日記でもなく、手紙でもなく
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先週に引き続き、今週もまた台風が関東の南側をすり抜けていった。 幸いにも2回とも進行方向に向かって左側で、さほど大きな被害は出なかったようだ。7月上旬にこれだけやってくるというのも珍しい。
今回の台風の関東近辺通過速度は時速65km。かなり速い。クルマの少ない高速道路なら、これより速いスピードを出すのは造作もないだろうが、都内でクルマで移動する速度よりもおそらくかなり速い。
昼食を終えて、店の外に出ると既に通過した後だったような気配。 通過した後の蒸し暑さ。夜までまだまだこの暑さが続いている。
2002年07月13日(土) |
博多祇園山笠<集団山見せ> |
ちょうど、福岡アジア美術館で始まったばかりの北京故宮博物館<黄金の輝き展>と常設展を見終わって、エスカレーターのほうへ足が向いたとき、多くの人が窓側で、下の道路のほうを覗き込んでいました。
山笠か....と思いながら、美術館を入る前に、博多リバレインの飾り山のところでもらったチラシを見返してみると、午後3時30分から始まる集団山見せでした。 この下の道路を通るのなら、もう少し早くから見ておくのだった−−とは思いましたが、それでもまだまだ続いていきます。 十数年ぶりに実際に見る流れです。
大勢で舁(か)きながら走るので、これがまっすぐに進むとすばらしい速さになるのですが、そうとばかりいえないところが、また面白くもあるところです。見物客のほうに飛び込んで行くような場合もあるようですが。
山笠には飾り山と舁き山の2種類があるそうで、その昔は飾り山そのものを舁いて走ったようです。ところが、市内電車のケーブルが張り巡らされた時期から、背の低い舁き山を担いで走ることになり、それと呼応するかのように、速さを競うダイナミックな祭りに変身していき、今に至っているというようなことも書かれていました。 ちょうど恵比寿流(ながれ)が通る直前、約束していた友人から、少し早いがこれからどうか、という電話が入りました。 もちろん、恵比寿さまの顔を拝んでから、ホテルに戻ったのは言うまでもありません。
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舁き山の数は限られているものの、飾り山のほうは、市内のあちこち、とはいえかなり人の多くあつまるようなところになりますが、その倍くらいの数があるようです。東は千代流あるいは博多駅商店会から西の福岡ドームに至るまで、かなりあちこちに点在しています。
昼食前に新天町とソラリア・プラザの山を、アジア美術館のあるリバレインの山以外に、西中洲で食事の後ホテルへ戻るまでの一時間ほどで、今回は中洲、川端中央街、上川端通などの飾り山と、ホテルのすぐそばにある土井流の舁き山を見ることができました。 川端中央街の飾り山の見送り(後ろ側)はドラえもん。広い明治通側から、見送りの方のドラえもんが見えるように置かれているのは、やはり商店街の客寄せに機能しているようではありました。
ただ、後でチェックしてみると、キャナルシティにもある、というようなことまでは考え及びませんでした。それだけ、かつてこの山笠を見た時期と今との隔たりが大きいということを再確認。 ソラリアにあるなら、キャナルシティにも置かれているはずだ、と思えば見損ねずに済んだのかもしれませんが。
追い山直前の土曜日の夜の賑わいは、夜更けまで続きます。
2002年07月12日(金) |
ホテル・エクレール博多 |
昨日の深夜、気になっていた台風6号は千葉を通過し、今日は何もなかったような雰囲気の空。次の台風が日本付近に来るまでには、少し時間がかかりそうで、まさに、台風の間隙を突いて飛行機に乗るような感じだ。
仕事をなんとか片付けて、早めに羽田に着く。安売りチケットなので、当日カウンターで引き換えということになっていた。 カウンターに着くと、既に搭乗手続きは終わっていて、座席は<14−J>とタイプされている。14といえば、比較的前のほうの席。
20時過ぎの便なので、福岡空港に着くと22時になってしまい、少し早めの夕食を中華料理の店でとっておく。 それでも、実際の出発までに40分近く時間が余ることになった。
早めに手荷物検査をしておこうかとも思ったが、ふとポケットの中のお札を見たら、大きい金額の紙幣しかない。千円紙幣が1〜2枚ないと、いざというときに困るので、お土産のお菓子でも買っておこうかと近くの売店を見ると、これっというものはないが、クローバーのチョコレート・ケーキやチーズ・ケーキを売っている、(まさに)コーナーがあった。 チーズ・ケーキはいつまでもつか尋ねてみると、15日までというので、これなら十分と思いそれを買っておく。
ふと気がつくと、そこのコーナーのガラスケース上に、広島行きチケットが置き忘れられている。今ごろ、その本人は大騒ぎしているのではないか、というと、店のオヤジは、「何、気がついてすぐ取りに来ますよ。」と。 本人は、どこに置き忘れたか、すぐ気がつけばよいのだが。
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福岡空港から、地下鉄で中洲川端まで。 道を挟んでホテル・オークラの真向かいにあるホテルなので、オークラの表示を探しながら進むが、ほとんどビル内の店がしまっていて、外へ出るまでに少し時間がかかる。
やはり九州は暑い。1年前に来た時の夜の雰囲気と似ていて、少し蒸し暑い。
エクレール博多の部屋は、5Fの角部屋。5Fに着いて、エレベーターから外に出ると、廊下の照明がともるようになっている。角部屋だということは悪くはないが、部屋のキーは、苦手なカード・キー。 5回ほど入れたり出したりして、緑色のOK表示が点灯して、ほっとする。途中で、鍵を開けるのに手間取っていて、照明が消えてしまった時には少し焦る。
部屋はシングルなら普通かこころもち広く感じるつくり。窓は残念ながら開かない構造になっている。 エアコンは、25度に設定すると少し涼しすぎるし、26度にするとどういうわけか暑く感じる。参ったと思いながら、バスルームを換気状態にしてドアを開けて眠ることにする。
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