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「ファンタジウム 1」杉本亜未/「林真紅郎と五つの謎」乾くるみ
2008年10月12日(日)
「ファンタジウム 1」杉本亜未
マジシャンだった祖父に憧れていた英明だったが、今は普通のサラリーマンだ。営業で訪れたカジノバーで見事なカードさばきを見せていた少年・良は、祖父の教え子だった。
良にマジックの才能を見出し、自分の夢を託そうとする英明。良は彼の持つ障害のために、学校にも通わず、家では暴力をふるわれていた…。

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いいですねえ、おもしろかった!
良のキャラクターもいいし、これからの成長というか行き先?が、すごく気になります。
動きを見せてなんぼのマジックを、漫画で描こうというのはチャレンジな気もしますが、マジックシーンも綺麗で見ごたえがあるんですよね。
続きが楽しみな漫画が増えました。




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「林真紅郎と五つの謎」乾くるみ
妻を亡くし、勤め先だった大学をやめてからというもの、真紅郎は毎日を無為に過ごしていた。
そんな真紅郎の日常に降りかかる五つの謎を、彼は解くことになるのだった。

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うーん、しょうもない、と言ってしまうと身も蓋もないですが(笑)
まあ、ほのぼのしてました。うん。(そうでもないか)
★★
「海街diary2 真昼の月」吉田秋生/「坂道のアポロン 2」小玉ユキ/「おひとり様物語 1」谷川史子
2008年10月11日(土)
「海街diary2 真昼の月」吉田秋生
異母姉三人と共に暮らし始めたすず。姉の元彼・朋章の秘密を探ったり、サッカーチームを続けられるか悩んだり、祖母の七回忌があったり…。そんなすずの日常が、鎌倉を舞台に描かれる。

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吉田秋生を私が知ったのは、BANANA FISHでした。その後、YASYAなんかもあったり、割りとアクション寄りだという意識が私にはあるのですが、こういう日常を描いた作品もほんとに味があっていいんですよね。
言葉のやり取りだとかも、心の機微を丹念に描いてていいし、ちょっとした場面が、すごく綺麗。
「うちの姉か すごいよね君たちって」と感心する朋章のセリフとか、干したユニフォームを見上げるすず、すずの髪についた桜の花びらをそっとつかむ風太、サンダルを脱ぎ散らかして梅酒を違うビンに注ぐ幸とか……映画の一場面のような完成された美しさがあると思います。

ここで描かれている彼らの境遇は、決して平凡なものではないにも関わらず、そういう彼らの描かれ方がとても地に足が着いているように感じられるのが、作者の力量なんだなあと思います。
きっと現実はこううまくはいかないんだけど。こうありたかったんだろう場面というのを追体験している気がして、なんだか泣かされます。



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「坂道のアポロン 2」小玉ユキ
不良に絡まれていたところを助けた縁で知り合った百合香に惚れてしまったらしい千太郎のために、薫は、律子と4人でのダブルデートを企画する。自分は律子狙いだ。
しかし、薫は律子の視線の先にいるのが誰かに気づいてしまうのだった…。

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恋模様は…うーん、なんとももどかしいような…イマイチせつなくなりきれないような微妙さですが…。
演奏シーンは、なんだか楽しそうでいいですね。




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「おひとり様物語 1」谷川史子
一人暮らしで彼氏もいない、休みは部屋でのんびり読書…。そんな「おひとり様」な女性を描く短編集。

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一話目が、まさに世間的に言われている「おひとり様」なんだと思いますが、ああなんてしあわせそう、うらやましい…と思った私です(笑)
他には遠距離恋愛中とかすれ違い生活中とかの恋人たちのお話なんかも入ってます。最近は年齢層があがってきたせいか、前よりは読みやすくなってるかなー。


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