日記でもなく、手紙でもなく
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2002年09月18日(水) 秋風

 月曜日から昨日火曜日の午後まで、雨が降り続く。
 昨日の昼頃、用事があって新橋まで行ったときは、少し歩いていると汗をかくくらい、少し蒸し暑い感じがしないでもなかった。

 ところが、夜からかなり温度が下がった。今朝、バスに乗り込むと、冷房が入れてあり、かなり寒い感じがする。
 吹く風が、本当に秋の風。
 昼間かなり晴れ上がって暑くなるかと思ったものの、この涼しい風で、道を歩いていてもさほど暑さを感じない。

 そろそろ本格的な秋。
 


2002年09月16日(月) 上野西洋美術館のコレクション

 ウィンスロップ・コレクション展を見た折、久しぶりに常設展示も見ておこうという気になった。
 なぜそんな気になったか、あまり自分でもわからないのだが、ここの常設展を見たのは、恐らく15年以上も前のことだったような記憶がある。モネの睡蓮があったり、ルノワールのちょっと独特な3人の女性が描かれていた作品も覚えている。特に、後者のほうは、ルノワールが後年好んで描いたような豊満な女性とは違っていたので、結構記憶に残っていたように思う。

 常設フロアへの上り坂を上がって展示室に入ると、以前とは結構雰囲気が違っている。一番大きな理由は、19世紀より前の作品がかなり増えていることだろうか。
 確かに、以前見たような作品もところどころにあったり、記憶に残っている印象派作品についても、再確認はできたのだが、ルネサンスからバロックにかけての作品で、初めて見るようなものも結構あった。
 所蔵された年度が、確かに80年代以降のものがかなりある。

 確かに見たことがはずだ。15年以上この常設を見ていなかったのだから。美術史的な把握ができるように、所蔵作品を増やしてきたというコメントも掲示されていた。年にこの時代の作品、2−3点増やしていったとしても、10年間で20点は増えていく。
 このような追加所蔵品を浦島太郎よろしく、一挙に見たのだから、増えていると感じるのはあたりまえなのだろう。

 少しずつためていっても、10年間の蓄積は、やはり大きいということを再度実感してしまう。


2002年09月15日(日) 唐子屋

 Jさんと落ち合って、少し見たいものがあるというので三越と西武を回った後で、PARCOの8Fにある中華料理店・唐子屋に入る。
 からし屋ではなく、からこ屋と読むらしい。今まで、どういうわけか店名が<唐辛子>に似ているので、またこの手の店は若い人が来るので、唐辛子をきかせた料理が多いのではないかと、まさに勝手に思い込んでいるところがあった。

 しかし、ごくごく普通の中華料理(家庭料理)である。
 入ってみると、かなり客が多く、結構人気があるように思え、ビール1本と料理3品に叉焼炒飯1人前を加えた4品をオーダーする。

 一口食べてみて、人気があることが良くわかる。特に海鮮の炒め物の味は見事で感心してしまう。一皿あたりの量も多く、(最後の料理の前に炒飯がきたので、炒飯を少し残して)最後の一品を食べたものの、結局これも残すことになったくらい。
 後口も悪くないので、なかなか腕の良いの調理人がいるように思われる。

 一品1000円を越すものはほとんどないので、全部で5千円程度。点心も基本的な種類は置かれている。


riviera70fm |MAIL