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「新・花のあすか組! 1〜3」高口里純
2005年10月08日(土)
友だちに借りた漫画第四弾。
昔、紫色のコミックスだった頃、同じ友だちに借りて一気読みしました。
全中裏と呼ばれる、中学生の少女をメインとした組織の抗争の話なので、自分だけだったら手を出さない漫画だったのですが、借りてみたらとてもおもしろかった。
弱かった少女が強くなっていくのとか、依存や信頼、それからゲーム的な駆け引き、それから時代がかった組織の構図とかもこれはこれでおもしろい。

これは今現在も連載中の、あすか組の続編だそうです。
アマゾンのレビュー見てみたら、みなさん酷評でしたが、こんなもんじゃないのかなあ(笑)
変わってないなあと思いました。
「夏目友人帳 1」緑川ゆき
2005年10月05日(水)
この世ならぬもの、妖怪の類が見える少年、夏目。同じように妖怪を見ることができ、強い力を持っていた祖母レイコが残した「友人帳」を求めてやってくる妖怪たち。友人帳は、妖怪の名前が記された契約書のようなものなので、名前を縛られた妖怪は自分の名前を取り返しにやってくるというわけ。夏目は彼らに名前を返し始める…という話。

妖怪たちはみんな、ぞっとする怖さがあり、思わず笑ってしまうコミカルさがあり、ほろりとさせられる哀しさがあり……情がわいてきますね。
笑えて泣けて、最高です。
名前を返すシーンは、絵が毎回とても色っぽい。ニャンコ先生の実の姿がほんとに優美なのにもびっくりしてしまった。
どうして妖怪の名前ばかりを集めたものが「友人帳」という名前なのかが、また深いですね。

夏目の用心棒を名乗りつつも、ことあるごとに食おうとするニャンコ先生(一見まねき猫)は、うしおととらの関係ですね。
他の人には見えないものが見える人間の悲哀という点では、死と彼女とぼくをお好きな方にもオススメかも。
妖怪が自分の名前を取り返しに来るというのは、どろろを思い出させるし。
…でも、本書はそのどれにも負けない傑作だと思います、私は。

コミックスが出るのをとても楽しみにしていた作品ですが、期待を裏切りませんでした。
★★★★☆


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