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「砂の上の楽園」「孤島の姫君」「笑わない人魚」今市子/「楽楽」「喜喜」「酒ラボ」宇仁田ゆみ
2006年08月15日(火)
「砂の上の楽園」「孤島の姫君」「笑わない人魚」今市子
「砂の上の楽園」
砂漠の中にあるオアシス国家を舞台にした表題作。
王の暗殺を命じられたアシラーは、砂漠で不思議な女と出会う。不思議な伝説の生きる国。身体の弱い、若き王とその弟の婚礼。
さまざまな人間の運命が絡み合う。
絡ませ方もまとめ方もうまいなー。
最後のイライザの笑いがおもしろかった。

表題作の他、ホラーテイストの3編を収録。こちらは現代もの。
うーん、ちょっと不思議で怖い話の描き方がほんとにうまい。


「孤島の姫君」
ファンタジーが2編と、コメディータッチのものが何本か。
「遺影がない!」とかおもしろい。
「沈黙」はファンタジーで、森で隔てられた二つの国を描いたもの。長い間断絶している間に、大きな違いが出てしまった…という設定の使い方がおもしろい。


「笑わない人魚」
BLだった。
うーん、なぜだろう、イマイチわかりにくい。みんな顔が似ているせいか?


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「楽楽」「喜喜」「酒ラボ」宇仁田ゆみ
「楽楽」「喜喜」は初期の短編集。
青年誌掲載の作品集ということで、割りとあっけらかんとした恋人同士の話なんかが載ってます。
まあ、これはこれで…。


「酒ラボ」はどういう企画だったのか、農業大の研究室で酒造りをする学生の話です。
ちゃんといろんなエピソードを盛り込んであるんだけど、イマイチ入りこめないうちに終わっちゃった…って感じです。これだけの登場人物を活かすには、もう少し巻数が必要だったということかもしれません。
「花と惑星」谷川史子
2006年08月14日(月)
オムニバス形式で少女の恋を描く1冊。
彼女の描く女の子は、健気で等身大で、とてもかわいい。
ほんわりとする1冊です。
一時期、路線がちょっと変わった感じだったけど戻りましたね。


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