葡萄美酒夜光杯 欲飲琵琶馬上催 酔臥沙場君莫笑 古来征戦幾人回
葡萄の美酒が夜の光に照らされ玉の様に光る杯に注がれる いざ飲もうとすると馬上の琵琶がさあ早く飲めと急き立てる 酔って沙場に転がってしまったが どうかあなた笑わないで下さい 今まで戦争に行って何人の兵士が帰ってきましたか
雪の日に
吉野弘
━━誠実でありたい。 そんなねがいを どこから手にいれた。
それは すでに 欺くことでしかないのに。
それが突然わかってしまった雪の かなしみの上に 新しい雪が ひたひたと かさなっている。
雪は 一度 世界を包んでしまうと そのあと 限りなく降りつづけねばならない。 純白をあとからあとからかさねてゆかないと 雪のよごれをかくすことが出来ないのだ。
誠実が 誠実を どうしたら欺かないでいることが出来るか それが もはや 誠実の手には負えなくなってしまったかの ように 雪は今日も降っている。
雪の上に雪が その上から雪が たとえようのない重さで ひたひたと かさねられてゆく。 かさなってゆく。
日本語の詩を、横書きで表すのは間違っていると思う今日この頃。
リハビリは失敗した模様。いっぺん死んでくる。自分一人だけのうのうと、それも「楽しい」を目標とした日記を書きつづけるわけにはいかんです。ごめんなさい。自分は世界で一番だめな奴だわ。なにが世界一じゃ。クソ食って氏ね。
誰かに甘えて生きていくのって、無理かもしれない。生まれ変われるならばそうしたい。薬とお酒を併用したら、よく眠れるかなあ。起きてこなくてもいいよ、よく眠れるのだったら。
同じ間違いを何度も繰り返す自分はサル以下だ。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
「東京の空」
生で聴けたら死んでもいい、とふと思った。狂気。
おやすみ。
娘「とーしゃん、あのね、お月さんって実は動いているんだよ」
父「へえ、そうなのか! でも、どーして動いているのだろうねえ」
娘「足もないのになぁ」
父「(爆笑)ほんまや! 足生えとらへんなぁ!」
娘「ね。おめめもついてないのに動いてるね」
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