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「松田聖子論」小倉千加子
2007年04月05日(木)
タイトルは「松田聖子論」ですが、本書の前半は山口百恵論、後半が松田聖子論です。
主に、彼女たちの歌う歌詞と彼女たちの生き方を重ね、また二人を対比させて読み解いていくといった内容になっています。

うーん、正直、あんまりぴんとこなかったですね。「論」とつくくらいだから、もっと、おお〜と思う内容かと思ったのですが。
具体的に歌詞を挙げて分析していってますが、その考察が、ふーんそれで?という感じなんですね。
まあ…期待しすぎかもしれません。18年前の本ですしね。
「男流文学論」上野千鶴子・小倉千加子・富岡多恵子
2007年03月27日(火)
吉行淳之介、島尾敏雄、谷崎潤一郎、小島信夫、村上春樹、三島由紀夫といった6人の「男流」作家の作品をばっさりと斬る文学論。上野千鶴子、小倉千加子、富岡多恵子といったフェミニストとして有名な(?)三人による文学論対談です。
今でいう、「メッタ斬り!」みたいなもんなんでしょうか。

私は実はここで扱われている作品の中では「ノルウェイの森」(村上春樹)しか読んだことないのです。「文学作品」とは縁遠いもので。
その「ノルウェイの森」だって、中学生くらいの時に読んだものなのでほとんど憶えていないし。(当時の印象は、濡れ場が多いな…これがオトナの小説なのか…ってものでした)

なので、知らない作品の文学論読んでもつまらないかなと思ったのですが、けっこうおもしろく読みました。会話だから読みやすいしね。けっこうばっさりいってるんだけど、私は痛くもかゆくもないから、あははそんなもんなんですか、という感じで。(好きな人だったら嫌でしょうけど)

これを読んでも、その作品を読んでみたくなるかというとまったくそんなことはないですね。
「死の棘」(島尾敏雄)は、以前新聞で書評を目にした時に読んでみたいなと思っていたのですが、これを読んだらもうお腹いっぱいな気がしました(笑)
うーん、でもやっぱり読んでみたいかな?(先日、ミホさん亡くなられましたね)

印象的だった言葉は、どこらへんだったか忘れてしまったので正確な引用できませんが、「こんなに受身だってことを自覚してる女は受身なんかじゃありませんよ」でした。そうなんですか!?

それから驚いたのは、時折顔をのぞかせてするどい質問などをする編集者の方が、藤本由香里さんだったこと。この方、現在は少女漫画の評論などされていますよね。こんなお仕事されてたんですね。


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