尿病の治療は血糖値を下げることだし、その為の標準的な治療法もあり、結果の評価も血糖値を測定することにより客観的な評価が可能である。他の医師と違う治療をしていると同僚の医師や患者からたちまち批判されるわけだ。

精神科の治療はそういうわけにはいかない。まず客観的な評価が難しいし、標準的な治療も望めない。こうして適当な治療が幅を利かせる上に、それを批判するすべもなく、治療は精神科医個々の良心にかかっているということになる。

だからせめて単剤で治療しましょうというのは最低限の良心だったのではないのか。てめえはそう思う。

実際に治療現場にいて驚いたことは、精神科のDrは実に変わった方が多いということだ。単に変人だといいのだろうが、どちらかというと患者として治療が必要な人が明らかにいる。また自分の専門分野なのに全く勉強していない人もいる。内科以下ってどういうことやねんと言いたい。

また、内科の立場から言わせてもらうと、身体疾患を全く見れない方が多い。少しでも発熱するとすぐに丸投げ。いや、まだ丸投げの方がましだ。なんとかてめえの施設で頑張られるが、適切ではない抗生剤を使用した挙句、敗血症となって送ってくるのだけは勘弁してほしい。

しかし、内科の患者が精神問題を抱えても、全く診てくれない。そもそも精神科の救急をほとんどしていないので、精神科救急は内科が診ているわけだ。夜中に精神異常をきたされて運び込まれ、数少ない夜勤の看護婦さんを数人がかりで朝までみても、朝になっても引き取ってくれないってどういうことか。

最近精神科医療についての批判的な記事などを目にするようになったが、さもありなんと思う。闇に葬られている突然死や心不全はいっぱいいると思うぞ。

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=53137



2012年04月28日(土) 真夏日

4月の初めには雪も降っていたというのに、一転していきなり温度上昇し何と真夏日になってしまった。まあ寒いよりは暑い方がましだ。これは南国生活及び加齢のせいだろう。どちらかというと後者が大きい気がする。

今までは寒さはむしろ平気で、暑くなるとたちまちばてていた。というわけで夏が大嫌いで、温度が下がってくる秋が一番幸せな季節だったが、今後は逆だな。今年の冬はとても長かったような気がするし、暑いのはもう平気だと思う。人間は熱帯の動物なのだということを再認識した。


以前は、とてもしんどい時に観る映像が決まっていた。ERの第1話、フルモンティのラスト、及びモダンタイムスのラストだ。今でもこれらを見ると、あのしんどかった時の思い出が走馬灯のように蘇る。







ちなみに今のマイブームは、会津小鉄会六代目の盃DVDだ。もちろん非売品で、とある人からいただいたものなのだが、このとある人もどこから入手したのか明かしてくれなかった。てめえの予想では六代目自身からもらったのではないかと思っている。

ここには日本の形式美というか様式美がしっかりと詰まっている。無駄は一切なく、とにかく最初から最後まで美しいのだ。任侠界の一面を見せられた思いで、この方々が単なる反社会的集団だと思っていると見誤ってしまうのではないかと思う。



2012年04月27日(金) 父休む。

毎朝起床すると、父の朝食を支度する。ちなみにてめえは健康と美容のために朝食を食べないが、これはまた別の機会に詳しく書こうと思う。さらに言うとてめえの主義は人には押し付けないことにしているので、朝食真理教徒の父にはお望みどおりがっつり朝食を用意する。

朝食の準備ができるころにヘルパーさんが来てくれるので、あとはお任せして自分の支度をする。ヘルパーさんには食事の介助(と言ってもちゃんと食べるか見守るくらいだが)をしていただき、その後薬を飲ませていただき、歯磨きなどの見守りをしていただく。てめえは支度ができると出勤。あとは送迎などをお願いしている。

今朝は食事の支度をしてからヘルパーさんに後をお願いし、てめえの支度をして仕事に行こうと父の部屋をのぞいたら、父はまだ眠ったままでヘルパーさんが困った顔をしていた。

「一度起きられたのですけど、食事も普段と違ってゆっくりで、食べ終えたらすぐに布団に入られて…」と。頭が痛いとの訴えもあったと。

父に、頭痛いの? と聞くが反応なし。風邪でも引いたのかと体を触るが熱感なし。昨晩の父は珍しく夜中ごそごそしていたので、てめえの第一印象は単なる寝不足かと思った。

どうする? しんどいのやったら今日は休むか? と聞くが反応なし。ここまで反応がないと逆に病的な印象はなく、今日は休ませることにした。てめえは午前中の仕事は休むことができないので、午前中はがっつり寝ていただき、昼から帰ってきて面倒を見ようと考えた。

ヘルパーさんには大変申し訳ないが送迎は不要なので帰っていただき、夕方の分もキャンセルした。幸い妹が午前中休みとのことで、暇なときに顔色見てくれと伝言し仕事に向かった。

仕事中に妹からメールが入る。「腹減った、というて元気そうだった」と。やっぱり寝不足だな。

仕事を終えて昼過ぎに帰宅。父はまだ寝ていた。今度は朝と違い、声掛けに反応。「腹減った。ラーメンが食べたい」などと言うので、近くのラーメン屋に連れて行った。いったん起きるとてきぱきと着替える。

ラーメン屋に向かいながら「朝誰か来なかったか?」と尋ねたが、予想通り「誰も来てへん」との回答をいただいた。

ラーメン屋では餃子と大盛りラーメンを平らげ、帰宅後再度爆睡。夕方前に起きてきて「おはよう。あれ、朝の薬がなくなっている!」などと言っていたが、もう夕方ですぜ朝の薬はとっくに飲まれてますぜとてめえは壁にかかっている時計を示した。



2012年04月25日(水) 昼からビール

今日は急遽お休みになった同僚の代診をしたため朝からいきなり多忙。勘弁してほしいが、こういうのはお互い様だな。

幸い昼には仕事を終えたので、久しぶりに幸せになろう昼からビールを飲んでやろうと思いとある店に向かったが、今日が定休日であることを忘れており閉まった店の前で呆然としてしまった。なんてこった。

非常に疲れがたまっていたので、どうしても昼からビールを飲んでやると決意したのはいいが、なかなかそういう店はないのだ。あれこれと考え自転車をこいでいるうちに気が付くと家についてしまった。

そのまぐっすりと眠ってやろうかと考えたが、空腹ではなんともならん。昼からビール。家にもビールはあるが、家のビールではだめなのだ。プロレタリアートはそういう店で見るからビールを飲むからいいのだ。などと考えていると、「王将」という二文字がてめえの前に厳かにそそり立った。

「王将」。餃子の王将。この\ういうシチュエーションでは最高ではないか。

というわけで、徒歩数分にある王将に向かい、カウンターに座ってビールと餃子とから揚げを注文した。完璧だ。

まずビール。てめえが大嫌いな某辛口が出てきた。これもプロレタリアートぽくてまあいいかと一口。不味い。まあ雰囲気だからな。

餃子はさすがに美味かった。ほくほく食べていたら普段はまず食べないから揚げが到着。

これがまた残念な一品だった。から揚げはもも肉に限ると信じているのはてめえだけか。残念なことに胸肉で、下味もいまいち。まあこんなもんだよな。

まあ昼からビールを飲めたので良しとして帰宅し爆睡した。ちょうど父の帰宅時間に目が覚めた。


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