日記でもなく、手紙でもなく
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2002年10月20日(日) |
2003年ダイアリー |
池袋で用事を済ませた後、渋谷まで行って、タワーブックスを覗いておこうと思いたつ。 そろそろ、来年の輸入カレンダーとダイアリー(アジェンダ)が入荷しているはずだ。
7Fのフロアまで上がると、カレンダーとダイアリーが今年はほぼ同じところに置かれている。以前だと、ダイアリーは別の平台に置かれていたり、場合により少し分散しておかれていたりしたものの、去年あたりからかなり接近し、今年はほぼ同じ場所になった。 カレンダーの<ART>系で、あまり見かけたことのない画家の作品を使ったものはないか、少し探してみたが、特にこれというものはなかった。タワーの場合、比較的売れ筋に絞り込んでいるようで、ダリやクリムト、印象派などがやはり目に付いた。(たぶん、六本木のABCのほうが、ART系では少し変わったものがありそうだ。イエナがなくなってしまったのは、本当に残念でもある。) ただ、1940年代前後のパルプ・フィクション系ペーパーバックの、いかにもというような怪しい表紙を、ビジュアルとして用いたカレンダーが置かれていたのが面白い。
ダイアリーでは、話題になったハリーポッターやスターウォーズの映画を受けた体裁の、少し値段の高いものが平積みされていた。
TASCHENのものは日本国内でも販路が広いようで(大型一般書店でも見かけることがある)、価格も若干低く設定されている。40年代前後のセクシーな女性イラスト・ピンナップのカレンダーや日めくりが良く売れるようで、ここ数年毎年登場している。
このようなカレンダーやダイアリーの類というのは、売り切り型商品のようで、人気のあるものはすぐなくなり、再入荷しない場合も多い、という表示もある。同時に、売れ残りは年明け半額以下でセールにもなる。このセールで欲しいものを見つけられれば、本当はそれにこしたことはないが、やはりこの手のものの売れ残りというのは、売れ残った理由があるようなものが多い。
ここ何年か、店頭を見ていて、比較的早く売り切れてしまうのが、映画(俳優)の写真を使ったダイアリー。それだけ映画ファンというのは(特定画家や写真家のファンより)その底辺が広いのも事実。 今年も映画俳優のモノクロ・ポートレート写真を使ったダイアリーがまだ残っていたので、プレゼント用に少し余分に買っておくことにする。
毎年10月、こういうカレンダーとかダイアリー/アジェンダが並んでいるのを見ると、一年が終わっていく気配を急に強く感じてしまう。
2002年10月17日(木) |
ローズマリー・クルーニーの追悼コンサート |
今年6月29日に亡くなった、ローズマリー・クルーニーの追悼イベントが、12月10日に開催されるようだ。 既に、トニー・ベネット、ダイアナ・クラール、デビー・ブーン、リンダ・ロンシュタットというビッグ・ネーム歌手の出演も決まっているとのこと。どこかの局で、ビデオ収録して放送されるなら、やはり見てみたい気もする。 ビング・クロスビーの遺族、故人の甥で俳優としても比較的知られているジョージ・クルーニーなども登場し、故人の人となりが伝えられそうな感じ。
やはり、アメリカを代表する女性歌手の一人だったことがよく伝わってきた記事。
昨日夜のこと。 上野の怪しき店でうだうだしていた時、スペインから日本に来ているお姉さんと知り合うことになってしまった。 ヴェラスケスが今上野で見られるし、ピカソ展もやっている、という話をしたら、どちらも初耳とばかり、ちょっとびっくりしたような表情をした。
彼女は、御徒町にある美術館に行ったことがあるという。 ええ?そんなもんあったんかい??? 今度はこっちがどぎまぎしてしまう。 (実はこれ、今日ネットで調べてみたら、きもの美術館のこと。こんなものがあったとは、露ぞ知らなかった。鈴乃屋の7Fにある美術館。)
そんなことで、さらにうだうだしてしまったのだが、ちょうど午後11時前くらいに稲光。雨の音まで聞こえ始めてくる。
店を出ると、滝のような雨。これは参った。 近いコンビニまでは、70-80mの距離。さほどの距離ではないものの、本当に長かった。
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