朝８時に集合しての日帰りバス旅行。
初めての日帰りバス旅行。
初めての天橋立･･･。

めちゃめちゃ楽しみだった。
なんでだかわかんないけど、天橋立にすごく興味があった。

このツアーの魅力は“芝桜のじゅうたんと天橋立”と
“甘エビ・焼きふぐ・たらしゃぶと握り寿司食べ放題
デザートはいちごとメロン食べ放題”だった。
･･･といってもこの食べ放題･･･はどうでもヨカッタ。

･･･というか、あとから気がついたくらいだった。

この日は少しお天気がよくなくて、どんよりした曇り空だった。

バスで約３時間かけて天橋立へ向かう。途中芝桜の庭園へ行く。

･･･ところが、途中で「道がえらく混んでいる」という情報が入った。
どうやら、宮津市内が混んでいるらしい。
バスガイドさんはどことなく頼りなさゲだったけど、運転手さんがとても慣れていて
「宮津市内混んでるらしいから、道替えよう。説明しとき。」と促した。
うーん、それにしてもすでに混んでるぞ。
「今、今日お昼を食べるお店に聞いたところ、１時間前に着くはずの団体さんが
　まだ到着していないそうです。１時間遅れているそうです。」とガイドが言った。

でも裏道を行ったため、思ったより少し早く天橋立を見ることができた。

でも道は混んでいた。
「ここから、ホントは２０分くらいであちら側に着くんですけどね。」

･･･そこからが地獄だった。
全く進まない･･･本当に進まない。
途中、「お昼が遅れますから。」とお茶を出してくれた。
でも動かない。

信号ヒトツが越せない･･･どうなってるんだっ!!!

結局･･･２０分で着くはずのところへ到着したのは･･･２時間後だった。
いや、２時間以上だった･･･。

くたくたになって昼食会場へ向かう。
これがまたまたサイアクだった。

ずーっと用意されたままだったんだろう。
お寿司は少し乾燥している。
焼きふぐやらなんやらは･･･普通、１グループにヒトツずつ用意されているはずだろう。
なのに「１番近いのをテキトウにどうぞ。」ときた。
んなワケいかんやろう。全く知らない人同士で取り放題なんて･･･やりにくい。
しかも食べ放題のお寿司は最初はそれぞれお皿にあるけど、
それ以降は大きな寿司桶に入っているのをわざわざ取りにいけ･･･というのだ。
しかも３０人近くいる団体に寿司おけヒトツ。
その上、「おけがカラになったら次のを持ってきます。」という。
横一列に並んだテーブルのど真ん中に置かれたって椅子の後ろはとても狭く
取りに行こうと思ったら、たどり着くまで
「すみません、すみません･･･」と言って通らなくてはならない。

みーんなぶっちぶち言ってる間に焼きふぐの網もたらしゃぶの鍋も火が消えてきた。
あちこちで燃料追加を申し出た･･･すると店員が
「消えてしまう前に言ってください。燃料ここに置いとくんで自分でやってください。」ときた･･･。

すごく居心地悪く、もちろん、味わう気分にもなれず、私たちもそうそうに席を立った。

その後、ますます天気が悪くなる空の下、笠松公園へ向かった。
ここで天橋立股覗きできる。
山頂までのケーブルに乗ったのが、５時半。
山頂で「６時のケーブルでみなさん一緒に下へ降ります。」と言われた。
なのに６時に２人足りない。どこを探してもいない。
「降りてみよう」と降りてみたら、すでに下にいた。をいをい。

なんだか疲れたところへいちごとメロンの食べ放題。
庭に置かれたテーブルにどさっと積んであるいちごとメロン･･･。
「３０分食べ放題です。」と言われた･･･でもみんな５分そこそこで退席した。

あとで店の人が「９パックしか出なかったわ。」と言っていた。
なんだか気分悪いわー。

これで全ての行程が終わった。

本当は６時に大阪で解散の予定だった。
なのにすでに７時前。

またまた延々渋滞にもまれながら･･･大阪へ向かう。
途中のサービスエリアで「ここで何か食べておいてください。」と言われた。
そんな気分になれなかった。

結局、大阪に着いたのが１０時過ぎ。
やっとのことで家に着いたのが１２時前。
くったくただった。
念願かなって天橋立･･･だったのに、全然、楽しむ余裕なんてなかった。
だって笠松公園にいたのはほんの１５分なんだもの。

散々だった･･･ホント･･･。

天橋立を見たまま･･･２時間以上もタラタラ走るなんて思ってもいなかった。
４大食べ放題も「食べたかったら食べろ。」状態だったし。

本当に疲れてしまった。
あ〜ぁ。

約７ヶ月ぶりに悪友たちと飲んだ。

「眠いねん。」「テンション低いねん。」と言いながら
土砂降りの中、予約していた店へ行き、ちびちびと飲み始めた。

テンション低い…と言うだけあって、最初はぼそぼそ…としゃべっていた。

「何頼むん？」「適当に頼んでーや。」

おなかはすいていた。なのにメニューの文字が頭に入らない。
店員さんを立たせたまま、メニューを見ていた。

そこへとても気になるメニューがっ!!!

じゃがバター８号

「８号ってなんやろ？」「ソフトボールみたいな大きさとか？」
そう言いながら、その“ブツ”が出てくるのを楽しみにした。

出てきた“ブツ”はじゃがいもが３つ。
食べてみるとこれがめちゃめちゃウマイっ!!!

「で、なんでこれが“８号”なんやろ？」

…そこで聞いてみた。そんなこと聞かれたことがないであろう店員は
「ちょっとお待ちください…。」と奥へ入っていった。

そして出てきた。
「いろいろと研究と重ねて、試行錯誤の結果…です。」だった。

…なるほど、めちゃめちゃおいしい。

それを機にテンションが上がり始めた。

店にはお客は…どうやら私たち以外いない…ようだ。
店員が入れ替わり立ち代り…にこやかな笑顔で様子をうかがいに来る。
「イケてるんか？この店。」そう言いっぱなしだった。

ちびちび…飲みながら…しゃべったしゃべった。

普段の話、昔話、ヅカの話…。
いいこと、悪いこと…なんでもしゃべりまくった。
「月バウどうやった？」「△×※●やった。」「なんや？それ。」

気がついたら１０時半…回っていた。

テンション低かったんちゃうんかいっ!!!

帰り際…ようやくお客さんが２組…になっていた。
ちょっと安心して…帰宅した。

友だちと朝から梅田に並んだ･･･。
撃沈だった･･･。
10時には電話にもTRY･･･でもダメだった。

友会も最近当たらないし、並びも電話もまるでダメ。
チケット運･･･ないなぁ。

チラシ･･･めちゃめちゃカッコよかった･･･。
ああ、見たいなあ･･･見れるかなぁ。