日記でもなく、手紙でもなく
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2003年04月05日(土) 突風で傘の骨一本折れ曲がった日、<Bara Vox>を初めて聴く

 本降りの雨。
 高層のビルを出て、歩き始めると凄まじい強さの風で飛ばされそうになる。傘の骨が一本曲がってしまう。せっかく買ってまだ間もない傘なのに。

 この雨と風で桜がずいぶん散ってしまうのだろう。

 MMさんに会って、近いうちに鮨屋にでも行こうということで別れた後、夕方、スウェーデンのヴォーカル・グループ<Bara Vox>の"We're going up"(TLS:TLSCD8100)というCDを聴く。
 かなり面白く楽しく聞けるアルバムになっている。楽器的な音も全て声で処理されている6人組混声グループ。アルバムの中でも、Driving My Car、One Note Samba(セルジオ・メンデス&ブラジル66を彷彿とさせるのだが、それでもBara Voxスタイルがきちんと出ている)、ABBA(のいくつかの曲をつなぎ、独自編曲が施されている)などが、とりわけ聴きもの。
 次のアルバムが出たら、またぜひ聴きたいと思わせるに十分すぎるほどの内容。


2003年03月31日(月) 満開の桜

 昨日近くのスーパーへ買い物に出た折。
 ちょうど小学校の敷地に沿った道路を通るのだが、この小学校の周囲に桜が30本ほど植えられているので、ここの桜が私にとって一番現実的な桜の開花を実感できる場所になる。
 一番花を多くつけているのは、校舎寄りに植えられた一本。6〜7分咲き。それ以外は2〜3分くらいで、一番花の少ないものでは、まだ花が3つか4つくらい。それでも、桜が咲き始めると本当に春を感じてくる。

 今日たまたま築地警察署の近くを通った。その警察署と一方通行の道路一本隔てて築地川亀井橋公園という猫の額のような広場があるが、ここにも桜が何本か植えられていて、既にほとんどが5分〜7分咲き。
 そのうち最も警察署に近いところの一番枝ぶりの良い桜は満開。あまり見事に咲いているので、少し脇へそれその公園の中に入って、満開の桜の下に佇んでしまう。

 薄紅の花びらを通した晴れた空からの光は、薄雲がかかったように優しすぎる日差しに変わってしまう。
 既に木の枝の下の地面には、多数の桜の花びら。逃げていく春の痕跡。


2003年03月30日(日) 紅烏龍その2

 近くの買い物に行ったら、紅烏龍が試飲してもらおうとしているのか、1本98円という値段で平積みされていた。2本購入する。
 結局家では飲まずに、そのまま外へ出てしまった。

 夕方、Mさんに会う前に、お茶を一本買っておこうと思い、池袋駅に近いコンビニに入ると、ちょうどこの赤いボトルが見えたので、他の人がどう思うかも聞いてみようという気になった。
 実はこのMさん、知らなかったのだが、お茶大好き人間で、この紅烏龍は初めてと言う。比較的飲み易い味。悪くないというのが共通意見。ただ、缶に書かれていたダージリンというところまでは至らない。それはあまりにも大げさすぎると思う。
 悪くないお茶なので、また買うこともあるような気はするが、これもネスレの烏龍茶同様、店頭から消えてしまうのではないかという、漠とした不安も残る。


riviera70fm |MAIL