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「姫様の花束 3」碧也ぴんく
2007年07月24日(火)
郁・穣・直の3人が大切に守ってきた花屋「シャトー・ラ・フルール」の近くに、強力なライバル店が出現した。女性をターゲットにし、店員は客の女性を「お姫様」と呼び、カフェ、マッサージ等のサービスまで受けられるという。
さらに、妨害により仲卸から花を仕入れることもできなくなってしまった。
そのライバル店は、郁の実家と関係があるらしい。さらに、明らかになる穣の過去…。

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最終巻です。
ラスト1冊は、お客さんではなくて、店のホスト側であった3人がメインのお話。
1巻の頃は羽菜ちゃんという謎の存在の秘密が次第に明かされていくのかなとか思ってたんですが、結局そんなことはなかったですね(笑) 一応、どうしてこの3人が集まったのかの説明はなされていたけど…。

でも、カタログなんかで花束を選ばせるのが嫌だって言い始めた郁に、直がする話がよかったですね。
一歩間違うと説教くさくなってしまいがちなのに、素直に涙ぐんでしまいました。

お花を贈るっていうのは、ちょっと特別な行為だと思います。そこにこめられるいろんな人のそれぞれの気持ちを描いたお話でした。
★★★
「コバルト風雲録」久美沙織
2007年07月22日(日)
コバルト黎明期(?)を駆け抜けた久美沙織による、少女小説界の裏話。
とでも言ったらいいのでしょうか…。なんだかよくわかりません。もうちょっと、コバルト文庫のなにがウケたのかみたいな分析的なことをなんとなく期待してたのですが。
なんとなーく…個人的な後悔やら恨みやら自慢話やらを読まされたような……。
作家って大変なんだなーとは思いました。ファンレターの話とかねえ…。

内容的にもなんだかなあ、ですが、さらに文体がどうにも。読みやすくはあるけど、ちょっとテンション高すぎじゃないですか? もう少し落ち着いた、上品な語り口の方が私は好みです。


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