日記でもなく、手紙でもなく
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昨日のかなりの風雨で、桜はかなり散り、よく見ると葉桜に変わり始めている。今日も朝から暖かい日。
午後、高校時代同期の訃報が、メーリング・リストで飛びこんでくる。癌。
行く春、逝く人。
2003年04月07日(月) |
始発電車の座席に腰を下ろしたとたん−− |
帰りの始発電車の中。 座席に腰を下ろすと、どんどん席が埋まっていく。
ちょうど私の前の席には、ほんの僅かな時間に、大学生から30代半ばくらいまでの、女性5人が並んで座っていくことになった。座ると同時にバッグから携帯を取り出して、左手を添えて開き、右手でメールをチェックしたり、メールの文字を入力したりしている。 座った時間がほとんど同じなので、5人が全く同じ格好、ほぼ同じような動作で携帯のメールをチェックしたりしているのを見ると、なかなか不気味ではある。
ほんの2分くらいの時間なので、その時間が過ぎてしまうと、てんでバラバラな行動になるのだが、座ってすぐの時間というのは、右手で持つ携帯の高さ、目からの距離など、ほとんど同じになってしまうのだ、と見るともなく見てしまう。
別に女性だけの話でもないのだけれど。
よく晴れた日。 近くの小学校の校庭脇の道を通ると、今日は(東側はかなり散ってしまったが)西側の桜は、満開をほんの僅かに過ぎた頃で、まだまだ見頃。生垣として使われている照葉樹の新芽が、少し花のようにも見えて美しい。
夕方Kさんに会った時、ラリック展の絵葉書を見せたら、例の<火の鳥>を一目見て、これは凄いと言う。即売会での値段を言うと、のけぞっていたが。
渋谷タワーで、昨年出たイサベル・パントーハの新アルバム、シューリヒト指揮ハスキル/ピアノのモーツァルトのピアノ協奏曲(CD化再発盤)、007の音楽をクラシック・オケで演奏した盤などを入手する。
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