何年生の時の教科書か全く覚えていない。 けどとても印象に残っているお話がある。
ヒトツは『2番目に小さいトマト』・・・こんなタイトルだったと思う。 トマト嫌いの主人公が給食でトマトが食べられずにいたけど、 がんばってがんばって・・・2番目に小さいトマト・・・を 食べられるようになった・・・というお話。
もうヒトツはタイトルは覚えていない。 ヤドカリが自分の殻を小さい・・・と思って、 どんどん少しずつ大きい貝を探して砂浜を歩き続ける・・・。
少し大きい貝を見つけて入り、また大きい貝を探して彷徨う。 とうとう大きな貝を見つけたけど、歩き続けてやわらかい彼のおなかは傷つき、 とうとう大きな貝を目の前にして入ることなく死んでしまう・・・というお話。
教科書に載っていたお話ってその当時は別になんとも思っていなかったけど あとからなんだかじんわりきたり、ふいに思い出して「いいお話だったなぁ。」って 思えるものが多いような気がする・・・。 今この2つは無性に読みたくてたまらない。 でも探しようがない・・・。
他にもいろいろ・・・思い出すものはあるんだなぁ・・・。 『空中ブランコ乗りのキキ』とか『じんちょうげ』とか・・・。
もう一度・・・読んでみたいなぁ。
「川床・・・行きたいなあ。」 そんなポロッと出たヒトコトで会社の女子社員5人で急遽行くことに決めた京都貴船。
あまり他のおっちゃんたちにはバレないように計画してたのに 金曜日の朝に京都のお客さんから電話が入った。 「なんや、こっちに来るらしいやん?貴船ってか? 貴船でな、ゴハン食べたら、鞍馬まで歩いて温泉入ったらええねん。」と。 意外な電話にビックリ・・・。 すると午後にもまた電話が・・・。 「貴船神社でおみくじ、ひき。お水に浮かべて見ますねんで。 それでな、根っこの道・・・っていうのがあるから、山やけど、歩いてな、 鞍馬まで歩きなはれ。牛若丸と天狗がおりまっせ。」
この電話でコースは決まった。
金曜日は会社の歓送迎会があった。 歓送迎会・・・いつも二次会まで行くけど、この日は飲む量も抑えて 二次会も行かずに早々に帰宅。
翌朝、8時過ぎに家を出ていざ、出発。 あいにく雨模様。
貴船口に到着したのは11時だった。 テクテクテクテク・・・雨の中を歩いて店に着いたのは11時20分頃。 まず温泉に入って・・・汗を流し、露天でノンビリして、さて、いよいよ川床へ。
おんな5人・・・「生ビール!!!」と叫び、出てくる料理にきゃあきゃあ言いながら 結局冷酒も4合飲んで、けっこういい気分になった。
「さあ、貴船神社へ行ってから山あがろか?」 ほろ酔い気分ハイテンションでおみくじをひき、 そのあと言われた通り、山へ入る。 入る時に「そこの杖を持っていきなさい。 最初の600mはキツいけどがんばって・・・戻ってこないように。」と言われた。 「は――――い。」ととりあえず返事はいい。
根っこの道・・・そういわれるだけあって見事に根っこだらけの道。 ちょっとハイテンションだったから、乗り越えられたかも・・・。 ひいひい、ふうふう言いながら、歩き続ける・・・。 「イケてるか〜?大丈夫〜?」 そんな声を何度もかけあいながら・・・ひたすら歩く。
足もがくがくになった頃、ようやく頂上。 「やったー、あとクダリや〜。」 ところががくがくの足・・・くだりにはキツイ・・・。 あははははー。 なにやら、笑いながら、またひたすら歩く。 いや、転がり降りる・・・。 「下に着いたらビールや――――っ!!!」
結局、1時間半歩いた。 涼をもとめて来たはずやのに、汗だくだった。
鞍馬の駅に着いて・・・ビール飲んだら寝てしまうなぁ・・・とかき氷を食べた。 サイワイ、歩いている間は雨はやんでいた。薄曇り・・・少し晴れ間・・・。
「よかったねぇ・・・。」と言いながら、フラフラと鞍馬駅に入った途端、 すっごいどしゃ降りになった。 「し、信じられへん。」
汗だくのまま、電車に乗り、寒いやら、暑いやら・・・眠いやら。 くったくたになって大阪まで戻って来て・・・モウロウとしたまま解散した。
今日は・・・朝からヒドイ筋肉痛。
ああ、日頃の運動不足がタタッテる。
涼をもとめて出かけたはずなのに・・・エライ山登りになった。 でも「また行こか・・・。」と言ってる私たち・・・。
見栄っ張り?
2004年07月05日(月) |
丸3年・・・・・・ありがとうの気持ち。 |
2001年の7月2日にオープンして今年で丸3年となったこのサイト。
宝塚大好き・・・ただそれだけで始めたあの頃。 あれから様々な人の退団があり、様々な人たちとの出会いがあった。
また私の観劇スタイルや宝塚に対する気持ちにも変化がありました。
去年に仕事を始めてから、なかなかままならない更新。 「どないなってんねん!?」そう思ってる人も少なくないだろう。
でもいつも書き込みをしてくださる方、 また、書き込みはしなくても読んでいてくださる方、 そしてふっと気がついた時に遊びに来てくださる方。 本当にたくさんの人に支えられている・・・って ・・・そうこの1年、本当に強く思いました。
気まぐれ気まま・・・をモットーに始めたけれども こんな私でよければ、こんなサイトでよければ、 またぜひこれからも遊びにきてください。
ありがとうございます。
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