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「文学賞メッタ斬り!2008年版たいへんよくできました編」大森望・豊崎由美
2008年12月28日(日)
文学賞のノミネート作や受賞作、およびその選評に対して、あれやこれや言うこのシリーズ。
普段、なんとか賞受賞作には縁遠い私なのですが、これを読むと、読んでみたいと思える作品があるのですよね。
そんなわけで、今回もいくつかの作品を読みたいリストに入れました。
それ以外でも、いろいろ笑わせてくれるので好きなんですよね〜、この本…。さて、次は2007年版を読みますよ。順序がおかしいですが。
「七人の魔法使い」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
2008年12月24日(水)
作家の父を持つハワードの家に、ある日突然ゴロツキが居座ってしまった。父さんの原稿を取り立てに来たのだという。父さんは、三ヶ月ごとに二千語の原稿をとある人物に送っていたのだが、それが届いていないというのだ。
その原稿とはなんなのか? 町を裏で支配している七人兄弟の魔法使いが、その原稿をめぐってハワードの家にちょっかいを出してくる。
ハワードは、七人の魔法使いたちを探すうちに、思いがけないことを知ることになるのだが…。

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いやあ、おもしろかったです。
「家に居座るゴロツキ」という文字を見た時には、うわあ、イライラさせられそうーと思いましたが、まったくそんなことはなく。原稿っていったいなんなの?とか、七人の魔法使いが町のいろいろな部分をそれぞれ受け持っているとか、なんなのそれは?って、どんどん話に引き込まれていく感じ。
七人の魔法使いがそれぞれ個性的というか…いいキャラなんですよ。私はアースキンが好きですね。
13年を2回繰り返してるとかの設定もよくできてる。この人の、こういう時間SF的な部分を取り入れた話、好きですねえ。

しかし、ラストは、それでいいんか?と思ってしまった。
巻き添えにされた3人もそうだけど、そんなに簡単にその3人だけを切り捨てるって決めていいのか?
うーん、よくわからんです。なんで、その3人だけダメなんだろ…?
それに、「スサマジー」って名前(ニックネーム)はどうなんだろ?(笑) もっと他に訳し方があったんじゃないのかなー。
★★★☆


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