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「町長選挙」奥田英朗 2006年11月19日(日) 精神科医の伊良部先生が活躍する(?)シリーズ第三作。閉所暗所恐怖症の球団オーナーを描く「オーナー」、ひらがなアルツハイマーのIT企業の社長「アンポンタン」、アンチエイジングに取り付かれる女優「カリスマ稼業」、島を二分して町長選挙に挑む「町長選挙」の4本。 「オーナー」と「アンポンタン」は、あまりにもモデルが明確すぎる。「カリスマ稼業」も具体的に誰というのはわからないけれどすごくありそうだし。 あまりに現実に即しすぎていて、それをわざわざ小説として書き直す意味がわかりません。 読んでいてもさっぱりおもしろいと思えなかった。 ★★ |
「三谷幸喜のありふれた生活5 有頂天時代」三谷幸喜 2006年11月18日(土) 朝日新聞に連載されているエッセイをまとめたシリーズの5冊目。今回おもしろかったのは、とび(犬)が耳をかまれて怪我をする話。とびが頭を振ったために夫妻は血しぶきを浴びて、金田一映画の犯人のような形相でその場に立ちつくしたというのがおもしろかった。想像できてほんとにおかしい。 それから、タイゾー議員に関する考察。真面目な顔で面白いこと言った方がもっと面白いというのは高度な心理ですよね。しかも添えられている似顔絵がなんとも言えずおかしい。 似顔絵はその他にも傑作がいくつもあります。見るだけで、あの人だ!とわかり、しかもぷっと笑ってしまう。こんな単純な線のみでそれだけのものを描けるってすごいことです。 |