2005年11月22日(火) |
好きな人の前でしか歌わない |
好きな人の前でしか歌わない という歌を あなたが今 わたしのそばで歌っている
風邪を引いて咳が出るというのに 熱唱している
初めてのカラオケで あなたが私のために歌ったってこと 今まで気がつかなくて ごめんね
でも今 私の心に ずしんと響くその歌に もう虜になってしまったよ
きっと・・・ あなたにも
明日は車を走らせて 海を見に行こう
例え 隣に誰も座っていなくても あなたを思い出しながら あなたの好きなCDでもかけて 小さな一人旅をしてみよう
明日は車を走らせて 海を見に行こう
寂しさや迷いや不安や いろんな心を瓶に詰めて そっと海に流そう きっと波が抱きしめて 彼方へ連れて行ってくれるだろう
あなたの突然の想いに戸惑い 心の蕾は 硬く閉じられたはずなのに
ひだまりのような笑顔と 優しさのシャワーに 少しずつ開いていく
怖いような 恥ずかしいような 嬉しいような 不思議な感覚で
開くはずのない蕾が 一枚 また一枚と 加速度を増しながら あなたの光を浴びていく
ずっと 愛してくれますか
一人で林を歩いていたら 一匹の綺麗な毛虫を見つけた
黄色い毛がふわふわ
全てが秋色に染まった中で これから どこに行くのだろう
いつまでも見ていたら 人が集まってきて わ〜綺麗な虫!と歓声を上げる
毛虫と別れて また一人
池の傍で佇んでいたら また人が集まってきて 何かいるのかしら?と覗き込む
私はただ 水面に浮かぶ落ち葉の美しさに 見とれていただけなのに
力いっぱい抱きしめて欲しい そんなときがある
いつものベッドを広く感じる そんなときがある
誰も きっと気づかないだろう 私の想い
逢ったばかりなのに もう恋しいです
あなたの言葉に 心が揺らぐ
2005年09月23日(金) |
オドレイ・トトゥのように |
「ロングエンゲージメント」のオドレイ・トトゥのように 私はつぶやく
あの人は私を愛してる 私を愛してる 私を愛してる
私は幸せ 私は幸せ 私は幸せ
言葉は呪文のように 闇に広がり 寂しさで波立つ心は やがて静まる
ピアノを弾きながら 涙は静かに頬を伝う
夢を見ていたのは 私だったのね
儚い夢を見てた あなたと暮らす夢を見てた
愛だけで生きていけると思ってた
幸せの木の下で あなたをずっと待っていたかった
幸せの花びらが 一枚残らず散ってしまっても ここでずっと あなたを待っていたかった
二人はとうとう 幸せにはなれなかったけど もしかしたら これが一番 幸せなのかもしれない
何度 あなたに泣かされたろう 何度 あなたを泣かしたろう
それでも二人は 離れられなくて こうしてここまで 歩いてきた
今度 生まれ変わったら あなたは木におなり 私は鳥になる
私は あなたの枝から離れない あなたは 私が枝から落ちる日まで 二人の愛を見届ける
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