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「不美人論」西研・藤野美奈子
2006年10月10日(火)
西研さんは哲学者。藤野美奈子さんは漫画家。
ブスが社会で受ける理不尽な差別(?)を、赤裸々に語る対談集。

そうだよなあ、と思うこともあるんだけど、そうだったのか!と目からウロコが落ちる…というようなことはなかった気がします。
って、何を求めているんだ、私は(笑)
男の人(もしくは美人)は、おおっと思うものなんでしょうか。

現代は役割関係での承認が得られにくくなっているというのは、そうだなと思いますね。
自分の代わりなんていくらでもいるからねー。
★★★
「銃とチョコレート」乙一
2006年10月09日(月)
「GODIVA」と記されたカードを残して財宝を盗んでいく怪盗ゴディバが世間をにぎわせていた。それに対抗するのは、名探偵ロイズ。ロイズは子どもたちの憧れだった。
父を亡くしたばかりの少年リンツは、父に買ってもらった聖書にはさんであった地図に、ゴディバが残したカードと同じ絵が描かれていることを知る。リンツはロイズに手紙を書く。そしてロイズが会いに来てくれて…。

という、ミステリーランドにはぴったりの展開ですね! …最初のうちは(笑)
途中からだんだんブラックになってきて、にやりとさせられます。その後の展開も、二転三転。ワクワクしながら読みました。
なかなかおもしろかった!

しかし、アレですね。これはジュニア向けのシリーズですよね。
こんなブラックな話を読ませちゃいかん、とはまったく思わないけど、これはオトナが読むから楽しいんじゃないのかな。
つまり、「オーソドックスな展開ならこうなる」というのが裏切られていくから楽しいと思うわけで、そういうのがなかったら、へんな話って思うような…。ま、そういう読書体験も素敵だと思いますが。

それからね、やっぱりなんでもないんだけど、ほろりと泣かせるんだよなあ。うまいなあ。
タイトルもいいね。
★★★★


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