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「死神の精度」伊坂幸太郎
2005年07月16日(土)
死神を主人公にした連作短編集。
「クールでちょっとズレてる死神」とか書かれてますが、いやほんとに。淡々とした語りがいいです。
不慮の死を迎える予定の人間の下に現れ、一週間の調査期間で、予定通り死ぬことが可であるか、見送りであるかを判断する死神。彼はその時々によって姿が変わり、音楽が大好きでCDショップに入りびたり、そして彼が仕事をする時はいつも雨が降っているため晴天を見たことがない。
そんな死神が出会う6つの物語。本格推理小説っぽい雪の山荘があり、ロードノベル風あり、恋愛小説風あり。
どれも味わい深いものでした。最後の1編のシーンでは、なんともジーンとしました。映像がないのに伝わってくるのはすごいよね。

「恋愛で死神」に出てくる、「自分と他の人が同じことを考えたり、同じことを言ったりするのって、すごく幸せに感じるんですよ」には同感。ロビンソンだね。
★★★☆
「十二秘色のパレット 2」草川為
2005年07月13日(水)
2巻が出ました!
南海の孤島オパル。触れたものから色を奪い、他のものに色を移すことができる特殊技能者のことをパレットという。パレットは、美しい羽を持つ鳥とペアを組み、色鮮やかな品々を生み出す。
セロは、パレットの学校に通う少し落ちこぼれな女の子で、グエル先生は校医。グエル先生はセロが失敗した色をいつも消してくれる仲。
男の校医といえば、蓮川先生なんですが(笑) それはともかく。
グエル先生が素敵なんですよー。無表情で淡々としてて、部屋に牛が踏み込んできても、「……ワーオ」だけなんですよ(笑)
でもお茶目さん。「ビバウカツ」がかわいい(笑) 父親気取りのヨーヨー(セロとペアの鳥)につつかれてるのもかわいい。父親気取りなヨーヨーもかわいいけど。や、恋人気取りなオルガ(グエル先生の鳥)もかわいいよね!(笑) 射程距離が素敵。
そんな射程距離を保った二人がいい感じです。今後も楽しみ。


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