日記でもなく、手紙でもなく
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2002年05月05日(日) 七味唐辛子の容器


 二種類の七味唐辛子を買ってきたこともあり、それを入れて蓋がきちんと閉まるようなテーブルウェアがないか、昨日から店に売っていないかと探していた。
 昨日はちょうど絵を見に行ったついでに、上野(御徒町)にある100円ショップあたりに置かれているに違いないと目星をつけて行って見たら、蕎麦屋に置かれているようなプラスチック製の七味入れはあったが、気に食わないのでやめる。吉池にも松坂屋にも、これというようなものがなくて、意外にこの手の容器というものがないということを実感する。

 今日も、東京大丸へ絵を見に行ったついでに、食器や雑貨売り場を覗いてみたが、やはりこれというものがない。
 蓋付きのガラスの小さい容器というのは、もともと何かが入っているようなものを使い切って、それを使うというパターンが多いから、その手のものは売られていないのかと、結構訝しく思ったりする。ハーブの売り場などに、もっと置かれていても良さそうなものなのだが。

 こうなったら、やはり池袋西武あたり。
 今回の目星は当り。
 透明なガラス容器で、まわして閉める木製の蓋が付いている。一つ220円。高くはない。2つ買っていくことにする。

 モノはあるようで、探さないとなかなか見つからないものもまだまだあることを実感する。


2002年04月30日(火) 創作中華の店・再訪

 餃子の美味しい店があるけど、行ってみるかということで、赤坂にある創作中華料理の店(レシートを後で見ると、店名のところに<Mr.Chin>とあった)に、知人を誘って2人で行くことにする。

 店に入ると、20人ほどの送別会グループが、かなり派手に騒いでいる。他にカウンターに2人連れ。
 ま、しょうがないかと思いながら、店オススメの3800円のコースをお願いする。

 前菜のピータン、地鶏、生のマグロとナッツを和えた3品、更に4品から3品を選ぶ料理、どれもなかなか美味しい。一緒に、例の大連餃子4個も出てくるので、なかなか食べきれない。
 ただ、ここまではなんとか2人で平らげる。

 問題は更に出てくる、地獄の麻婆豆腐。
 激辛あつあつの麻婆豆腐である。厚めの焼いた陶器の入れ物に、大きいままの豆腐を入れ、それを席までもってきて、目の前でその上にひき肉のソースと唐辛子をかけ、スプーンで豆腐を砕いて供される。
 サービスだといって、ご飯がでてきて、ご飯と食べると本当に美味しいが、それでも辛い。

 全体的に豆板醤が多用されているように思え、そのため味も濃い。もう少し薄めでも良さそうな気がするし、この3800円コースは、上で書いたもの以外に、上海の香草を炒めた皿と、刀削麺つゆそばも出てくる。

 結局2人で全部食べきれず、麻婆豆腐以降、結構残すはめになる。それでも、食べ過ぎ感は残った。苦しいくらい。

 一品ずつ、最後に麺が食べられる程度に頼んでいく、というのが良さそう。

 ***

 店を出た後、コーヒーでも飲もうということになり、まだその時間開いていたコージーコーナーに寄る。メニューにアイス・エスプレッソも置かれているのは、見事。量がしっかり多いアイス・エスプレッソだった。


2002年04月28日(日) 七味唐辛子・中辛


 七味唐辛子というのは、どこのものでも同じだ、と思っていると大間違いをする。七味で結構香りや味が変わる。美味しい七味唐辛子を使うと、うどんやそばが一層美味しく食べられる。

 S&Bでもマコーミックでも、たかだか唐辛子なんだから、時々ワゴンで安売りしているものを買っておけば良い、などと思っていた頃もあった。
 しかし、最近はその手の七味唐辛子を自分で買ったことはない。確かに唐辛子の辛さはどれも出る。辛いものを食べたいのなら、それを振りかけて食べれば良いと思う。

 しかし、その辺にどうも誤解があるのではないかとも思っている。七味唐辛子というのは、食べ物を辛くするために入れると思っているのなら、七味ではなくて、唐辛子だけの一味だけで十分かもしれないし、もっと言えば鷹のつめを買ってきて、それを切り刻んで入れたほうが効く。

 以前、伏見稲荷の正月の露店で、七味唐辛子を売っていた。七味など同じようなものと思っていた頃。
 なぜわざわざ、こんなところで買おうとするのか、どんな人が買っていくのか、店の横で観察したことがある。

 <甘口>のほうを下さい、と言って買っていく人がいて、驚いてしまった。七味唐辛子で甘口というのは、一体何のことか。
 急に自分でも関心が湧いてきて、その甘口七味唐辛子を買って帰った。
 買って帰って、うどんにそれを入れた時に、もうスーパーの棚に並んでいる七味唐辛子は使えないことがよくわかった。まず、香りのたち方が違う。
 確かにこの甘口、かなり入れてもさほど辛くならない。しかし、つゆの味わいが少し深くなるような感じもした。

 京都には、七味唐辛子の有名な店がいくつかある。清水寺に行く道の途中にある<七味屋>、あるいは祇園の店<やげんぼり>の七味も有名。
 たまたま今回、わらび粉を錦で探している時、つくりたて七味の店<ぢんとら>という店があったので、ここで中辛の七味唐辛子とゆず七味というのを買って帰ることにした。

 ところで、九州には<ゆず胡椒>という、練った胡椒があって、これはラーメンに入れて食べると美味しさが増す。


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