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「GANTZ 23」奥浩哉/「おもいでエマノン」鶴田謙二/梶尾真治 2008年05月20日(火) 「GANTZ 23」奥浩哉大阪の街に現れた妖怪(もどき)と闘う大阪チーム。それをなすすべもなく見守るしかない東京チーム。 特に犬神・天狗・ぬらりひょんの強さ、再生力は、想像を超えていた。 ---------------------------- なんていうんですか、なすすべもない感は、仏像とどっちが上なんでしょうか。その割りに絶望感があまりないのは、闘っているのが馴染みのない大阪チームだから…なのかな? 別に絶望したいわけではないんですが!(笑) ほんとに、東京チームの役割は見学なのか?と思ってしまう、23巻でした。 ====================================================== 「おもいでエマノン」鶴田謙二/梶尾真治 船旅の途中で出会った美少女は、エマノンと名乗った。NO NAMEの逆さつづりだという。 彼女は、地球に生命が誕生してからの記憶をすべて持っているというのだが……。 --------------------------- 梶尾真治の名作「エマノン」シリーズの漫画化です。 第一作を丁寧に描いてます。いや、買うまでは、短編が何作か入ってるんだと思ってたんですよ。(原作は連作短編なので) ひとつの話で終わってしまうと思わなかったです。その分、原作の場面ひとつひとつが雰囲気満点に描かれてます。 この人の絵は、触ると麻の感触がしそうなんですよね。青とかベージュの扱い方もいいし。 エマノンという女性の中性的で瑞々しいけれど風のようにさらりとしている感じとか、ほんとにイメージがぴったりでした。 エマノンの新作が読みたくなったな〜。 |
「わたしが幽霊だった時」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 2008年05月19日(月) 気づいたら私は幽霊になっていた。自分に何が起きたのか、さっぱりわからない。ここ数日の記憶がない。とりあえず自分の家に行ってみて、自分の姉妹を観察する。四姉妹は、寄宿学校を営む両親の元、学校のそばの家に暮らしていた。個性的な姉妹たち。両親には放置されていて、ケンカばかり。必死に気づいてもらおうとするのだが……。------------------------- 不思議な感じのお話でした。 姉妹の描写がものすごくて、ずーっとケンカしてるし、うわあと最初は思いました。 でも、前半は自分がなぜこんな状態になっているのか、後半は、自分が四姉妹のうち誰なのかを探るミステリ仕立てになっているのがおもしろい。 ちょっとホラー仕立てな部分もあり。あんまり怖くなかったですが。悪霊のモニガンがあまり怖く思えなくて…。あ、イモジェンが遊んでいて吊られるシーンはちょっとぞっとしました。そういう、悪霊以外のシーンの方が怖かったですね。この四姉妹が怖い(笑) 「九年目の魔法」もそうだったけど、この両親もネグレクトなんですね。この人、そういう話が多いのかなあ? ダークホルムは仲のよい家族でしたけどね。 ★★★ |