★K's FieldDiary★
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無農薬のリンゴ、伸び放題のクヌギ、 ウメにサクラに管理の悪いバラ数種。 我が職場は毛虫だらけ。
特にリンゴの木には思いっきり沢山の虫たち。 毛虫・ゾウムシ・グンバイ・カメムシ・ハダニ(?)・・・・。 丁度果実が膨らみ始め、面白いと言ってられなくなったので、 火バサミで一匹一匹お引越ししていただいている。(・・・という事になっている)
唯一の助けが、我が職場に顔を覗かせる鳥さん達。 サクランボを全滅させたヒヨドリは薄情にも顔を出さなくなったが、 スズメ・メジロ・シジュウカラが出たり入ったりしながらお食事中。 幾らでも食材はそろっているので、頑張って完食してほしいモノである。
昨日気付いたのだが、 連休中にプラムの木にコゲラが巣穴を掘りかけていた様だ。 連休という名の詐欺だと気づいて穴掘りは中止。 この土・日に思いなおしてくれることを願っている。
2009年03月13日(金) |
中国新聞社説(3月9日) |
造成地と鳥の楽園 共生の道探り出したい '09/3/9 企業用地を造成している、広島市佐伯区の八幡川河口にある埋め立て地。 広島県の財政難に伴う計画の遅れから、雨が十数年たまってできた巨大な 池が、越冬する野鳥たちの楽園になっている。
この池を埋める工事に取りかかった県が、自然との「共生の道」を探っ ている。全面埋め立ての方針から転換し、一部を現状のまま残す方向に踏 み出した。自然保護団体の知恵も借りながら、よりよい「共生」エリアの 実現にじっくり取り組んでほしい。
池の広さは約二十三ヘクタールで、平和記念公園全体の倍近い。冬は毎 年、絶滅危惧(きぐ)種のツクシガモなどカモ類を中心に小柄で脚の長い シギ類、カワウなど約五十種、三千羽余りの水鳥でにぎわう。 県が残そうとしているのは池の東側の七・五ヘクタール、三分の一ほど だ。もともと、そこに野鳥園を設ける計画がある。いったん埋めて掘り返 すのは費用の無駄になる。それに埋めてしまえば、せっかく越冬地として 池になじんだ渡り鳥たちを追い払うようなものだ。どちらも、もったいない。
池のそばには、埋めた堤の上に砂を盛って県が造った長さ約一キロの干 潟がある。潮が引けば砂州で餌をついばみ、満ちれば池で羽を休める。 人工干潟と池が相まって、野鳥の楽園を形作っている。 海の干潟と淡水の池―。野鳥に居心地のいい、この二つの環境こそ、四 半世紀ほど前に県が埋め立て構想を問うた時、代償策として挙げたもので ある。
当時のうたい文句は「二十一世紀の広島づくり」だった。一つは産業の 礎づくりという意味だ。海と山に挟まれた広島にとって、土地の拡張は重 要だ。 潤いのある環境づくり、がもう一つの意味である。当時は高度成長が一 段落し、心の豊かさを求める風潮も高まりつつあった。 自然環境に対する関心は、その後も高まるばかりだ。ウオーキング人気 で、身近な環境に目を向ける人も増えている。
この際、野鳥園の在り方を議論してはどうだろう。人工干潟はひと足先 にできたが、野鳥園は後回しになっている。 池を三分の一残せば自然も三分の一残るというほど、ことは簡単でない。 「数年はかかる」という工事が長引けば、人けを嫌う渡り鳥が飛来しなく なるだろう。水質の変化で、隠れ場所になるアシ原が枯れるかもしれない。
工事の影響がどんなふうに出るか。県と保護団体とが慎重に見守りなが ら、野鳥園の青写真を描いていくのも一つの方法だ。 同時に、越冬地の池をもっと残すよう、埋め立て範囲を減らしてもいい のではないか。埋め立てに必要な建設残土も景気減速で集まりにくくなっ ているという。
自然環境はいったん失ってしまえば、人の力で元通りにするのは簡単で はない。瀬戸内海では先駆的な人工干潟も、いい状態を保つのは大変だ。 どんな共生の道を選ぶのか。県民の間に議論を広げ、深めていくべきだろ う。
以上、引用。中国新聞 2009.03.09 2面「社説」
これぐらいの野鳥に親しむ事が出来る公園を作るのに、 幾らぐらいの税金を投入すれば良いのでしょう?
これぐらいの自然に親しむ中で育つ(かもしれない)若者の「心」を、 幾らぐらいの税金を投入すれば育てる事が出来るでしょう?
これぐらいの自然に触れる中で癒される市民の「心」は、 幾らぐらいの税金を投入した「箱物」を作れば癒されるのでしょう?
1.オオハム 47.オオタカ 93.キジバト 2.カイツブリ 48.ハイタカ 94.コミミズク 3.ハジロカイツブリ 49.サシバ 95.ハリオアマツバメ 4.ミミカイツブリ 50.ハイイロチュウヒ 96.アマツバメ 5.アカエリカイツブリ 51.チュウヒ 97.カワセミ 6.カンムリカイツブリ 52.ハヤブサ 98.コゲラ 7.オオミズナギドリ 53.チョウゲンボウ 99.ヒバリ 8.カワウ 54.キジ 100.ショウドウツバメ 9.ヨシゴイ 55.ヒクイナ 101.ツバメ 10.ゴイサギ 56.バン 102.コシアカツバメ 11.ササゴイ 57.ツルクイナ 103.イワツバメ 12.アマサギ 58.オオバン 104.ツメナガセキレイ 13.ダイサギ 59.コチドリ 105.キセキレイ 14.チュウサギ 60.シロチドリ 106.ハクセキレイ 15.コサギ 61.メダイチドリ 107.セグロセキレイ 16.クロサギ 62.ムナグロ 108.タヒバリ 17.アオサギ 63.ダイゼン 109.ヒヨドリ 18.クロツラヘラサギ 64.キョウジョシギ 110.モズ 19.マガン 65.トウネン 111.オオカラモズ 20.ヒシクイ 66.ウズラシギ 112.ノゴマ 21.コハクチョウ 67.ハマシギ 113.ジョウビタキ 22.ツクシガモ 68.オバシギ 114.ノビタキ 23.オシドリ 69.オオハシシギ 115.イソヒヨドリ 24.マガモ 70.シベリアオオハシシギ 116.シロハラ 25.カルガモ 71.コアオアシシギ 117.ツグミ 26.コガモ 72.アオアシシギ 118.ウグイス 27.トモエガモ 73.クサシギ 119.コヨシキリ 28.ヨシガモ 74.タカブシギ 120.オオヨシキリ 29.オカヨシガモ 75.キアシシギ 121.セッカ 30.ヒドリガモ 76.イソシギ 122.エナガ 31.アメリカヒドリ 77.ソリハシシギ 123.ツリスガラ 32.オナガガモ 78.ダイシャクシギ 124.シジュウカラ 33.シマアジ 79.ホウロクシギ 125.メジロ 34.ハシビロガモ 80.チュウシャクシギ 126.ホオジロ 35.ホシハジロ 81.タシギ 127.アオジ 36.オオホシハジロ 82.セイタカシギ 128.オオジュリン 37.キンクロハジロ 83.ツバメチドリ 129.カワラヒワ 38.スズガモ 84.ユリカモメ 130.ベニマシコ 39.クロガモ 85.セグロカモメ 131.ニュウナイスズメ 40.ビロードキンクロ 86.オオセグロカモメ 132.スズメ 41.ホオジロガモ 87.カモメ 133.コムクドリ 42.ミコアイサ 88.ウミネコ 134.ムクドリ 43.ウミアイサ 89.ズグロカモメ 135.ハシボソガラス 44.ミサゴ 90.クロハラアジサシ 136.ハシブトガラス 45.ハチクマ 91.アジサシ 46.トビ 92.コアジサシ
ぐっと冷え込む今日この頃。 鳥達のレストランもなかなかの賑わい振りです。
で、シロハラ・モズに続いて、 本日の登場はシメさま。
パチパチとヒマワリの種を食べてくださるそのお姿を拝し、 ちょっとガッツポーズがでてしまいました。
新しい餌として、安かったキウイフルーツ投入。 メジロが12羽(多分)から続々と増加中。笑
曇天の職場で今日も日課の餌補給。 机について仕事を始めると、メジロが妙な声で泣き叫び始めた。
異常を感じて餌台を見てみると、 なんとモズ様(♂)がご来店ではないか。
メジロもスズメも、何故かヒヨドリも遠巻きにする中で、 モズ様、餌台設置の梅の枝にお土産を持ってきてくださった。
「首なしカマキリ」笑
ウチのお客さんたち、誰も食べないと思うのだが。。。。
以前スズメの首を刈り取った現場を見た事があるので、 出来れば常連さんになって欲しくないけど、 時々は遊びに来て欲しいとも思うお客様でした。
因みに、 私「モズのハヤニエ」ってのを初めてみました。 勿論ハヤニエを設置する現場も初めて。 日々感動的な餌台の風景です。
なんかデカイのが飛び立ったなぁ…って気にしていたら、 遂にシロハラ君が餌台デビュー!!
何度か飛ばれながらやっと確認したところ、 餌台で召し上がっているのは「ミカン」でした。
ちょっと予想外。
昨年12月初旬から職場の餌台でせっせとスズメを養ってきましたが、 ここにきてやっと他のお客様が現れてくれるようになりました。
◆本日までの来賓名簿 ■スズメ 30羽 常駐 ■メジロ 5羽 ほぼ常駐 ■ヒヨドリ 2羽 ほぼ常駐 ■ジョウビタキ ♂1羽 餌は取らず ■ツグミ 1羽 来てみたけどかなり怖かった様子 ■キジバト 1羽 今期初 ■ウグイス 1羽 今期初なれど、多分気まぐれ来訪と思われる ◆今後期待したいお客様 以下、職場餌台来訪の実績あり □シジュウカラ □ヤマガラ □エナガ □コゲラ □シロハラ 以下、職場に現れるも餌台には実績無し □ホオジロ □アオジ □ミソサザイ □ムクドリ □ヒレンジャク・キレンジャク ◆歓待メニュー一覧 ■パンくず 物資不足で配給危機 ■アワ・ヒエ ■ヒマワリ ■白米 古古米を入手するも割りと人気無し ■ミカン ■リンゴ ■バナナ ■高級和牛(!)牛脂 in the 金属製コマセ籠
2009年01月01日(木) |
あけましておめでとうございます |
野鳥関係においては大変低調だった2008年。 私生活においても低空飛行を続けた2008年。 お仕事的にももう一つぱっとしなかった2008年。
綺麗さっぱり忘れて2009年。 本年もよろしくお願いします。
不幸を続けた訳じゃないです。。。。涙
年末恒例なので一応書き出してみたが、 書き出すほどのことはないか。。。。。爆泣
何を見たのか? どこで見たのか? 何時見たのか? 本当に自分で見たのか?
全然記憶が確かではないんだから処置無し。。。。 とにかく近年低調であることの証です。
【観察種】 1.カイツブリ 60.ケリ 119.モズ 2.ハジロカイツブリ 61.タゲリ 120.キレンジャク 3.ミミカイツブリ 62.トウネン 121.ヒレンジャク 4.カワウ 63.ヒバリシギ 122.カワガラス 5.ヨシゴイ 64.オジロトウネン 123.ミソサザイ 6.ゴイサギ 65.ウズラシギ 124.コマドリ 7.ササゴイ 66.ハマシギ 125.ノゴマ 8.アマサギ 67.オバシギ 126.コルリ 9.ダイサギ 68.エリマキシギ 127.ルリビタキ 10.チュウサギ 69.オオハシシギ 128.ジョウビタキ 11.コサギ 70.ツルシギ 129.ノビタキ 12.アオサギ 71.アカアシシギ 130.イソヒヨドリ 13.ヘラサギ 72.コアオアシシギ 131.トラツグミ 14.クロツラヘラサギ 73.アオアシシギ 132.クロツグミ 15.ヒシクイ 74.クサシギ 133.アカハラ 16.ツクシガモ 75.タカブシギ 134.シロハラ 17.オシドリ 76.キアシシギ 135.マミチャジナイ 18.マガモ 77.イソシギ 136.ツグミ 19.カルガモ 78.ソリハシシギ 137.ヤブサメ 20.コガモ 79.オグロシギ 138.ウグイス 21.トモエガモ 80.オオソリハシシギ 139.オオヨシキリ 22.ヨシガモ 81.ダイシャクシギ 140.メボソムシクイ 23.オカヨシガモ 82.ホウロクシギ 141.センダイムシクイ 24.ヒドリガモ 83.チュウシャクシギ 142.キクイタダキ 25.アメリカヒドリ 84.タシギ 143.セッカ 26.オナガガモ 85.セイタカシギ 144.キビタキ 27.シマアジ 86.ユリカモメ 145.オオルリ 28.ハシビロガモ 87.セグロカモメ 146.エゾビタキ 29.ホシハジロ 88.オオセグロカモメ 147.コサメビタキ 30.キンクロハジロ 89.カモメ 148.サンコウチョウ 31.スズガモ 90.ウミネコ 149.エナガ 32.クロガモ 91.ズグロカモメ 150.ツリスガラ 33.ホオジロガモ 92.コアジサシ 151.コガラ 34.ミコアイサ 93.キジバト 152.ヒガラ 35.ウミアイサ 94.アオバト 153.ヤマガラ 36.カワアイサ 95.ジュウイチ 154.シジュウカラ 37.ミサゴ 96.セグロカッコウ 155.ゴジュウカラ 38.トビ 97.カッコウ 156.メジロ 39.オオタカ 98.ツツドリ 157.ホオジロ 40.ハイタカ 99.ホトトギス 158.カシラダカ 41.ケアシノスリ 100.オオコノハズク 159.ミヤマホオジロ 42.ノスリ 101.ヨタカ 160.アオジ 43.サシバ 102.ヤマセミ 161.オオジュリン 44.クマタカ 103.カワセミ 162.アトリ 45.チュウヒ 104.ブッポウソウ 163.カワラヒワ 46.ハヤブサ 105.アオゲラ 164.マヒワ 47.チョウゲンボウ 106.アカゲラ 165.ベニマシコ 48.コジュケイ 107.コゲラ 166.ウソ 49.キジ 108.ヒバリ 167.イカル 50.ヒクイナ 109.ショウドウツバメ 168.シメ 51.バン 110.ツバメ 169.ニュウナイスズメ 52.オオバン 111.コシアカツバメ 170.スズメ 53.タマシギ 112.イワツバメ 171.コムクドリ 54.コチドリ 113.キセキレイ 172.ムクドリ 55.イカルチドリ 114.ハクセキレイ 173.カケス 56.シロチドリ 115.セグロセキレイ 174.カササギ 57.メダイチドリ 116.ビンズイ 175.ミヤマガラス 58.ムナグロ 117.タヒバリ 176.ハシボソガラス 59.ダイゼン 118.ヒヨドリ 177.ハシブトガラス
2008年12月23日(火) |
県下一斉ガンカモカウント調査 |
12月23日、先輩方のお助けを借りてカウント調査を行ないました。 下記の数ですので高々知れていそうですが、 10以上を数えることの出来ない私の力では到底無理です。
今回も場所を分けながら数え、そのたびにカウントの確認をやりましたが、 下記の数字の集計にも全然自信がありません。涙 (narumiさん、違っていたらメールください。懇願)
調査日 2006.12.23 2007.12.23 2008.12.23 -------------------------------------------------------------- オシドリ 95(56・39) 47(13・34) 15( 8・ 7) マガモ 47(27・20) 94(55・39) 72(42・30) カルガモ 6 5 2 コガモ 20( 4・16) 47(20・27) 27(17・10) トモエガモ 0( ・ ) 1( 1・ ) 0 ヨシガモ ( ・ ) 2( 1・ 1) 6( 4・ 2) オカヨシガモ 2( 1・ 1) 1( ・ 1) 0 ヒドリガモ 51(18・33) 64(30・34) 45(19・26) ハシビロガモ 2( 0・ 2) 16( 8・ 8) ホシハジロ 16( 5・11) 18(12・ 6) 12( 8・ 4) キンクロハジロ 14( 3・11) 28( 4・24) 10( 2・ 8) スズガモ 1( 0・ 0) 0 0
*カモ類総数* 254 307 205 ************************************************** カイツブリ 37 28 29 カワウ 7 16 15
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で、少々ショッキングな画像を数点。 この影響でカモの数が減っているのか否かは分かりませんが、 湖上を歩いて行けそうな錯覚を覚える光景でした。 2月の探鳥会時にはどうなっているのでしょうね?
水源地の方のお話では、この植物は「アカウキクサ」との事。 業者を入れて除去作業を行なっているそうです。 台風0で水が入れ替わらずこんなことになったのでしょうか? 「カモが食べるって聞いたけど…?」って言っておられましたが、 こりゃあ食べ切れんわなぁ。。。。。。
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