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「天空聖龍 3」山口美由紀
2007年01月06日(土)
白い膜に覆われ、繭のようになり意識を失ったカナン。サンワの庄に連れ帰り、眠り続けるカナンをラムカは見守る。そして、カナンが脱皮して…。記憶のほころびが少しずつ現れ始める。

雑誌の方読んでしまってるので、わくわく感は薄いんですが、少しずつ隠されていた過去が浮かび上がってくる過程は、読み直してもおもしろいです。
そして、かわいいと評判の、脱皮後のカナン。ラムカさんに対するカナンの態度が、乙女心をくすぐります。
あと、動物もやけにかわいい。ひつじとか。
「中庭の出来事」恩田陸/「子育てちゃちゃちゃ!」うぐいすみつる
2007年01月05日(金)
ホテルの中庭で毒を飲んで亡くなった気鋭の脚本家。上演されるはずだったひとり芝居の候補者である3人の女優。舞台として活用されている廃駅を訪れる二人の男性。
様々な場面が交錯する、不思議なミステリ。


友だちが読んで、イマイチだったというので譲り受けました。あらすじ読んだ時から、「夏の名残の薔薇」と「ユージニア」混ぜたみたいな話だなと思ってたんですが、それにプラス「チョコレートコスモス」って感じ。思ったより、舞台のシーンが多かったです。
私が思ったのはもうちょっと筋があって、最後にあやふやに終わるっていうタイプだったんですが、最初から最後まで混沌としてる話でした(笑) でも思ったより最後がまとまってた。好きなまとめ方ではないけど。

でもねえ、まあ、いいんですよ!
私は彼女の文章が大好きなので。読んでられるのがしあわせだから。
最初の方の、坂を歩きながらボタンが取れたことに気づく場面が、何度か微妙に変えながら繰り返されるじゃないですか。あのあたりとか、好きですね。
女優によって、同じシーンが違う語り口で語られているのもおもしろい。微妙な変え方が、いいんですよ。

ちょっとしたものの見方なんかも、大好きです。
「あんたに一言で俺のことを言い表されるのは、きっとあんまりいい気分じゃないですね。誰だって、自分を一言で片付けられるのはいやだろうけど」とか。
たとえばワイドショーとかで、亡くなった人や容疑者を、近所の人だとかが「あの人は○○だった」とか言ってるのが、私はすごく嫌いなんですよ。そういうちょっとしたところで、あーそうだよねーって共感してしまう。

あとね、彼女の文章を読んでいると、なんとなく頭の中がそういう文体になってくるんですよねー(笑)
ちょっと芝居がかった感じで。
そういう自分がおもしろいから(笑)、彼女にはたくさん書き続けていただきたいものです。

でも、この本はイマイチ(笑)
★★☆



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「子育てちゃちゃちゃ!」うぐいすみつる
タイトルどおりの実録子育て漫画です。
「子供好きな人、子育てにちょっぴり疲れた人…みんな元気になれるハッピーコミック!!」と帯に書かれてるのですが…それはなんか違うんじゃ…。
だって、ほとんどずーーっと怒ってますよ、お母さん?(笑)
いや、おもしろいんだけど、子育てってほんと大変なんだろうなあとしみじみ思わせられますよ?
…まあ、そういう漫画です(笑)



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