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「銀河鉄道999」松本零士
2006年06月20日(火)
文庫版全12巻。
星野哲郎は、機械の身体をもらうために、メーテルと銀河鉄道999に乗り旅を続ける…。

という、私が説明するまでもなく非常に有名なこの漫画。
私も子どもの頃テレビっ子だったので、アニメよく観てました。(主題歌は名曲だ!)
今回、友だちが(だいぶ前に)貸してくれたので一気読み。

あらためて読んで思ったのは、すんごくいい加減な設定で描かれてるんだなあ…ってことでした。全編を通しての機関車の態度の一貫性のなさだとかねえ。あまりにも全体的に古すぎるし。

夜空をSLが走っていくのは、子どもの頃観て、確かにロマンだった。
でも、今読んでも色褪せないかと言うと……私にとっては…うーん……。
「薬指の標本」小川洋子
2006年06月19日(月)
「薬指の標本」と「六角形の小部屋」の二編を収録。

「薬指の標本」
サイダー工場で働いていた私は、事故で薬指の先端を怪我してしまい、仕事を辞める。新しい仕事先は標本室。標本技術士が、客の持ち込むものをなんでも標本にする。私はそこでの受付や接待などをこなす。

小川さんの本を何冊か読んで、なんとなくわかってきました。こういう世界が好きなんだなあって。
乾燥して小さなものが整然と並んでいる世界。大切なものを閉じ込めておきたい気持ち。
わからないでもないなあ…。


「六角形の小部屋」
ミドリさんという女性を追いかけるうちに私がたどりついたのは、「語り小部屋」。
その場所ではさまざまな客がさまざまなことをその部屋で告白し、帰っていく。その話を聞く者は誰もいない。
私の打ち明けた話は、恋人だった男性と別れることになったきっかけ。理由もなく芽生えた憎しみの感情。

自分の中に突然に芽生えた感情に対する気持ちが、わかってしまうのがつらいところ…。
こういう話も書かれるんだ、というのが少し意外でした。
★★★


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