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「木霊」田口ランディ 2005年07月18日(月) 周りと違和感を覚える少女の寓話的な短いストーリーと、グロテスクでありエロティックでもある点描のイラストとのコラボレーション。大人の絵本て感じでしょうか。少女が取り残されていく様子が、ほんとに淡々としていて、寂しい感じがしないんですよね…。 でも、お母さんとのシーンはじーんときました。 これ、乙一が書いたら、泣かせるんだろうなあと思ってしまいました。(泣けたらいいってものでもないでしょうが) 私としては、終わり方がちょっと教訓めいてるのがなんだかすっきりしませんでした。 私が説教されるの厭なだけかもしれませんけど。 なんというか、ゲゲゲの鬼太郎のストーリーに、現代人が森林伐採とかで乗り込んできちゃったよーみたいな。 個人的には、そういう現実を感じさせられるのが苦手でした。 |
「φは壊れたね」森博嗣 2005年07月17日(日) S&M、Vシリーズに続く新シリーズ。Gシリーズというらしいです。なんのGなんだろう…。萌絵は出てきます。国枝先生も出てくるし、犀川先生も電話でちらっと。でも主な登場人物になるのは山吹、海月、加部谷(大学生と大学院生)あたり。 今回は密室殺人事件。アパートの一室で宙吊りにされて刺された遺体。遺体発見の様子はビデオに録画されていた…。というもの。 相変わらずな森テイストです。 しかし、終わり方が…いつにも増して、なんだそりゃ………って感じです。 らしいといえばらしいんですが、私としてはこれは推理小説だと思ってるので、そこで終わられるのはなあ…と思います。 この先もずっとこんな感じなのかなー。 ま、彼の小説は全体じゃなくて細部を楽しむものだと思ってるので、この先も読みますけど。 ★★ |