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「少女には向かない職業」「推定少女」桜庭一樹
2009年03月10日(火)
「少女には向かない職業」桜庭一樹
中二の一年間で、大西葵は人を二人殺した。
友だちにまぎれて笑いながら、違和感を覚える毎日。夏休みに入り、義父を避けて外出する葵が出会ったのは、クラスメートの静香。ゴシックファッションで学校とはまったく違った雰囲気を身にまとった静香にそそのかされて、葵は義父を殺す計画を立てるのだった…。

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なんか、ドキドキハラハラしてざらざらした気持ちで読み進んだのは、この主人公の女の子がそういう気持ちだったからなんだろうなーと思います。
貴志祐介「青い炎」とか、似たような話でしたが、あれは私はまったく感情移入できなかったんですが、こちらはすんなりと。これは、少女と少年の差なのかなあ。少女と少年というよりは、女性作家か男性作家かの違いなのでしょうか。
母親が、ありがちなようでやけにリアルだ。
★★★


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「推定少女」桜庭一樹
十五歳のカナは、義父に怪我を負わせて警察から逃げる途中、ダストシュートから一人の少女を拾い、なぜか一緒に逃避行を始めることになる。不思議なその少女は、銃を持っていた。
東京にたどりついた二人は、秋葉原で出会った少年の家に逃げ込むことに…。

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なんだか、二冊続けて似たようなあらすじの本を読んでしまいましたが。読んでみると中味はだいぶ違います。こちらの方がもっとファンタジーっぽい感じで、逃避行がメインになってます。
なかなか楽しかったのだけど…終わり方がイマイチ。編集部の要請でこういう終わり方になったようですが。
私は戻れない方がよかったなー。
あと、ファンタジー要素が濃厚に混じってるんですが、それをどう読んでいいのか私には終わりまでわからなかったんですね。なぜなら、この作者のこれまで読んできた作品には、ファンタジー要素は混じっていなかったから。どう見ても現実的じゃない感じがするけど、もしかすると島田荘司的アクロバティックな着地をするのかも…と思っちゃって(笑)
でも、まあ、逃避行楽しかったです。
★★☆
「恋に落ちる」「明日はどっちだ」「青いふたり」椎名軽穂
2009年03月09日(月)
「君に届け」の椎名軽穂の短編集3冊。
結構たくさんコミックス出てたんですね!(この他に7冊出てるようです)
ごく普通の少女漫画です。嫌味がなくてかわいかった。絵も好きです。
しかしやはり「君に届け」のおもしろさが卓越してる。


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